Tanibe Tetsushi @t_tetsushi 「努力すれば報われる」に代表される、世界は正しく動いているはずだという考え方を公正世界信念といい、この信念が強い人ほど、少数者や弱者への否定的な態度を持ちやすい。という話を知ったときは、社会心理学を学ぶ中で一、二を争う衝撃だった 2012-06-03 22:43:21
2012年8月10日に、スペイン語圏の図書館員等によるTwitter上のイベントが開催されるようです。このイベントは、ハッシュタグ(#biblioteca:スペイン語で「図書館」)を付けたツイートを数多く発信することで、Twitterの「世界中のトレンド」にそのハッシュタグを表示させて、図書館を可視化させようと始められたものです。4回目となる今年は、「図書館の価値」をテーマに、参加者それぞれの所属館での取組みやその結果について、議論や紹介が行われるとのことです。 #biblioteca en Twitter… 2012 http://bibliotecaentwitter.blogspot.jp/p/2012.html La #biblioteca se tuitea contigo… ¿y tú con ella? (4ª edición)(JuliánMarquina… 2012/8/
松尾匡さんから、松尾さんの「リスクと決定から社会主義を語る」という掛け合い漫才風の絶妙な社会主義論を含む社会主義理論学会編『資本主義の限界と社会主義』(時潮社)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。 http://www.jichosha.jp/cl04/detail/470 松尾さん自身がご自分のHPのエッセイでこう紹介していますので、それを引用しますと、 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__120729.html ここの最後の章がボクの章で、ベテラン「革命家」の「南天南八(なんてんなんぱち)」と、アイドルの女子大生「下原千恵(げばらちえ)」の掛け合いという形式で書きました。国営指令経済で特権と粛清が発生するのはなぜか、ソ連・東欧経済が私有資本主義になった理由、なぜコルホーズ制をとったか、労働者自主管理企業で内部資金で蓄積すると年功制や会員
本書は、戦後の日本外交を、対米従属派と自主独立派の抗争という視点から捉えたものである。我々がふつう信じ込んでいるより(あるいは信じ込まされてきたより)、米国の占領政策がいかに我が国の深部にまで及んでいるか、また独立後もいかに長く規定し続けているかを、克明に証明するものとなっている。 しかし、そのような粗筋や結論的主張を紹介するだけでは、この本の魅力は伝えられないだろう。むしろ、外交を実際に担う個々人の行動がどのような結果と結びつくかという細部を描くことによって、外交のケース・スタディーとして多くの教訓に満ちたものになっていることが、本書の特徴なのだ。 たとえば、つい先年(2010)ウィキリークスによって暴露された米国外交文書の中で明らかになった、2008年駐日イラン大使と駐日イラク大使の会談のエピソード(p−104)。それは、イラク大使から駐日米国大使館を通じて、国務省に報告されていたもの
2012年08月08日22:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 自分の、自分による、自分たちのための働き方 - 書評 - ニートの歩き方 ニートの歩き方 pha 出版社経由で著者より献本御礼。 一言で言うと、ニートは働き者だという一冊。 極論してしまえば、NEET=Not in Education, Employment, or Training とそうでない人の違いは、誰のために働いているかの違いでしかない。 もし人様のために、人様に言われて働くのがだるいと感じたら試してみるといい。自分のために、自分の心の声に従って働く素質と覚悟が自分にあるのか、を。 本書「ニートの歩き方」を読んでも、ニートとして歩けるようにはならない。あなたがすでにニートとしての歩き方を知っている、いやニートとしての歩き方を知る方法を自分の内に持っていない限り。看板に偽りありといえばそれまでではあるけれ
東京の街中を歩く東小雪さん(右)とパートナーのひろこさん(2012年6月2日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【8月7日 AFP】知的で歯切れの良い話し方、スリムなルックスの東小雪(Koyuki Higashi)さん(27)は多くの日本人男性にとって魅力的で結婚したいタイプの女性だろう。けれど東さんは、自分が結婚することはないだろうと考えている。理由はレズビアンだからだ。 欧州を中心に先進国の多くでは同性婚に寛容な姿勢が広まり、米国のリベラルな州でも徐々に認められつつある現状とは裏腹に、日本、そしてアジアの多くの地域で同性婚が人々の意識に上ることはない。 しかし大統領選の年を迎えた米国で先ごろ、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が慎重ながらも同性婚への支持を表明し、太平洋の反対側の保守的な日本にも希望の光が射し始めた。 「アメリカの大統領が、アメリカではこ
労働調査会のHPに載っている「労働あ・ら・かると」に、日本人材紹介事業協会の岸健二さんが「成功した起業家が陥る‘ブラック企業’への道」というエッセイを書かれています。 http://www.chosakai.co.jp/alacarte/a12-07.html ・・・今年は、なぜか相談に応じた方々が皆「自分が勤めた企業はブラック企業なのではないか?」という疑問を抱いてのご相談でした。 ・・・ご相談者の勤務先はいずれもここ10年20年で起業から急成長し、中には上場を果たした企業もあります。お話に共通するのは、創業者が経営陣として君臨しており、「創業時の起業家精神を忘れるな」と良く口にしているということです。もちろん企業を立ち上げ、発展させていく精神力をはじめとした様々な努力には、本当に心から敬意を表するものですが、困ってしまうのは、「創業時には、小さな賃借事務所に寝泊まりして、家には帰らず頑
