日々の体験に少年の好奇心を持ち続けよう。 インタフェースデザイン, 情報デザイン教育 etc.のフィールドワークメモ。 以前、アイデア誌324号のダイアグラム特集で紹介されていて気になっていた、幻の大型本「日本列島の地域構造・図集/Regional Structure of Japanese Archipelogo(Atlas)」。(1967年) 偶然ながら専大図書館の蔵書から発掘することができた。まさか身近にあったとは。貸し出し印の跡は一つもなく、購入されて過去40年の間、ひっそりと棚に置かれたまま誰にも開かれることがなかったようだ。 この図集は、当時経済成長が進み、地域問題が浮上する中で議論の土台を作るために、様々な角度から日本列島の「今」の情報を視覚化することを狙って作られたらしい。黒く重厚な箱の中、中身は綴じられておらず、二つ折りにされた台紙に日本列島の自然、人口、産業、交