国立国会図書館は、令和4年12月21日に、国立国会図書館デジタルコレクションをリニューアルします。 リニューアルにより、全文検索可能なデジタル化資料が増加するとともに、閲覧画面が改善されます。 詳しくはプレスリリースをご覧ください。 新しくなった国立国会図書館デジタルコレクションをぜひご活用ください。 プレスリリース(PDF: 972KB)
Published 2022/01/16 16:59 (JST) Updated 2022/01/16 17:17 (JST) 絶版本など入手困難となっている貴重な書籍や資料をインターネットで閲覧できるサービスが、5月から国立国会図書館のウェブサイトで始まる。現在は同館や他の図書館に足を運ばねばならないが、自宅のパソコンやタブレット端末でも見られるようになる。 国会図書館が保有する「入手困難資料」のうち、電子データ化が済んだものが対象。漫画や商業雑誌などは除外される。本人確認のため身分証明書を示し、個人として同館の利用登録をすることが必要となる。サービス開始当初は閲覧機能しかないが、不正コピー対策を講じた上で来年1月には印刷できるようにする予定。
この前紹介した市瀬英俊「夜の虹を架けるー四天王プロレス」を読み終えた。800ページ以上の大著で、自分ももう少し読むのに時間がかかると思ったのだが、「面白い」という理由だけでザクザクと読み進んでしまった。また文章で紹介された多くの試合が自分にとっても映像や当時の特集記事の文章が、ありありと浮かんでくるようなエポックメイキングな試合ばかりだったので、 そういう点でも読みやすかったのかもしれない。 ただ、 後でこの本全体の感想を書きたいとは思うけど、その前に、あとがきに大変衝撃的な一文があったので、 そのことを紹介し、多くの人に状況を共有してもらいたいと思う。 それは以下の通りだ。(あとがき821-822p) 夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」 作者: 市瀬英俊出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2019/02/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを
国立国会図書館は6月22日、国立情報学研究所(NII)の論文検索サービス「CiNii(サイニー) Articles」に収録されていた論文の収集・保存を始めたと発表した。NIIと連携し、「論文データ長期保存と公開のために連携して取り組む」としている。 学会・協会が国会図書館による保存を希望する論文と、発行終了や編集元の解散などで学会・協会から公開されない論文など、合計約380誌・100万件が対象。準備が整ったものから順次、「国立国会図書館デジタルコレクション」でWeb公開する。 22日から、第1弾となる29誌・5149 件の論文データを公開した。CiNii Articlesの検索結果からリンクをたどって論文データを見ることもできる。 CiNii Articlesは、論文などの学術情報で検索できるデータベースサービス。紙の論文を電子化し、PDFデータを無料公開する国の事業「電子図書館事業」(N
iBooks Storeで「目で楽しむ日本の古典」特集ページが公開されています。 国立国会図書館に所蔵されている歴史的図書を電子書籍化したものが、無料で配信されています。 国立国会図書館デジタルコレクションで無料公開されている、著作権の消滅した古典籍(古書)です。 “約7万点の蔵書の中から、特によく知られている文学作品や挿絵の美しいもの”として、iBooks Storeでは580点が公開されています。 「古典文学」「絵で楽しむ古書」「昔の絵本」のジャンル別のほか、「すべてのブック」では全作品を閲覧できます。 特集ページ:目で楽しむ日本の古典(iBooks Store) ニュース解説 重要文化財に指定されている日本最古の刀剣書「銘尽」や、竹取物語、徒然草、源氏物語などラインナップされています。 テキストではなくすべて画像化されたもので、数十〜数百MBの容量があります。 国立国会図書館デジタル
当日は、まずワークショップの準備として、参加者に対してオープンデータやウィキペディア、デジコレなどに関する知識をインプットするため、短めの講演がいくつか行われた。最初に登壇したのは、UDCの実行委員であり、OKFJ(オープンナレッジファウンデーションジャパン)の事務局長である東修作氏。東氏は、東日本大震災において、政府・自治体のサイトに掲載されたデータを二次利用するために個々に許可を求める必要があったため、避難所情報を使うのに苦労した体験を例に挙げて、オープンデータやオープンガバメントの必要性について語った。さらに、オープンデータやオープンガバメントは「透明性の確保」「市民参画」「経済効果」などを実現するための手段のひとつであり、短期的に効果が出るものではない、とも語った。「オープンデータやオープンガバメントは、荒れ果てた原野に水が少しずつ行き渡って、少しずつ豊かになるようなものだと思って
