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2013年11月12日 台湾が「親日」で、韓国が「反日」な理由 『XINHUA.JP 』が配信していた「台湾と韓国、日本に対する“大きな違い”はどこからくるのか―香港メディア」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 香港の中国評論通信社(電子版)に掲載された台湾の元外交官の寄稿記事を紹介しているもので、内容は「日本による残酷な植民統治を経験した台湾と韓国が全く違った反応をみせている」というものです。 「韓国の朴槿惠大統領は就任から8カ月、頑として日本との首脳会談開催を拒否し続けている」一方で、「台湾では日本旅行業協会の越智良典事務局長が、日本統治時代に日本人が台湾で鉄道、水利、港湾、発電所などのインフラを建設したことが重点的に書かれた・・・本を発行したことにより、台湾観光協会から感謝状が贈られた」としています。 「台湾も韓国も同じように日本の植民地」で、「
2013年10月06日 「嫌韓」のきっかけは2002年ワールドカップ? 『週刊朝日』に掲載されていた、「ジャーナリストの木村元彦氏、安田浩一氏、ライターの清義明氏」の対談「嫌韓は2002年日韓W杯がきっかけだった!?」がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 安田氏が「取材した半分以上の人が『日韓W杯をきっかけに韓国が嫌いになった』と答え」てびっくりしたという問題提起をします。 すると、木村氏が「単独開催を狙っていた日本が、後から共同開催に持ち込まれることで、『してやられた感』があったのがベースになって」いることや、「韓国代表のゲームで明らかに韓国有利な判定が続いた」ことを指摘します。 更に「マスメディアが判定に疑問を投げかけるような報道をしなかったこともあって、ネットを中心に韓国への反感が鬱屈(うっくつ)した感情を晴らすとともに支持を集め」るようになったとしています
2013年09月14日 自分で盛り上げた「反日」に縛られる韓国外交 『Record China』が配信していた「『日本は緊張関係の原因をよく考えよ』=会談実現の前提として韓国外交部が注文―韓国メディア」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 G20で、「日本の安倍晋三首相と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が短い立ち話をし」ましたが、これを受けて「日本メディアは、安倍首相が朴大統領に早期の日韓首脳会談の実現を呼びかけた可能性があると」報道していました。 そのため「韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は記者会見の席上、“日韓首脳会談または外相会談実現の重要な前提”について、『日本の政府高官は日韓関係が緊張状態にある原因についてよく考えるべきだ』と強調した」というものです。 記事では、こうしたことを受けて「韓国側は日本は歴史問題などで積極的な態度を示すべきだ
2013年09月05日 親(オタク)が子育てに与える影響 『ダ・ヴィンチ電子ナビ 』が「両親がオタク! その子どもはリア充に育つか、オタクに育つか!?」という記事を配信しており、いろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 これは、最近よく見かける育児コミックの1つを紹介したものです。元記事で取り上げられているのは、銀杏社から出版された堂高しげる氏の『親はオタでも子は育つ!』で、「黎明期オタクと黎明期腐女子の両親が登場する」そうです。 「オタクが親になるのだから、当然子どももオタクにしたいのかと思いきや、」できれば、リア充で育てたいと思いながらも、「自分たちがリア充ではないので、具体的にどうすればいいのかさっぱりわから」ず断念さざるを得なくなります。 そして、「結局、子育てに関しても自分たちの得意なオタク方面で妄想力を発揮する」こととなるわけですが、「同じオタクとはいっても
2013年07月21日 発展途上国を自己満足のために利用する人たち 前に書いたような理由で(「神様」ではない「悪い客」にキレるのは有りか?)、本気で一週間は更新ができないかと思っておりましたが、たまたまネット接続ができる環境にいるので、この機会を利用して更新させてもらいます。ただ、明日以降はおそらくしばらく更新ができないと思いますので、ご了承願います。 『J-castニュース』が「『セカ就』するのって、どんな人? 『海外リア充』 の若者の場合」という記事を配信しており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 記事の紹介 若者が海外に関心を持っているかどうかについて、「実際は二極化していて」いると指摘し、「社会人になってもパスポートを持っていない人から、学生時代に休学して海外でマングローブを植林したり現地で小学校をつくる手伝いをする人まで、千差万別」としています。 そして、後
