サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
画力アップ
blog.livedoor.jp/nomurakia
日本実業出版社様からご献本いただきました。ありがとうございます。 帯に書かれた言葉は、 サッとつくれて一目で理解できる40枚のシートが、最短最速で成果を上げる 何でも紙に書いて分析・計画をしましょうというコンセプトの本でした。 そして「紙に書く」際にはA4の紙に書くことが推奨されています。 なぜなら、A4サイズは、頭を少し動かせば無理なく文字なのどの内容を認識できるサイズ=脳にインプットするための最適サイズであり、比較も定型化もしやすいから、だそうです。 この本には、40枚の定型シートが用意されていて、計画の立て方や分析の方法を考えなくても済むという親切設計。 (シートはwebからダウンロードできるようになっています) 例えば、勉強計画用のシートは10年、1年、月次・1日単位と細かく用意され、計画用だけでなく、そもそも自分は何の資格をとるべきかを分析するものまであります。 そして、勉強する
「ホルモー」っていったい何ですか?? ・・・・あらすじや作品紹介を何度読んでもさっぱりわからず。 作品を読んでみて、「そんなの一言の説明でわかるわけがない」ということがわかりました。 だって、この「ホルモー」という名の競技(?)、作中の登場人物だって、なかなか理解したり信用したりできないようなものなのですもの。 作者、万城目学のエッセイ「ザ・万歩計」に 梅田に到着するも、集合時間まで余裕があったので本屋に寄った。自分の本の前に、書店員の方が書いてくれたポップが立っていた。のぞいてみると、 「三分の一までガマン! あとは一気にいけます!」 と書いてあった。東京ではまずお目にかかることのない、率直すぎるコメントに胸をどきどきさせたのち、私は待ち合わせの店に向かった。 との記述がありましたが、確かに最初の三分の一は、ホルモーという不可解すぎる競技の説明が多くて、なかなか物語の世界に入り込みにくく
成功本50冊「勝ち抜け」案内 How to Improve Your Reading Skills for Success in Life 水野俊哉 この「成功本50冊「勝ち抜け」案内」の作者は、ミズノンノ=水野敬也だと思って読んでました。 「夢をかなえるゾウ」とか、「ウケる技術」を書いた人の著書だと。 読み終わってから、この本の作者は水野敬也じゃなくて、水野俊哉だということに気づきました・・・。だって、名前が似てるんだもの!! 読んでいる途中で、「なんかおかしいなあ」と思ってはいたのだけど。 と、私の勘違いのことはさておいて(勘違いした人、絶対私以外にもいると思うんだけどなあ・・・)、本の内容について。 この本は、 part1 成功本で本当に成功したある人物の物語 part2 成功本50冊「勝ち抜け」案内 Part3 成功本を無駄に読まないための成功法則ベスト10 の3章構成となってい
ええ、愛されたいですよ。 本書「愛され社員」で行こう!、日本実業出版社さまから献本いただきました。ありがとうございます。 あなたの「愛され社員指数」がわかるテスト 午後からのミーティングまでに、今から資料をを集めて企画書を作れって?絶対間に合わないよ!データ集めだけでも夕方までかかりそう。 ここでどう動くかで、あなたの「愛され社員指数」がズバリわかります。 私がえらんでしまった選択肢 ・自分で解決しようと奔走するが、時間切れ。やりかけで終わり、上司に謝る。 さあ、この選択肢を選んだ人の愛され社員指数は!? 20%でした・・・。 ちなみに、愛され社員指数100%と診断してらえる選択肢は、これ。 できることとできないことをハッキリさせて、みんなにお願いする。一致団結して完成。ミーティングに間に合わせる。みんなにお礼を言ってまわる。 大切なのは、仕事を期限内に仕上げること。こんなことで人に頭を
伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が、本屋大賞を受賞しました!! →NIKKEI NET 本屋大賞に「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎全作品の中でも、一番面白かったと思ったのに、なぜか前回の直木賞の候補にもなっていなくて、不思議だったのです。 「重力ピエロ」「アヒルと鴨のコインロッカー」「チルドレン」「グラスホッパー」「死神の精度」「砂漠」「終末のフール」「フィッシュストーリー」と、8回も直木賞候補になっていながら、受賞せず。 直木賞審査員の五木寛之の、コメント↓ 「むしろ直木賞など受けないほうが、伊坂さんの栄光というものだろう。」→重力ピエロ 「まだその試みは未完成のままのようである。」→チルドレン 「不運な候補作である。この程度の作家ではあるまい、というのが多くの選者の意見だった。」→グラスホッパー 「これまでの伊坂さんの作品とくらべて、いささか生彩を欠く感じがあった。」→死神の精
