瀬戸内海国立公園指定90周年を記念し、本州四国連絡高速道路(神戸市)と岡山、香川県は11月9、10の両日、瀬戸大橋の普段は入れない管理用通路を歩く「バックヤードツアー」を開く。10月11日まで参加者を募っている。 瀬戸大橋を構成する六つの橋のうち岡山側から四つ目の与島橋(長さ850メートル)が会場。瀬戸中央自動車道与島パーキングエリア(坂出市)から遊歩道で与島橋へ移動し、多島美やJR瀬戸大橋線を堪能しながら管理用通路を往復する。本四高速社員が案内し、鋼鉄を三角形に組み合わせた「トラス構造」と呼ばれる橋の特徴や維持管理などを説明する。 各日午前10時、同10時半、午後1時半、同2時の4回実施。定員は1日につき100人で、時間は主催者で割り振る。応募多数の場合は抽選。中学生以上が対象で、中学生は保護者の同伴が必要。2千円。 本四高速は「実際に現地を訪れて橋を身近に感じ、特殊な構造をいろいろな角