2013年07月28日 うつになる可能性と「逃げる」こと 『日刊スパ』が掲載していた「有名企業の産業医が『仕事環境』別にうつを分類」という記事が興味深かったので、これにつて少し。 1 記事の紹介 「仕事環境別うつの分類」として、4つのパターンが提示されています。 1つめが、【ブラック企業型】で例として「外食チェーン業界、小売業界などに多い」としております。「薄給なのに実現不可能なノルマを課され、達成できないと恫喝される理不尽がまかり通る」上に、「上司の言うことは絶対で、パワハラやセクハラが常態化」しており、「日々の仕事はスキルアップに繋がらない単純労働」だそうです。 2つめが、【外資企業型】で、例として、「コンサルティング会社、IT系、金融系などに多い」としています。「常に能力の限界以上の目標達成を強要し、言質を取って、達成できなければ『あなたが決めた目標でしょう』と責められる」ということ
2013年07月28日 宗教化して成功した共産党と、失敗した社民党 ここのところ、参議院選挙をうけてのエントリーが続いておりますが(参議院選挙でネットがうまく活用されなかった1つの原因、池上彰氏の選挙特番がうけた理由)、ブログ名にもあるとおり、もともと政治ネタをメインでいこうとおもって始めたブログですので、ご了承願います。 社会民主党の福島瑞穂党首が参議院選挙の結果を受けて、党首を辞任すること及び、脱原発を訴えて当選した山本太郎氏と協力していく姿勢を示したことをうけて少し。 1 市民運動 あくまで私の偏見にすぎませんが、いわゆる「市民運動」に参加されている方々は自分たちの運動こそが政治を変えることができると思っているのではないかと考えています。 そういう意味で、今回の山本太郎氏に対する支持はある意味で、彼らの1つの理想型であり、こうした運動に参加する人々増えていけば、自分たちの意見に賛同し
2013年07月17日 日本型「カースト制」に苦しむ女子大生 今日取り上げるのは、最近いろいろ話題となっている「スクールカースト」についてです。 『J-castニュース』が掲載していた「自分が好かれているかが気になって仕方がない 女子大生悩ます『カースト』問題の深刻」という記事が興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 「女性向けファッション誌・JJ8月号が、女子大生をとりまく人間関係の悩みを『女子大生カースト』と名付け特集を組んだ」ことを紹介している記事です。 「こうした『スクールカースト』の決定には、一般に人気やいわゆる『モテ』の要素が大きく絡んでいると」して、「『カースト』を感じた女子大生8人の体験談を特集し」ているそうです。 なお、この特集はSNSとの関連を強調しており、「SNSのカースト最上位は『知らないコや一度会ったコから申請が来る』、最下位は『友達の数が100人以
2013年07月15日 よくわからない「日本語」で質問して日本を批判する中国国営放送 さて今日は、久しぶりの感がなくもない中国ネタです。中国の中央電視台が日本の中学生に取材していた報道を見ていろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 番組の内容 ネット上では「日本街头采访显示初中生不知南京大屠杀」というタイトルでこのニュース記事を見ることができます。半分は中国語ですが、半分は日本語なので、見ていただいてもある程度何を言っているかわかるかと思います。 ちなみに最初に中国人キャスターが日本人の中学生は日本が中国を侵略した歴史を殆ど知らないとした上で、実際の取材の場面に移ります。そこでは、中央電子台のインタビューアーが、「日本語」で日本人中学生に質問をしています。 この放送の意図を説明しておくと、日本では、安倍内閣が右傾化していることに代表されるように、教科書も右傾化しており、日本が