サブタイトルの「商売は粉もの屋に学べ!」は、経営コンサルタントたちの間で「粉もの屋が儲かる」というのが常識だからです。 ではなぜ粉もの屋が儲かるかと言うと、「小麦粉は世界中の食品の中でカロリー単価がもっとも安い商品の一つだから」なのです。 この本、「利益の方程式」というタイトルからして、会計よりの本?と思って最初はちょっと敬遠してしまいました。しかし、実際読んでみると、「私は別に会計にかかわる仕事をしていないし・・・」という人にも、役立つ&わかりやすい本でした。 いまの日本人は、利益を考えないで仕事をしているから、仕事の時間が長くなるわ、手軽に食べられるジャンクフードばかり食べて肥満にはなるわ、うつ病いはなるわ、子供をつくる世余裕がなくて少子高齢化はするわ、地球は温暖化するわ、もー、大変なんです。 そんな日本の現状を打開するために、「利益の作り方」のレシピを学んできましょう!・・・と、いう
他の勝間和代さんの本と違い、明確に女性向けに書かれた本。の、はずなのだけど。 2006年に出たバージョン(勝間和代さんの始めての著書、「インディでいこう!」)は、平松昭子の画のかわいらしい表紙だったのに対し、今回の新版=再刊版の「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」はビジネス書らしいシンプルな表紙。なので、amazonやブログの書評を見た感じでは男性読者も多いようです。 「インディ」とは、精神的にも経済的にも周りに依存しない、自立した生き方を表す言葉のこと。 対義語は「ウェンディ」。 男勝りの「バリキャリタイプ」とも、女性であることを売りにしてきた「美人タイプ」とも違います。 女性であることを売りにするわけでもなく、かといって男性と完全に同化して働くわけでもない第三の道がインディなのだそうです。 社会人になって周りを見回してみたとき、それなりの立場にいる女性は、バリキャリタイ
「ダーリンは外国人」、「ダーリンは外国人2」のあのサオリとトニーにBABYが!! ・・って、この単行本を見る前に、「ダ・ヴィンチ」の連載で知っていたのですけど。 前作「ダーリンは外国人」では、外国人、かつ語学オタクのトニーとの結婚生活の描写が面白くて面白くて。 語学オタクゆえに「和語(日本古来の言葉。反対語は漢語)だけしりとり」をするようなトニーなのに、鳩の数え方を「100ぱと」と言ってしまったり、とか。 今作「ダーリンは外国人 with BABY」は、サオリの妊娠と出産、1歳までの子育てについてのエッセイであるため、そんなトニーの変っぷりがあまり出てこない。 「英語で『ゲップをさせる』っていうのは1つの単語なんだよね。『難しい』ってことの表れなんじゃないかのかなー (彼にげっぷさせる=burp him)」なんて言い出して、語学オタクっぷりを出したりはしてますが。 子供に砂糖を食べさせない
伊坂幸太郎については、全著作をコンプリートしてますが、この「ゴールデンスランバー」が一番面白かった。(今までは、「ラッシュライフ」がベストでした。)あまりに面白かったので、読み終わってもなんだかまだ興奮状態。 地元仙台でパレード中の首相が、ラジコンヘリに仕掛けられた爆弾で暗殺されます。 第一部「事件のはじまり」、第二部「事件の視聴者」は、テレビで暗殺事件の報道を見ている視聴者たちの視点。 第三部「事件から二十年後」は、事件のその後を語る、ノンフィクションライターの視点。 一番長い第四部では、ケネディ暗殺犯の「オズワルド」のように、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられた元宅配ドライバー青柳の視点がメインとなります。 巧妙で遠大な準備の元に青柳を「なにか大きなもの」から逃げる青柳! 第一部・第二部でテレビを見ていた人達、青柳の元彼女の樋口晴子や、え?この人、実は重要人物だったんだ?という人の間接的な助
食肉目なのに竹を主食とするパンダ。それはその昔、パンダの祖先がある理由から神を怒らせ、その罰として肉を食べることが奪われたから・・・・。 この小説、タイトルからして、「もしかして、オチはこれ?」と予想したのに、違いました。 予想を上回って衝撃的な展開になるのです。 この「禁断のパンダ」第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、つまり作者の拓未司のデビュー作。 主人公がフランス料理のシェフ、料理を主題とするミステリー小説です。作者の拓未司は、プロフィールによるとフランス料理店で働いていたそうで、料理の描写が非常に細かい。 巻末に載せられた、『このミステリーがすごい!』大賞の選評には グルメ小説的な魅力はミステリー部分の欠点を補ってあまりある フレンチの天才シェフが活躍する神戸グルメ・ミステリーというだけでもウリは強力。 と、書かれています・・・・が。 そ、そうかな? 確かに料理の描写は、