2015年7月21日 近代デジタルライブラリーを終了し、国立国会図書館デジタルコレクションと統合します 国立国会図書館は平成28年5月末(予定)をもって、近代デジタルライブラリーのサービスを終了いたします。近代デジタルライブラリー(http://kindai.ndl.go.jp/)では、明治以降に刊行された図書・雑誌のうち、インターネットで閲覧可能なデジタル化資料を公開してきましたが、これらの資料は、国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/)で引き続きインターネットからご利用いただけます。今後も、戦前期刊行図書から順次著作権の処理を進め、インターネットから画像をご覧いただける資料を増やしていく予定です。 平成14年のサービス開始以来、長年にわたり、近代デジタルライブラリーをご愛顧いただきありがとうございました。 なお、近代デジタルライブラリー収録資料のU
こういうのに行ってきた。 第13回情報メディア学会研究大会発表パネルディスカッション「デジタル化を拒む素材とアウトリーチ」 http://www.jsims.jp/kenkyu-taikai/yokoku/13.html 既にTwitterまとめがある上に、この会では全体の録画映像があるらしい*1ので、xiao-2は安心して自分の印象に残ったところだけメモ。ゆえに普段にもまして読みづらい&正確性低め。みんな録画を見るといいよ。→以下はxiao-2の感想。 導入:司会 江上敏哲さん(国際日本文化研究センター) なぜデジタル化は進まないか。ユーザはどこにいるのか。 自分の所属は国際日本文化研究センター。海外での日本研究をサポートする機関。海外での日本研究において、デジタル化された情報が不足している。CJK(中国語・日本語・韓国語)のコンテンツのうち、紙だと日本語は中国語に次いでそこそこの規模。
ヘルシンキ中央図書館については、国際コンペの末、2013年6月にフィンランドの建築会ALA Architects of Helsinkiの作品“Käännös”が最優秀作品として選ばれていましたが、この案では、音楽やマルチメディアのワークショップスペースなどのほか、公共のサウナも設置するものとなっていました。これについて、その後、図書館長が難色を示していたそうですが、市の文化図書館委員会の議長(Johanna Sydänmaa氏)から、計画通り進める意向が示されたことが報じられています。 議長は、このサウナを、教育的なものであり、フィンランド文化促進の手段と捉えており、また中央図書館の可視性はフィンランドのサウナ文化を広げるうえでユニークな機会を提供するものだとの考えを示したとのことです。 New Helsinki central library to include sauna afte
国立国会図書館調査及び立法考査局が、国政課題に関する基本的な情報をさまざまな視点から提供する「基本情報シリーズ」のNo.14として、「わが国が未批准の国際条約一覧(2013年1月現在)」を刊行し、ウェブに掲載しました。これは2009年3月に刊行した「わが国が未批准の国際条約一覧(2009 年1 月現在)」以降改定を重ねて来ているものです。 条約の配列は、国際機関・国際会議別となっており、例えば、国際連合(UN)寄託条約の(D)には文化・学術・放送・通信・出版に関するもののリストが掲載されています。 調査資料 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/document/2013/index.html わが国が未批准の国際条約一覧(2013年1月現在)(基本情報シリーズNo.14、2013年3月付け) http://dl.ndl.go.jp/view/d
2012年8月13日、国立国会図書館は、「国立国会図書館デジタル化資料」において、著作権処理の終了した図書約1.6万点、古典籍資料427点、博士論文24点を新たにインターネット公開しました。これにより、現在インターネットで利用可能なデジタル化資料は約41万7千点となっています。なお、インターネット公開した図書は「近代デジタルライブラリー」からも利用可能です。 新規インターネット公開図書1.6万点リスト(CSV形式:Shift_JIS) http://kindai.ndl.go.jp/html-resources/shiryo_arekore_csv/kd_20120813.csv 新規インターネット公開古典籍資料427点リスト(CSV形式:Shift_JIS) http://dl.ndl.go.jp/html-resources/koten_20120813.csv 資料あれこれ:平成24