2013年07月08日 夏にスーツを着る日本人の融通の利かなさと賄賂 鴻上尚史氏が『週刊SPA!』に書かれていた「『なぜ日本人は暑い季節にスーツで働いてるんだ!?』外国人が驚愕」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 NHKBS1の『cool japan』の「涼む」という番組を鴻上氏がご覧になられての感想です。 「外国人がまったく理解しなかった」ものとして、「金魚」が挙げられております。「魚を見て、どうして涼しくなるんだ?」「金魚以外も涼しく感じるのか? サバとかタイを見ても涼しいのか?」などという「疑問が連発し」たそうです。 「風鈴」は理解してもらえましたが、「風が吹く・・・だから少しは涼しいと予想できる」というだけの話で、「木の葉」でも何でも「風で揺れるものならなんでもいい」というのが、「当たり前」という反応だったとしています。 「どうして日本人は、こ
2013年07月03日 ふかわりょうが安室奈美恵を批判できた理由から学ぶべきこと 『メンズサイゾー』に「安室奈美恵のピアノ演奏はウソ!? ふかわりょうがエイベックスを非難した理由」という記事が掲載されており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 記事の紹介 これは、安室奈美恵氏が7月にリリースするアルバム『FEEL』(Dimension Point)に収録されている新曲「Let Me Let You Go」のミュージックビデオを公開したことに関連しての記事となります。 この中で、安室氏が「ライブなどでも見せたことがないピアノ演奏を初披露し、しっとりと楽曲を歌い上げて」おり、これについて「各所で高評価を得ているようだ」としております。 「しかし、これにお笑い芸人にして、DJとしても活躍しているふかわりょうが、MCを務めるラジオ『ROCKETMAN SHOW』(J-WAVE)
2013年07月02日 報道の意図とアメリカの自然災害 最近アメリカのABCなどを見ていて、国内向けのニュース、海外が当該国を見る際の報道という点でいろいろ思うことがあったので、これについて少し。 1 アメリカの報道 ここのところ、アメリカの国内ニュースを見ていて、何気なく思ったのが、現在は熱波、少し前は竜巻と、自然災害に関するニュースが多いという印象です。 確かに日本でもアメリカのこうした災害については、ニュースにはなることはなりますが、死者が何名出たといった通り一辺倒のものが殆どです。 今回のアメリカの熱波(50度を超す気温)も山火事という形で、19名もの消防士の方が亡くなったので、日本でもそれなりに報道されましたが、単なる高温だけだったら、あまり大きな話題にもならなかったと思います。 2 日本に対する利害 何故こんなことを書いているかというと、日本で報道されるアメリカの話題というと、
2013年06月26日 「ブラック企業」の辞め方 今日は、以前エントリーした「ブラック企業」問題で、堀江貴文氏が「嫌だと思ったら辞めればいいのでは?」発言に関連したものとなります(ホリエモンのブラック企業「辞めれば」発言は理解できるか?)。 『J-CASTニュース』が「会社が辞めさせてくれない 辞表を出して走って逃げればよいのか」という記事を配信しており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 記事の紹介 これは、Q&AサイトのOKWaveに掲載されていた質問を記事にしたものです。質問者は「最近、自分にはこの仕事は向いていないと感じ、正直疲れてもいるので会社を辞めようと考えて」いるそうです。 そこで、その旨を営業担当者に伝えたのですが、「『3年経ってから辞めて欲しい』と頑なに拒否、辞めさせてもらえない」のだが、どうしたら良いかと質問したものです。 それに対して、「日本では、
2013年06月21日 高島忠夫氏に対する妻の介護と「美談」 『NEWSポストセブン』が掲載していた「寿美花代が夫・高島忠夫を老々介護した番組内容に疑問の声も」という記事が興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 「うつ病と診断されてから、芸能界から遠ざかっていた高島忠夫(82才)の現在の様子が、6月18日の『カスペ!』(フジテレビ系)で放送され」ましたが、その内容についていろいろ批判的に見ている記事です。 記事では、「寿美さんひとりで介護をしているようにレポートされていましたが、もうずっと前から、高島家には住み込みのお手伝いさんと、夜にやってくる介護士さんが何人かいるんです。やはり成人男性を自宅で介護するとなれば、とても女性ひとりの手には負えませんからね」といった声も紹介されております。 また、「寿美自身も老々介護の末、うつ病になりかけ」ましたが、「まずは自分を守らなければ夫