最近、勝間和代にはまってます。 著書の「効率が10倍アップする 新・知的生産術」および「週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 」で、勝間和代おすすめ本として、この「投資の科学」が紹介されていました。 目次↓ 第1部 投資の哲学 カジノの胴元になろう/投資と投資ビジネス/ベーブ・ルース効果/役に立つ理論と役に立たない理論/リスキーなビジネス/投資におけるホットハンド/時間は投資家の味方 第2部 投資の心理学 さあ今日もストレスを楽しもう!/すべての鍵はタッパーウェアパーティーにあり/2つのシステム/グッピーの求愛/行動ファイナンスに気をつけろ/よみがえるケインズ 第3部 イノベーションと競争戦略 ライト兄弟の知恵/伸ばすために刈り取る/成長のS字カーブ/ポートフォリオとショウジョウバエ/最善手はいつも同じではない/適者生存/予測は不運の始まり/転んだら起き上がれない 第4部 科学と複雑系
三浦しをんがスポーツモノを書くとは思いませんでした。 ですが、今まで読んだ三浦しをんの小説の中でこれが一番よかったかもしれません。 素人が大半のチームが箱根駅伝を目指す物語。ダメなチームが頂点を目指す物語といえばスポーツものの王道! 分厚い本ながら山あり谷ありどきどきし通し。 セカチューにも東京タワーにも泣けない私ですが、スポーツものにはほんと弱いので、試合シーンではなんども目が潤みそうに。 駅伝チーム10人が10人ともきちんとキャラが立っていて魅力的なのもこの本のすごさ。 今まで、何時間も延々学生さんたちが走っているのを見守るだけの箱根駅伝がなぜあんなに高視聴率さっぱりわかりませんでしたが、次はまじめに見てしまいそうです。 ☆5 ここまでお読みになったら、クリック↓してくださるとうれしいです! ←ランキング参加中♪
何年かに1度、あまりにもかわいくてかわいくて、もしやこれって恋!??ってくらいにどうしようもなく好きになってしまうキャラクターに出会います。 いままでだとでは「どこでもいっしょ」のトロとか、「チーズスイートホーム」のチーとか・・・。 で、今恋焦がれているキャラクターは「もやしもん」のA・オリゼー。 ※A・オリゼーとは、黄麹菌のこと。もやしもんの主人公の沢木は、肉眼で菌が見えるという超能力(?)を持っているため、菌がかわいらしいキャラクターのごとく見えるのです。しかも、菌はしゃべります。 「もやしもん6巻限定版 ぬいぐるみ付き」は、「受注生産なので、予約しないと手に入りません。」と講談社のHPに書いてありました。 5巻の限定版についていた携帯ストラップくらいならまだしも、こんな大きなぬいぐるみ、いったいどこに置けと言うのさ?しかも、いい歳してわざわざ予約してまでぬいぐるみ買うのってどうよ?2
羽海野チカ「ハチミツとクローバー」、大好きだったのに、去年連載が終了してしまいました。(まだ若干番外編が「コーラス」に載っていたりするけど) その後の羽海野チカの新連載がこの「3月のライオン」。 少女誌じゃなくて青年誌の「ヤングアニマル」連載で、将棋棋士モノだなんて、いったいどんなん?? 主人公、零は17歳にしてプロ棋士。六月町(月島がモデル)に一人暮らし。むっちり体型のライバル棋士二階堂君や、近所に住むあかり・ひなた・モモの三姉妹との日々が描かれます。 1巻で1番面白かったところは、零のライバル棋士、二階堂君が、零との対戦を前に気合が入りすぎて「別の漫画みたい」になっているところです。二階堂君の顔が、完全に能條純一の「月下の棋士」の絵になっていました!でも絵柄がシリアスでも、やっぱりむっちりムチムチなのだけど。 月下の棋士を読んだことが無い人にはわからないネタなわけで、羽海野チカのマンガ
最近、昔の知り合いが料理研究家になるのが流行ってる(?)らしく。以前は違う肩書きだったはずなのに、最近雑誌やネットでみかけたら「料理研究家」になっていた、なんてことがあります。しかも、一人じゃないの。 私が知り合いだったころはその片鱗すら見せない人だったんだけどなー。いつのまに。 この「料理研究家のつくりかた」は、「『ル・クルーゼ』だから、おいしい料理」など、ル・クルーゼの料理本を何冊か出している平野由希子さん(作家については敬称なしで名前を書くけど、料理研究家については呼び捨てで書くことに抵抗があるのはなぜだろう?)のエッセイ。 さっき「流行ってる」なんて書いてしまったように、「流行」とか「華やか」なんてイメージもある料理研究家ですが、この本は平野由希子さんのストイックな料理研究家生活が書かれています。 「レシピにはかけないレシピ」という章で レシピはできるだけ詳しく伝えたいと思うのだけ
