安倍首相の言葉が「軽く」口先だけであることは、僕だけでなく多くの識者やジャーナリスト、市民が指摘していることであるが、16日に閉幕した通常国会を受けての「スピーチ・記者会見」は、意あっまでに増して非道かった。 多くの人がその「不備」や「欠陥」を指摘し「反対」を表明してきた、憲法改正にじゃまになる反対派を黙らせるための「平成の治安維持法」とも言うべき「共謀罪」を、何が何でも成立させるために行った国会運営は、安倍晋三(や菅官房長官をはじめとする取り巻き政治家たち)が、独裁者的体質を持っていることを、白日の下に晒した。 つまり、安倍首相は自分自身が深く関わっていたが明らかになりつつあった「加計学園問題」(及び森友学園問題)に蓋をしようと、「姑息」な、国民をだませると思ったとしか考えられない「稚拙」な情報操作――自分の子分(取り巻き)に責任を取らせるような形で、うやむやの内に「終わり」にしようと躍