2013年06月19日 「自然分娩」と努力至上主義 工藤啓氏が書かれていた「出産の『痛み』を和らげる手段が回避されてしまう理由」という記事がいろいろ興味深かったので、これを自分なりに、何度かやっている「日本人論」的な立場(国連でいきなり上田大使が"Shut up!"とキレてしまった訳)から見ると、どうなるか等と考えながら書いたものです。 1 「自然分娩」が一番か? あるとき知り合いの女性の方が「帝王切開で子供を産んだことをいろいろ義理の母親から言われて悔しい」と言っていたことがあります。いろいろ理由があったと思うので、帝王切開をされた理由などは聞きませんでしたが、お子さんは元気に育っておられると聞いています。 因みに、その方が怒っていた理由は「帝王切開だと自然分娩より苦労が少ない」と言われたことや、「自然分娩が一番だったのに」等といろいろ言われていたからだそうです。 何故その話題を彼女が私
2013年06月02日 宋文洲氏による中国入国禁止等、右翼に対する制裁立法提言 『環球網』に掲載されていたソフトブレーン株式会社創始者宋文洲氏が書かれた「联合全球和平力量制裁日本极右政客」という記事が興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。 韓国の『朝鮮日報』によると、韓国では日本の右翼政治家に対する制裁法案が議論されているそうだ。韓国与党のセヌリ党の尹相炫副代表は、中国と協力して、橋下大阪市長や、石原前都知事など、極右政治家に対する制裁として、入国を禁じ、その他アジアの被害国に同じことを呼びかけようと語った。 4月に『環球網』で発表した、安倍首相が表明した「侵略戦争の定義はない」に言及した文章で述べた様に、侵略を否定することは、第二次世界大戦後の構造を否定することで、中日国交正常化の前提を否定するもので、
2013年05月26日 中国の国際的なイメージが悪い原因 『環球時報』が掲載していた「BBC民调:德国国家形象最好中国排名第9」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり記事を翻訳してものを簡単に紹介させていただきます。 イギリスBBCは22日に、世論調査機関及び大学に委託して行った各国のイメージ調査を公表した。調査対象の25の国家では、ドイツの国家イメージが最も良く、アメリカと中国はそれぞれ8位、9位という結果だった。 BBCによるとこれは、カナダの世論調査会社GlobeScanとアメリカのメリーランド大学が行ったもので、2012年12月~2013年4月までに全世界のおよそ2.7万人を対象に行ったもので、25の国の「プラス面とマイナス面」の評価を行ったものだ。 結果、国家イメージが最も良かったのがドイツで、プラス面が59%だった。続いて
2013年05月07日 ドイツの戦後処理を賞賛する中国は妥当か? 『環球網』が「安倍三呼“万岁”包含何种意蕴」という記事を掲載しており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり、記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。なお、この記事は在日華僑向けの『新華僑報網』の記事を転載したもののようです。 4月28日、東京憲政記念館で、「主権回復」の記念式典が行われたが、そこで、安倍は「天皇陛下の万歳」と万歳三唱を行い、国際社会の強烈な反響を引き起こした。 その後、日本政府のオフィシャルサイトで、記念活動のビデオが公開されたが、このシーンでは、「万歳」は聞くことができるが、「天皇陛下」は聞こえなくなっている。日本政府はこれは、マイクの故障によるものと釈明しているが、極めて疑わしい。 歴史的に見て、「天皇」という言葉の起源は中国にあるが、いつ日本
2013年05月06日 「日中関係は1500年間良好だったことがない」発言に中国人激しく同意 『環球時報』が掲載していた「日本副首相:中日关系1500多年来未曾有圆满历史」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり、記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。 安倍政権の「外交ゴールデンウィーク」麻生副総理は「大きなこと」を言い、また中日関係に悪影響を及ぼすのではないかと心配されている。 『共同通信』の5日の報道によると、麻生は4日、インドの首都ニューデリーで、「インドと中国は陸続きだが、日本と中国は海上で繋がっており、過去1500年の間、中国との関係が良好だったことはない」と述べた。 麻生は他にも日本とインドは安全保障で関係を強化し「自分の国は自分で守る」、日本はアメリカ、インド、オーストラリアと防衛で協力し「妥当な関係をつくらな
