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買ってよかったもの
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ever を「今まで(に)」という意味の副詞だと思っている受験生が非常に多い。授業では ever が出てくるたびに「『今まで(に)』ではない」と口を酸っぱくして言っているにもかかわらず「今まで(に)」の意味だと信じ続けている者が後を絶たない。今日も「添削してください」と言ってノートを持ってきた受講生の答案の中に「今まで〜してきた」の英訳として ever を用いているものがあったので「この ever っていったい何のつもり?」と訊いてみると案の定「『今まで』の意味です」という答えが返ってきた。 ever を「今まで(に)」の意味であると誤解するのは、現在までの経験を表わす現在完了を習ったときの「今までに〜したことがありますか」という日本語訳に遠因がある。 例えばHave you ever been to Hawaii? を「あなたは今までにハワイへ行ったことがありますか」と訳すときに「今まで
<ウソ 1> 最上級には原則として the をつけるが、例外的に the をつけないことがある。 (例)(a) Of the three boys, Tom is the oldest. 「3人の男の子のうちでは、トムが最年長である」 (b) Tom runs fastest of us three. 「トムは私たち3人のうちで走るのが一番速い」 (c) This lake is deepest here. 「この湖はここが一番深い」 (a)のように the をつけるのが原則で、(b)の fastest は副詞だから別として、(c)のように最上級の形容詞に the がつかない形は例外である、と教えることが多いが、実はこの「例外」というのが大ウソ。 実は、(a)の oldest は後ろに省略されている boy を修飾する限定用法の形容詞で、「その3人の男の子のうちで最年長の<男の子>」はただ
代名詞としての another (other)/ the other / others / the others の使い分けに関して教えてほしいという要請が昨日のコメント欄にあったので、記事で応えることにした。 それぞれのカッコの中の●が、該当する代名詞を示す。 (a) I don't like this one. Could you show me another? 「この商品は嫌いです。どれか別の一つを見せてくれませんか」 (◎ / ○○○○○●○○○)…残る数個のうちの一個 (b) I don't like this one. Could you show me the other? 「この商品は嫌いです。もう一つの方を見せてくれませんか」 (◎ / ●)…残る一個 (c) Some people like math, and others don’t. 「数学好きもいれば、そうでな
4択問題(テキストの選択肢をアルファベット順に変更) My house is within ( ) the station. A. a five minutes' walk of B. a five-minute walk from C. a five-minute walk of D. five minutes' walk from (考え方)(1) a / an / the という冠詞、(2) this / that / these などの指示形容詞、(3) my / your / Tom's などの所有形容詞、(4) some / any などのような不定の数量を表わす形容詞は、1個の名詞を限定する語として 2個以上重ねて用いることはできないが、こうした語を determiner (限定詞・決定詞)と呼ぶ。 例えば、a friend の a と my friend の my
ある高校から予備校に「単語と熟語の学習法」というタイトルの講演依頼があったという話を伝え聞いて、さもありなんとは思ったが、そもそも、そういう依頼があること自体が、高校生の間で英語の学習が健全に行われていない何よりの証であると思わずにはいられなかった。 「英語」の学習法ではなく、「英単語と英熟語」に限定した学習法を知りたいという発想には、単語と熟語さえ覚えれば英語ができるようになるはずであるという安易な思い込みが見え隠れするが、それこそが、英語ができない最大の原因であることがわかっていないところが何よりも救い難い。 もし本当に単語と熟語の知識さえ増やせば英語ができるようになるのであれば、講演を聴くまでもなく、単語集と熟語集を買ってきて勝手に覚えれば済むが、それにもかかわらず、わざわざ「単語と熟語の学習法」なる講演を聴きたがるのは、何か「単語と熟語の楽な覚え方」があれば、それをぜひ教えてほしい
文法は不要です。聞き流すだけで英語が喋れるようになります。 そんなウソに騙されて質(たち)の悪いビジネスのカモになるのは、「努力しないで何とかしよう」と虫のいいことを考えた報いだから同情することはできない。 実は何年か前、某週刊誌の人生相談(by 伊集院静)で、「英語を聞き流すだけで喋れるようになるというので、そのとおり毎日何時間も聞き流して3年になりますが、一向に喋れるようになりません。私はよほど頭が悪いのでしょうか」という趣旨のものを見たことがあるが、それにしても、よくもまあこんな無駄なことを辛抱強く3年も続けられたものだと思う。 Kodai Yonehara先生も在米14年で実感したこととして次のように仰っている。 日本で英語力の上がらない人は、英語圏でも英語力は中々上がらない。英語圏への留学や語学研修、出向が英語力向上への特効薬になると考えるのは、実際とは全く違います。分からない英
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