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宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。 『下水道映画を探検する』 忠田友幸著、発行=星海社、発売=講談社(星海社新書)、2016年 わたしたちにとって身近な存在でありながら、普段はほとんど意識することもない、地下に張り巡らされた下水道。湿った闇が広がるその空間は人びとの想像や妄想を掻き立て、そこからさまざまな物語が生み出されてきました。 本書『下水道映画を探検する』は、下水道が登場する古今東西の映画(一部テレビ作品も含む)59作品を紹介した、ユニークな趣向の映画ガイドです。8つに分けられたテーマごとに作品を紹介していくという構成で、テーマは順に「ネズミ」「災害」「モンスター」「逃走路」「強奪」「隠れ家」「脱獄」「歴史」。 SFモンスター映画が大好物のわたしとしてまず嬉しいのが、「モンスター」という章をしっかり設けて、下水
宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。 『21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ』 佐々木俊尚著、NHK出版(NHK出版新書)、2015年 これまで、どちらかといえばリベラルの立場で政治や社会を見続けてきたわたくしでしたが、ここしばらくは、その「リベラル」のあり方に疑問を持つようになっていました。 きっかけは、4年前の東日本大震災と、それに続けて起こった福島第一原子力発電所の事故以降の「リベラル」とされる人びとの姿勢に接したことでした。「人権」「平和」を旗印にしているはずの「リベラリスト」が、「反原発」という大義のもとに、福島とそこに生きる人たちを貶めるような、攻撃的で殺伐とした言動や振る舞いを行っていたのです。無論、すべての「リベラリスト」がそうだったわけではないのですが、「正義」を振り回すばかりで人間性に欠け
強大なローマ帝国の支配下にあったエルサレム。裕福な商人の息子であったジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン)は、ローマの軍司令官となっていた旧友のメッサラ(スティーヴン・ボイド)と久々の再会を喜び合う。しかし、冷徹なローマの権力者と化していたメッサラは、ベン・ハーがローマに反抗的な人間の密告者となることを拒んだことをきっかけとして、ふとしたことでベン・ハーとその母と妹を投獄した上、ベン・ハーは奴隷の身となってガレー船の漕ぎ手にされてしまう。だが、海戦の最中に総司令官のアリウス(ジャック・ホーキンス)の命を救ったことからアリウスに取り立てられ、戦車の御者となる。そして、いまや仇敵となったメッサラへの復讐を果たすべく、ベン・ハーは戦車競争でメッサラとの対決に臨む・・・。
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