2011年01月29日 相対主義 ブログを書き始めて3ヶ月以上たちますので、ここいらで、私の基本的立場というか、ものの考え方を少し表明させていただきます。 1 「真実」と解釈 以前私は大学時代、ソシュールに心酔していたことを書きましたが(ソシュールと歴史解釈)、基本的に今でもその立場は変わっておらず、相対主義者であると思っていただければ間違いありません。 そのため私はこの世に絶対とか客観といったものは存在せず、ある物事に対する認識や解釈しか存在しないと考えております。解釈の仕方は人それぞれであるため、極端な話、解釈の数だけ、その人にとっての「真実」が存在すると考えております。 以前、私の書いた記事をkinbricks nowさんに転載していただいたとき、そのコメント欄で、右より左よりという話がなされていたことがありましたが、私は上記のような立場を基本としておりますので、私が受け入れ難いのは
2013年01月30日 (学校)教育の目指すものは何か 以前大阪市立桜宮高校の体罰について触れましたが(橋下市長の大阪市立桜宮高校の入試中止に関するコメントについて)、これに代表されるように教育についていろいろ問題になっているので、今日はこれについて少し。 1 教育の目的 思うに「教育」がこれだけいろいろ問題になっている最大の理由は恐らく皆目指すところというか、教育の目的そのものがぐらついているところがあるのでないでしょうか。 そもそも国家が教育を担ったのは、国内の者がそれぞれ違う言語を話し意思疎通も困難となれば、統治にも不便であり、そもそも同じ言語を話すことを通じて得られる「国民」としての一体感を得ることができなかったため、というのは良く言われていることです。 そして、単に読み書きができればそれで済むという単純な話ではなく、富国強兵の時代であれば、経済を担える人材(労働者)、戦争に耐え得
2012年12月08日 大学の学部・学科に「キラキラネーム」が出てきた理由 『J-castニュース』が配信していた「大学の学部、学科に「キラキラネーム」 「日本語日本文化(^^)コース」どう発音する?」という記事が興味深かったので、今日はこれについて少し。 1 記事の紹介 元記事を読んでもらえれば良いのですが、簡単にまとめると「キラキラネーム」としか言いようのない、大学の学部や学科の名称が増えているという記事です。 例として挙げられているのは以下の通りです 甲南大学「マネジメント創造学部」、「フロンティアサイエンス学部」 国士舘大学「21世紀アジア学部」 和光大学「現代人間科学部身体環境共生学科」 帝京平成大学「現代ライフ学部」 宇都宮共和大学「シティライフ学部」、「子ども生活学部」 玉川大学「芸術学部パフォーミング・アーツ学科」 桜美林大学「リベラルアーツ学群」 駒澤大学「グローバル・メ
2012年12月03日 アメリカが尖閣問題で日本支持を表明したことに対する中国の反応 アメリカ議会上院は、尖閣諸島について、日米安全保障条約の適用範囲内であることを明記した条項を、現在審議中の国防権限法案に盛り込むことを決めました。 当然これについて中国側は反発しているわけですが、それについて香港の『太陽報』が「美国将点燃东亚火药桶」という記事を掲載しており、いろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつもの通り記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。 アメリカ議会上院は現在審議中の国防権限法案に補充条項を入れ、アメリカが対日防衛義務のある「日米安全保障条約」の第5条に釣魚島が適用されることを明確に規定することを決定した。 これは、もしこの条項が成立し、発効すれば、日中が釣魚島で武力衝突を起こした場合、アメリカは軍事介入をすることを意味する。これまで、ア
2012年10月14日 丹羽大使に対する中国側の見方 独自の視点で何とも言えない感じを醸し出している『日本華僑新聞網』ですが、今回も大変興味深い論を展開し、『中国新聞網』がそれを転載していたので(日华媒:大量心血付之东流 丹羽只能叹息) 、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。 9月13日午前、後任の駐中国大使になるはずだった西宮伸一は自宅近く倒れ、そのまま入院し、16日に死亡した。当初の予定では、西宮は10月上旬に北京に到着し、初めて民間から駐中国大使になった丹羽宇一郎と交代する予定だった。 しかし、不幸にも赴任前に病死し、日本政府は急遽代わりの候補者を探し始めた。その結果、丹羽宇一郎は引き続き、北京に留まることとなり、中途半端な状態に置かれた。 日本のメディアは彼の政治生命は風前の灯火で、いつでも消されると評した。一体
