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ノーベル賞
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部長や課長、すなわちミドルマネージメントですが、そもそも今の時代にミドルマネージメントが必要だろうかというのが次の論点です(図-10)。 中間管理職の主な職務は、上意下達で指示を出したり、逆に平社員の意見や顧客の声を上に伝えることですが、それは従来のピラミッド組織の中での単なるメッセンジャーの役割にすぎません。こうした組織のあり方をICT時代においては抜本的に見直す必要があります。 鴻海精密工業(ホンハイ)に買収されてからのシャープを例にとって見てみましょう。 ホンハイグループの副総裁である戴正呉(タイセイゴ)氏がシャープの社長に就任しましたが、この人はシャープ社員全員に直接メールします。 氏は20年間ホンハイにいて、しかも日本語がペラペラです。こうなればもうミドルマネージメントは不要になります。 むしろ中間管理職がいると「戴正呉副総裁と郭台銘(テリー・ゴウ)総裁の本当の考えはこれだ」など
本連載では、大前研一さんの書籍『テクノロジー4.0 「つながり」から生まれる新しいビジネスモデル』(2017年2月KADOKAWA発行)を許可を得て編集部にて再編集し、「技術がつながることで広がるビジネス」について解説します。 テクノロジー4.0を理解するうえで重要なのは、「テクノロジー」という言葉が使われているからといって、テクノロジー4.0を電子技術やコンピュータ技術だと思うのは大間違いということです。 インターネットの発達でサイバースペースが広がり、マルチプルでデジタルコンチネントが加速度的に構築され、国境がないボーダレス経済となっても、パン屋さんがパンを焼き、配送トラックが街を走るといったリアル経済の空間はなくなりません。 むしろ、ほかの空間で成長が起きれば、リアル経済の成長が促されることもあるでしょう。 従来どおりのリアル経済、ボーダレス経済、サイバー経済の中で、マルチプルという
本連載では書籍『大前研一 日本の未来を考える6つの特別講義』(2016年6月発行)より、国際競争力を高める人材を育成するための日本の教育改革について解説します(本記事の解説は2013年6月の大前研一さんの経営セミナー「世界の教育トレンド」より編集部にて再編集・収録しました)。 日本人の能力が世界の人材と比べて劣っているかと言うと、そんなことはありません。 図-3の左側を見てください。現代の日本にも、世界で活躍する人はたくさんいます。スポーツ選手、音楽家、建築家、芸術家、クリエイター、登山家など、日本人が数多く活躍しています。この人たちには共通項があります。 一つは、文科省のカリキュラムの外で育っていること。もう一つは、個人教授がいるのです。 チューターやインストラクターと呼ばれる人たちから、テーラーメイドの教育・訓練を受けている。 彼らは幼少のころから、「世界一になりたい」「世界一速くなり
AIこそ、次世代成長産業の本命 社会デザインとしての障害者の視点 「社会デザイン」3つの視点 1. 障害者の視点 2. 未来から見た社会デザインの俯瞰的視点 3. 具体的ニーズとテクノロジーの視点 【第1回】障害があってもなくても誰もが同じ地平で生きていく―インクルーシヴ社会を理解する http://biblion.jp/articles/DQ7lr 【第2回】分離からインクルージョンへ! 障害のある子もない子も同じ場で学ぶ教育とは? http://biblion.jp/articles/tJ5k2 【第3回】障害を持って生まれた娘が教えてくれた、インクルージョンの大切さ http://biblion.jp/articles/PFWEl 【第4回】“子供より先に死ねない親たち”の思い http://biblion.jp/articles/H9trE 【第5回】2020年東京オリパラが「AI
IoT/AIによる「障害者のソーシャル・インクルージョンの実現」を目的に設立された「スマート・インクルージョン研究会」代表の竹村和浩氏による連載第6回。今回は、障害とテクノロジーの関係性について語っていただきました。 ●GoogleとGM提携の意味するところとは? ●障害者は高齢者の「先輩」!? ●IKEAはなぜあんなに人気があるのか? ●「障害を持つ人たちの視点から」開発を! 【第1回】障害があってもなくても誰もが同じ地平で生きていく―インクルーシヴ社会を理解する http://biblion.jp/articles/DQ7lr 【第2回】分離からインクルージョンへ! 障害のある子もない子も同じ場で学ぶ教育とは? http://biblion.jp/articles/tJ5k2 【第3回】障害を持って生まれた娘が教えてくれた、インクルージョンの大切さ http://biblion.jp/
2020年には約62兆円になるとも予測される位置情報ビジネスの可能性は、ひとえに位置情報技術の進歩あってこそといっても過言ではありません。 現在の位置情報はさまざまな技術・要素によって支えられています。まずはGPS。 ビーコンなどの近距離センサー技術に、Wi-Fi、カメラ画像、Kinect、可視光、加速度、ジャイロ 、地磁気を利用した屋内における測位技術。それらに、クラウドデータをはじめ膨大に蓄積されたデータなど、さまざまな要素が連携します。 近年、こうした位置情報技術をスマホやタブレットを通して利用し、その進化に目を見張ってきた私たちですが、さらなる進化形デバイスとして今世界を賑わせているのは、なんといっても「ドローン」でしょう。 ドローンはもともと、軍事用に開発された小型無人航空機です。私流に言うならば、“電動竹とんぼ”といったところでしょうか。 このドローンの世界市場は、2014年時
【先生方の座談会】取り組みを振り返って見えてきた、オンライン教育の課題と未来。学校、家庭はどうSHIFTしていくのか?(最終回) ー 【アフターコロナへ】緊急開校!オンライン学校の取り組み グーテンブック編集部 「ダウン症×1,000の仕事を創る」プロジェクトが目指す、人があたりまえに感謝され生きられる世界【連載1回目】 ー ダウン症と新しい1,000の仕事を創る「Well-Beingプロジェクト」 グーテンブック編集部
本連載では大前研一さんが「位置情報ビジネス」を中心に、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルの実例を解説します。連載第2回は、「GPS」に始まる位置情報利用がモデル2.0、3.0とどう変わってきたのか、これから位置情報利用市場はどう広がるのかについて大前研一さんにお話いただきました。 *本連載は2016/5発行の書籍『大前研一ビジネスジャーナルNo.10(M&Aの成功条件/位置情報3.0時代のビジネスモデル)』の内容をもとに再編集しお届けしています。書籍としてまとめて読むなら↓ぜひコチラから! http://g10book.jp/contents/journal
【連載第1回】スマートフォン、SNSの普及に加え、測位技術の発展、さらにはドローンなどの新技術出現によって「位置情報ビジネス」が飛躍的に進化している。そう、世界は今「位置情報3.0」時代に突入しているのだ。 本連載では位置情報を活用したビジネスを取り囲む様々なテクノロジーの現状を大前研一氏が解説します。 本連載では大前研一氏が「位置情報ビジネス」を中心に、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルの実例を解説します。連載第1回では導入として、「位置情報」「FinTech」「ビッグデータ」といったテクノロジートレンドがビジネス利用という点ではどう関連するのかをお話いただきました。 *本連載は2016/5発行の書籍『大前研一ビジネスジャーナルNo.10(M&Aの成功条件/位置情報3.0時代のビジネスモデル)』の内容をもとに再編集しお届けします。 http://g10book.jp/conten
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