スマートフォンの普及や通信技術の発展によって、ITは音楽や映像などのデジタルコンテンツを楽しむためのものから、より多くの消費者の生活を便利に、そして豊かにするツールとして進化を遂げつつある。この連載では企業のウェブでの取り組みを通じて、それぞれの領域におけるテクノロジの持つ可能性について考える。 今回のテーマは“食品”。いまではスーパーマーケットを展開する小売各社がネットスーパー事業にも参入し、食品や日用品をネット経由で買う人も徐々に増えてきているが、実は日本で初めてネットスーパーを開始したのは西友であることをご存知だろうか。 大手スーパーマーケットの西友は、実店舗から近隣エリアへ生鮮食品などを配送する日本初のネットスーパー「SEIYUネットスーパー」を2000年に開設。本やCDと比べるとネットで食品を買うことに抵抗を持つ人もいるかもしれないが、SEIYUネットスーパーでは日ごろ通っている
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