2012年10月08日 台湾が尖閣諸島問題で中国と連携しない理由 ブログを書くためだけに愛読している『環球時報』では相変わらず尖閣諸島の問題がかなりの割合を占めている状態です。そうした中で、台湾を巡る論評があり、いろいろ興味深かったので今日はこれについて少し。 1 日本の状況? 1つめの記事は「日媒称领土纠纷日本已处弱势 日外相欲拉拢台湾」(日本のメディアは領土紛争で日本は既に弱気になっており、日本の外相は台湾を巻き込もうとしている)という記事です。 普通ですと、ここで簡単な訳を紹介するのですが、結構長い記事ということと、もう1つ紹介したい記事があるので、概略の説明のみとさせていただきます。 国慶節の長期休暇の間も中国の数多くの監視船などが尖閣諸島周辺を航行していた。 尖閣諸島問題が長期化するにつれ、日本は耐えきれなくなってきている。 中国の船が「日本の領海区域内」に入る度に、中国側に抗議
2012年09月29日 中国人の7割が日本を敵視し、好感度は10点満点で1.45点? ブログを書くためだけに愛読している『環球網』が今回の日中関係の悪化をうけてお得意のアンケートを行いました。 その調査結果に言及した記事「受访网民对日好感度1.45分 超七成称日系敌对国」(ネットユーザーの日本に対する好感度は1.45点。7割の者が日本を敵視)が掲載されていたので、これについて少し。 1 記事の紹介 普段ですと記事の翻訳をするところですが、大変長い記事というのと、紹介したいのは、結果(数字)なので、かなり省略した形で紹介させていただきます。 今年は中日国交正常化40周年だが、釣魚島の「購入」を巡って、日中関係はこれまでにない衝突を見せており、2012年は本当の「不惑の年」となった。 『環球網』は9月27日から「中日国交正常化40周年、日本政府と国民は何点」という大型アンケートを行った。28日
2012年09月23日 日本の「ネトウヨ」を中国紙が紹介するとこうなるという記事 中国共産党機関紙『人民日報』の電子版『人民網』が「蒋丰:日本“网络右翼”几乎没接触过中国人」という記事を掲載していましたが、なかなか面白い紹介をしており、いろいろ思うところがあったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつものとおり、記事を翻訳したものを簡単に紹介させていただきます。 『人民網』の9月22日配信、『日本新華僑報網』は蒋豊の記事『日本の“ネット右翼”はどのようなものか見てみよう』を掲載したが、全文は次の通りだ。 「彼らは情熱はあるが、無知だ」これは日本の「本家」伝統の右翼の新興の「ネット右翼」に対する評価だ。文字通り、「ネット右翼」は普段はネットに寄生しており、時々街頭に行っていろいろ騒ぐ「オタク(男女)」だ。 彼らの外見は普通だ。2008年、大阪大学は1000人のネットユーザーに対し
2012年05月29日 中国紙『環球時報』は日本に対して批判的か? 少し前の記事になりますが、『毎日新聞』がブログを書くためだけに愛読している『環球時報』について特集を組んでいたので、これについて少し(5月26日「対日強硬論目立つ 『環球時報』の編集」)。 1 『環球時報』の特徴 いろいろ面白いことが書かれておりますので、いくつか関心を引かれた項目を引用してみたいと思います。 中国側の視点で世界各地の情報が編集されていることに加え、社説では中国国民の自尊心を満たす対外強硬論が連日掲載される。 「環球時報」は日本などの外国メディアに頻繁に引用されている。中国共産党機関誌「人民日報」を発行する人民日報社の傘下の新聞の一つと位置付けられ、中国当局の意向をある程度反映した内容とされるためだ。 まさにこれらの『環球時報』に関する紹介は普段私が考えていることと全くと言って良い程同じです。 政府の公式見
2012年08月12日 韓国が日本や中国を嫌っている理由(中国人の分析) どうしても韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸以来、否が応でも韓国に対する関心が強まっております(李明博大統領竹島上陸のもたらすもの、韓国大統領竹島上陸に対する対抗手段)。 そうした中、中国人ブロガーが、どうして韓国人は日本人と中国人が嫌いなのかという記事(韩国人为什么不喜欢日本和中国)を書いており、いろいろ興味深かったので、これについて少し。 1 記事の紹介 最初にいつのもとおり記事を翻訳したものを簡単に紹介しますが、結構長い記事なので、いつも以上に省略させていただきます。 世論調査によると、韓国が一番嫌いな国が日本(44.1%)、二番目が中国(19.1%)となっている。この理由を考えてみるに歴史と現在の状況の2つの観点から見ることが必要だ。 国力が盛んな日本は虎視眈々と2度は朝鮮半島を狙ったことがある。
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