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投了。清水さん、おつかれさまでした 2010年10月11日 21:33 すでにtwitterなどでご存知だと思いますが、清水市代女流王将と「あから2010」の対局は、あからが86手目に「9五桂」と指して清水さんが投了、「あから」の勝利となりました。 モニターに清水さんが下げた頭が映った時、大盤会場から落胆の声が漏れました。 途中、会場で解説者の佐藤康光九段が、清水さんと「あから」どちらを応援しているか挙手を求めたたところ、清水さんが7−3で多かったですね。 終了後の会見で清水さんは、こんなことを言っていました。 「コンピュータの弱点を突く作戦か、清水市代らしい手を指していくべきか、悩みました。盤の前に座っても迷いはありました。しかし今回、プロジェクトの一員として指名をいただいたことがすごくうれしかった。そうであれば、清水市代らしい指し方が一番だと思いましたた」 これは、われわれの取材でも話
コンピュータ将棋 VS. 清水市代女流王将 対決直前 合議制を作った男、伊藤毅志インタビュー 2010年10月10日 08:00 コンピュータ将棋ソフトと清水市代女流王将との対局がいよいよ明日に迫りました。もちろん私たちも会場に行き、世紀の対局を間近で体感したいと思っています。 この対決で、話題になっていることのひとつは、4つのコンピュータ将棋ソフトが合議して、指し手を決める、ということ。その合議制の生みの親とっていい、電気通信大学の伊藤毅志助教に、9月末に話を聞いています。 その内容は2月発売予定の本に収録されますが、システムの話や勝敗予想など、今読んだほうが、対局そのものを楽しめる話題も多いのです。 そこで、伊藤さんの話を皆さんに読んでいただき、よりいっそうこの対決を楽しんでもらいたくなり、昨夜に大急ぎで著者の田中徹が取材をまとめて書き起こし、電子書籍としました。 インタビューをまとめ
鈴木先生ノーベル賞おめでとう 僕は電子書籍を出します 2010年10月07日 11:05 コンピュータ将棋と清水市代女流王将との対局が、いよいよ4日後に迫ってきました。 10月11日(月)、体育の日に行われるこの対局は、コンピュータ将棋にとってリベンジ・マッチでもあります。 2007年、当時最強ソフトBonanzaは渡辺明竜王に破れました。今回、コンピュータ将棋側はBonanzaを含む最強4ソフトの合議制を採用。東大にある並列コンピュータを駆使して、打倒清水女流王将に意欲を燃やしています。迎え撃つ清水女流王将は、今どのような気持ちなのでしょうか 。 将棋やテクノロジーに関心のあるみなさんに10月11日の対局を楽しんでもらいたくて、ここまでの取材をまとめ、電子書籍として今日、公開しました。 将棋などのゲームソフト開発の歴史、ソフト開発者たちのこだわりと対局を前にした気持ちなどをわかりやすく書
『激指』は勝ちたいのか!? 2010年10月05日 14:45 昨日に引き続き、コンピュータオリンピアード取材の報告です。 現地では、いよいよ来週に迫った清水市代女流王将との対局を迎える将棋ソフトの対将棋ソフト試合の様子を観戦することができました。 同時に、それぞれの将棋ソフトの開発者にもお話をうかがうことができました。 10月11日の対局では、激指、Bonanza、GPS将棋、YSSの4種類のソフトがそれぞれ1回1回の指し手を提案し、多数決でどの手にするかを決めることになっています。リーダーは激指で、多数決で決まらないときは、リーダーの意見が優先されます。 4つのソフトの意見をまとめるシステムは、電気通信大学の伊藤毅志さんが調整しています。 この多数決方式を、伊藤さんは「合議制」と名付けています。伊藤さんからも、対局直前の貴重なお話を聞くことができましたが、それは、田中徹さんの記事に譲り
「もんじゅ」ではなく「あから」(阿伽羅) -訂正あり 2010年08月20日 15:40 8月2日、東京・神田駿河台、化学会館にある情報処理学会で「トッププロ棋士に勝つためのコンピュータ将棋プロジェクト」のミーティングがありました。 清水市代女流王位と対戦するのは、最強と言われる4つのコンピューター将棋ソフト「ボナンザ」、「YSS」、「GPS将棋」、「激指」。これらが、合議で指し手を決めていきます。 ミーティングには、その開発者の方々ら12人が参加しました。内容は、残念ながらいまの段階で公開することはできませんが、合議システムの名称が決まりました。 その名は「あから」(阿伽羅)。 仏教で大数を表す漢数詞で、10の224乗だそうです。 そう言えば、将棋の場合の数(始めから終わりまでに選択可能な指し手の数)は、10の226乗程度と推計されていますね。 実は、当初システムの名称は「もんじゅ」と予
言葉の力 2011年02月11日 00:06 見本があがってきて、まずは、本の質感、重さを堪能しました。 社会人の振り出しが編集者で、ひと月に2、3冊書き下ろしを校了(これは驚異的な多さなのです)していた私は、出版社を辞めるまでに80冊ぐらい校了を経験しました。 本が発売になると、書店さんに行って、自分の作った本がどこにどんな風に並べられ、どんな人が買っていくのか、こっそり観察し、たまには、目のつく場所に並べ直したりもしました。 1冊1冊が大事な本です。 本好きな人は、共感していただけると思いますが、本は中身である前に「物」です。大きさ、手触り、匂い、形・・・。読む前に五感を使って楽しむことができます。 そして、そおっと、ページをめくって、あとがきをみたり、奥付をみたり、著者プロフィールを読んだり、はやる気持ちを抑えつつ、 「こいつは、どんなやつなんだ」と本そのものをさぐりながら、ちょっと
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