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大谷翔平
bluenote-club.com
WHAT’S NEW 「とんでもない才能」ジェイムズ・フランシーズが送り出した新作『Purest Form』とは 2021 年 6 月 4 日 (C)Shervin Lainez アメリカのヒューストンにHigh School for the Performing and Visual Arts (通称HSPVA)という高校がある。1971年設立のこの学校は音楽からダンス、演劇、絵画や彫刻、映像、執筆など、総合的なアート系の教育を行っている。ここからR&Bシンガーのビヨンセをはじめ、ジャズ・ピアニストのロバート・グラスパー、ジェイソン・モラン、ドラマーのクリス・デイヴ、ジャマイア・ウィリアムスといったミュージシャンが輩出されたことで、大きな注目を集めた。他にもケンドリック・スコット、ウォルター・スミスⅢ、マイク・モレノなど、2010年代のジャズシーンを代表する数多くの才能が輩出され、ヒュー
ダイアリー ゆっくり、だけど、確実に。 〜福盛進也 音楽半生記〜 (第22回) 2019 年 12 月 16 日 2019年に創立50周年を迎えたドイツの名門ECMレーベル。そのECMから昨年デビューを飾った日本人ドラマーの福盛進也。 15歳でドラムを始め、17歳の時に単身で渡米。その後、ブルックヘブン・カレッジ、テキサス大学アーリントン校を経て、バークリー音楽大学を卒業。10年間のアメリカでの活動後、2013年に拠点をミュンヘンに移し欧州各国で研鑽を積み、遂に念願のECMデビューを飾った福盛進也が、これまでの歩みを自ら綴る連載企画。 【第二十二章】―The Foo Birds― 僕はビッグバンドが大嫌いだった。 ブルックヘブン・カレッジには昼だけでなく、Night Time Lab Bandというものがあった。毎週水曜日の夜に集まり演奏をする授業。人数は14、5人からなり、いわゆるビッグ
ダイアリー ヒップホップ/R&Bの聴き方をも変えたムック本「Jazz The New Chapter」の出版5周年-現在進行形ジャズの最新コンピ『Jazz The New Chapter Ternary』 2019 年 11 月 27 日 文:小熊俊哉 ムック「Jazz The New Chapter(以下JTNC)」の5周年を記念して、新しいコンピレーションがリリースされた。ユニバーサル ミュージックからのシリーズ3作目にしてCD3枚組ということで、3の数に基づく「Ternary」と名付けられた本作は、歴史の縦軸と横軸――100年を超えるジャズの歩みから、同時代における他ジャンルとの相互影響まで見渡しながら、ジャズが時代の音楽となった2010年代のハイライトを提示している。質とボリュームを兼ねた全34曲は流れも秀逸。ベスト・オブ・ベストな集大成であり、入門編としてもBGMとしても文句なし
「ロバート・グラスパーは若い世代のジャズミュージシャン達のリーダーだ」 これは2018年の東京ジャズでハービー・ハンコックがロバート・グラスパーをサプライズ・ゲストとしてステージに迎えるときに言った言葉だ。 1978年アメリカのテキサス州ヒューストン生まれ、ゴスペルシンガーの母のもとで生まれ、幼いころから教会でピアノを弾き、時に母の伴奏をしていたロバートはジェイソン・モランやクリス・デイヴを輩出したヒューストンの地元の名門高校ハイスクール・フォー・パフォーミング・アンド・サ・ヴィジュアル・アーツへの進学。マイク・モレーノやウォルター・スミスⅢらと学び、キース・ジャレットやチック・コリア、オスカー・ピーターソンを研究しジャズの基礎を学び、その才能を一気に開花させる。 その後、NYへ移住し、ブラッド・メルドーを輩出した名門ニュースクール音楽院へ進学。同窓にキーヨン・ハロルド、ホセ・ジェイムス、
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