国会図書館でテレビやラジオの番組の収集・保存を始めるため、衆・参両院の議院運営委員会の理事らでつくる検討会は、必要な法律の改正案の骨子をまとめました。 国会図書館は、国内で発行された原則すべての書籍や新聞、音楽や映画などを文化的な資産として収集・保存していますが、衆・参両院の議院運営委員会の理事らでつくる検討会は、テレビやラジオの放送文化も後世に伝えるべきだとして、必要な法律の改正案の骨子をまとめました。 それによりますと、国会図書館がみずから番組を録画・録音し、当面、テレビは東京にあるNHKと5つの民間放送のそれぞれ地上放送と衛星放送を、またラジオは、首都圏のAMとFMの放送について、すべての番組を収集・保存し、コマーシャルも含めるということです。 そして、現在の著作権法の範囲内で番組を利用するため、国会図書館の中だけで視聴できるようにして、複製して提供することは認めないとしています。
近デジを少しだけ閲覧しやすく(α版) 近代デジタルライブラリー(近デジ)の資料をスワイプでページ移動して閲覧できます。 2012-05-07:近デジの「国立国会図書館デジタル化資料」への統合によりサービスを停止しました。 使い方 近デジ資料URLのドメイン名部分を"kindaidl.appspot.com"に置き換えてアクセスしてください。 例)夏目漱石『三四郎』 http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/886555/2 → http://kindaidl.appspot.com/info:ndljp/pid/886555/2 ブックマークレット この置き換えを自動化する近デジブックマークレットを登録しておくと便利です。 ブックマークレットをブックマークに登録。 Twitter等で見かけた面白そうな近デジ資料をブラウザで表示。 ブックマークレット
震災記録の共有化必要 研究者ら認識一致 仙台でシンポ 東日本大震災に関する資料を収集、保存する取り組みについて今後の方向性などを話し合ったシンポジウム 東日本大震災の写真、映像、文書を後世に残す官学民の取り組みに関する国際合同シンポジウムが11日、仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれた。研究者ら約200人が参加し、記録の収集、保存、活用策について意見を交わした。 東北大防災科学研究拠点とハーバード大の共催。阪神大震災をきっかけに「震災文庫」を創設した神戸大付属図書館の稲葉洋子情報管理課長は、講演で「震災文庫の存在を知ってもらい、利用してもらうことで資料提供につながった」と述べた。 東北大は、本格稼働したデジタルアーカイブシステム「みちのく震録伝」を紹介。国立国会図書館、大手インターネット検索サイト、河北新報社、宮城、岩手、福島3県の図書館なども、それぞれのプロジェクトを説明した。
国会図書館は年末年始にOPACの入れ替えをやった。その結果、ひどいことになった。 図書から雑誌記事まで全部検索するのがデフォルトなので、いちいち全解除しなければならない。それはまだよろしいが、スラッシュを入れての検索ができなくなったのである。 たとえば「文学」という雑誌を検索しようとして、普通に「文学」と入れたら、膨大な「文学時代」や「文學界」まで全部出てくるから、以前は「/文学/」とすればよかったのに、その機能が消えてしまったのだ。これはとんでもないことである。 電話して訊いたが、どうやらこの重大事態を全然理解していないらしく、私が「たとえば林秀雄という人を検索しようとすると、小林秀雄まで引っかかってくるわけでしょう」と言うと、「それはnot検索をすれば」と言う。分かっていないのである。そこで、「じゃあ林光って人はどうするんですか。小林光雄とかそういうのがみんな引っかかってくるんですよ」
国立国会図書館のNDL-OPACについて、こんな↓お話が……。(「司書の目と耳」さん経由で知りました) たとえば「文学」という雑誌を検索しようとして、普通に「文学」と入れたら、膨大な「文学時代」や「文學界」まで全部出てくるから、以前は「/文学/」とすればよかったのに、その機能が消えてしまったのだ。これはとんでもないことである。 国会図書館OPACの壊滅状態 2012年1月11日現在で確認してみたところ、「簡易検索」「詳細検索」の並びにある「検索式」を使うと、フルタイトルでの完全一致検索ができます。(前からあったのかどうかは知りません) たとえば、以下のように入力すると、「文学」という雑誌を検索できます*1。 TIT=文学 AND WTYP=雑誌 著者名の場合、標目形の都合で前方一致検索を使うしかないと思うので、「林秀雄」さんの検索は以下のようになるでしょうか。 AUTJ=林 秀雄* ただ、
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