前回の母からのメールの暴露により 旧友から 「久しぶりにKenのオカンと会ってみたいな。」 などというアグレッシブなメールが多く送られてくるようになってしまったので、ウチの母を紹介しておこうと思う。 ボクの家は共働きだったため、学校から戻ってくるとたいていボクと妹の二人で過ごすことが多かった。 いわゆる”カギっ子”だったのである。 カギっ子デビューのころはたいてい、リビングにメモが置いてあり 「○○時位には帰りますので、温かくして待っててください。」 という様な、母の愛情が読み取れる文面が丁寧な字で書かれていた。 ところがそんなカギっ子デビューも一周年を迎えるころになると、温かい文章はすべて 暗号の解読のように代わっていったのである。 どのような変化を遂げていったのかというと… まずメモはリビングから電話機横のカレンダーや冷蔵庫に貼られたメモに書かれるようになったのである。 まあ、母も忙し