福島第一原子力発電所(以下1F) 2011年の東日本大震災時、そこから放出された莫大な放射性物質は日本はもとより世界中にその汚染を拡散させてしまいました。 震災から8年目の2019年3月現在。4号機の核燃料取り出しは終了したもののまだまだ収束のめどは立たず、その道のりははるか遠くそして長い。 図は2019年3月現在1~4号機での作業進の捗状況(東京新聞より) (画像はすべてクリック(タップ)すると拡大できます) 廃炉に至るまでの総費用は総額81兆~35兆円(日本経済研究センター)といわれ、実に日本の国家予算にも匹敵するほどの金額が見込まれており(2018年度の日本国家予算は97兆円)、原発が安価だという日本政府が発信するイメージとの剥離が感じられる。 本日はこれまでとは異なり、現在の福島第一原発についての詳細を皆さんへお伝えさせていただきます。 写真はいずれも秋田放射能測定室「べぐれでねが