今年*1、ユーロ圈の緊縮策に対して、ギリシア、またそれほどではないにせよアイルランド・イタリア・スペインでも、抗議行動が繰り広げられた。こうした状況のもと、2つの筋書きがその正統性を主張して、顕わとなった*2。その1つである体制側から広汎に流布された筋書きは、危機から政治性を抜き取り、それを自然な状態として一般化するというやり方であり、政治的選択に根拠を据えた意志決定ではなく中立的な財政金融の論理が求める必要性として、調整手段を提示するというものである。経済の安定には苦い薬の服用が必要だ。簡単に言えば、これである。もう1つの筋書きは抗議する労働者や学生そして年金生活者から提示された筋書きであり、それは、緊縮策を国際的な金融資本が福祉国家の最後の残滓を廃止するために繰り出した試みと捉えるというものである。こうした状況でIMFは、前者から言えば、規律と秩序を担う中立的な担い手と見なされ、後者か
『日本2.0 思想地図β3vol.3』に掲載の「文学2.0 余が言文一致の未来」(市川真人)読了。メインの分析対象として取り上げられている国民的マンガ『ONE PIECE』を読んでいないばかりか、そもそも最近の小説や文芸批評にもほとんど目を通していない私のような者にもわかりやすく、かつ刺激的な論考だった。 主要テーマである「隠喩から換喩へ」は、個人的には既視感があったのだが、そのことで一層テキストが興味深く読めた。これについては後で述べたい。 15章46ページに渡る論考全体の論旨をまとめるのは私の手には余る*1 ので、「隠喩と換喩」を中心に述べられた10章あたりまでを、テキスト参照しつつざっと復習してみる。 1、『ONE PIECE』が少年ジャンプに掲載されたこの15年、20世紀末から21世紀初頭にかけては、「言説とその流通をめぐる環境」が急速に変化したが、明治の一時期にも似たような変化が
石原東京都知事が尖閣諸島購入の意向を明らかにしたことで、日中間の緊張が増しています。このやっかいな問題について目新しい提案ができるわけではありませんが、ここではなぜ領土問題の解決が困難なのかを考えてみましょう。 国家のもっとも重要な役割は、国民のために「国益」を守ることだとされています。当然だと思うでしょうが、「国益とはいったいなにか」を問われるとこたえに窮してしまいます。 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題では、参加を阻止することが日本の国益だと主張するひとたちがたくさんいます。彼らの主張では、TPPはアメリカの陰謀で、日本が加盟すれば農業は壊滅し、医療保険は崩壊し、金融市場は外資に乗っ取られてしまうのです。 それに対して、TPPに参加することが日本の国益だというひとたちもいます。彼らは、市場がますますグローバル化するなかで日本だけが貿易自由化に反対していては、いずれ世界の孤児にな
すこし前の本だが、興味深いデータを見つけたので紹介したい。 ハーバード・ロー・スクールを卒業後、日産自動車法規部などを経て、東京大学大学院(法学政治研究科)で教鞭をとるダニエル・フットは、「アメリカ人は訴訟好き」「日本人は訴訟嫌い」という“常識”に疑問を持った。 フットは、『裁判と社会―司法の「常識」再考』のなかで、日本(2000年)、アメリカ(2001年)、中国(1995年)で行なわれた大規模意識調査を例に挙げる。 質問者はまず、以下のような3つの仮想事例を提示した。 【友人との紛争】ある人が友人に1カ月分の給料にあたる金額を貸しましたが、返済期限がきても友人はその金を返そうとしません。友人と交渉しても、友人はその金を返しません。その場合、その人が次の行動をとることをどう考えますか? 【電器屋との紛争】ある人が電器屋から1カ月分の給料にあたる価格の電気器具を買ったところ、それは不良品でし
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2006.07.05 中田くん、パスは通ったのかい。 (12) カテゴリ:ヒラカワの日常 サッカーの中田選手が引退した。自らのホームページで、 「新たな自分発見の旅に出る」旨の引退宣言を公表したのである。 いさぎのよい決断であるという賞賛と、 まだまだ数年はトッププロとして十分やれるのに といった引退を惜しむ声がマスコミを賑わせた。 彼の引退は概ね好意的な承認というかたちで 迎えられたように見えた。 中田という選手が日本選手の中で頭一つ 抜きん出た技量の持ち主であったということは、 多くの専門家が認めるところで、俺もその通りであっただろうと思う。 しかし、俺の本心を言えば、彼の現役時代のプレイスタイルを テレビで見ていていつも何か釈然としないものを感じていた。 そしてこの度の引退声明を読んで、それが何であったかについて すこし分かったような気がした。 彼が自分のホームページで言っていること
荻上 「復興アリーナ」では、東日本大震災での各メディアのさまざまな取材・活動などを検証したうえで、あれこれダメだったと叩くのではなく、「次の災害」の際に参照できる教訓を残していければと思っております。ウェブロンザとのコラボ企画ではありますが、新聞社の垣根は無視して、様々な記者の方にお話を伺っていきたいと思っております。 今回の震災では、毎日新聞社ももちろん、被災地ならびに原発事故の周辺区域などで取材を行い、発信をしてきました。そこで、小川一記者にお話を伺います。 ■原発事故報道におけるジレンマ 荻上 最初に伺いたいのは、今回の震災の際に、毎日新聞社、および小川記者ご自身が、どのような活動をどのようなタイミングで試み、その活動をどのように評価しているのかという点です。 小川 このような企画にお声がけいただき、嬉しく思います。まず全体的なことをお話しましょう。毎日新聞社は、震災後はすぐに対策本
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