勝間和代の「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」にて、家事負担を減らして時間をつくるための参考書として紹介されていた本です。 家事に取られる時間がもどかしくてならない私としては、ぜひ読まねばならないと思いました。 この「ネオ家事入門」まず、「まえがきに代えて」という最初の項で書かれていた文章に力いっぱい同感しました。 家事には「家事のプロ」とか「家事に専従する人」なんてものは必要なくて、ただ誰でも確実に、簡単にこなせるノウハウ」があればいいんだと思う。それなのに、「家事」を取り巻く世界はかぎりなく「経験と技がものを言う世界」になり、賢くてやりくり上手な主婦が「より細やかに」「お金をかけずに」創意工夫で努力していくべきものになってしまってないだろうか。「家事」という言葉は、どこかで姿の見えない大きな幻想を背負い込んでしまっていると考えるのは、私だけなんだろうか。 ジェンダー論とか、
文楽の大夫(文楽の語りをする人)を主人公としたスポ根青春小説。 文楽に対する素養など当然さっぱりない私が読んでも、ちゃんと物語世界に引き込まれます。一度くらい文楽見にいってもいいかなと思わされるほどに。 三浦しをんが文楽好きであることは以前から知ってはいたので、好きな世界をこんなに素敵に小説にできる才能に感動しました。 主人公の"健"も、相方の変人三味線弾き"兎一郎"も、師匠のおちゃめな人間国宝"銀大夫"も、文楽という芸の道を極めようとするストイックさはまさにスポ根小説です。 三浦しをんの前作「風が強く吹いている」も、駅伝の面白さなどさっぱり知らない私でも思わず引き込まれた小説でしたが、前作「風が強く吹いている」と今作「仏果を得ず」が違う点は、主人公が大学生でなく推定30歳であることか。 主人公の健は文楽世界では若手である30歳なりに芸の道についてに悩み、昔はそれなりにいろいろあった30歳
表題作「袋小路の男」で、高校時代からの18年間、指一本触れていないままに、主人公が想い続けた続けた彼。 彼=小田切孝がまあ、勝手でわがままで、(でもかっこよくて。彼の苗字がコレですから、脳内で思い浮かべる顔は勝手にオダギリジョー。)そしてそんな彼を一途に思う主人公の「私」を見ているのが切なくて。 彼と私の関係はその昔はまっていた森瑤子の小説を思い起こします。 しかし、この本はそれだけでは終わりません。「袋小路の男」が「私」の1人称小説だったので、2編目の「小田切孝の言い分」は、タイトルからして小田切くんの1人称小説だろうと予想しました。しかし、小田切君だけでなく1編目「袋小路の男」での「私」も視点となる、三人称小説なのです。そして、この2編目の冒頭で初めて「私」には大谷日向子という名前があったことを知らされるのでした。 「袋小路の男」ではひたすら一途で尽くす女と思われた大谷日向子も、小田切
amazonのレビューでの、この本のこき下ろされっぷりが面白い。レビューの平均点も2.5点と低い。なのに「女性の品格」は2007年のベストセラーランキング第1位、発行部数230万部。不思議です。 この本の教えの例(1)約束を守る (2)遅刻をしないそんなの当然のことじゃないの?と一瞬思いましたが。 この本に例として挙げられていたような些細な約束は、往々に破られるものだし、携帯電話というものが普及して以来、人は気軽に遅刻をするようになりました。 この本に叱られて、みんながこの教えを守ってくれれば、暮らしやすい世の中になりますね。(みんなってことはもちろん自分も守らねばならないのですが) (3)贅肉を付けないまあ、確かに贅肉がつくと容貌にも健康に悪いけど、別に周りのみんながこの教えを守らないでくれても困りません。amazonのレビューでは「だから何?という感じ。」と批判されていました。 (4)
短時間で読めて、シンプルで、そして泣ける話。 日本人ってこういう本が好きだよなー。 10年前くらいに100万部以上売れた、菊田まりこ「いつでも会える」みたいに、この本もきっと売れるんだろうな。 と、他人事のように書いてみましたが。この「冷蔵庫のうえの人生」を読んで、例によって通勤電車の中で泣いてしまいました。(ちなみに「いつでも会える」は本屋で立ち読みして泣いた覚えが) 「冷蔵庫のうえの人生」は15歳クレアとシングルマザーで産婦人科医の母親が、冷蔵庫に貼った伝言メモだけで構成される本です。 最初はたわい無い買い物リストから始まります。 メモに書かれるのはクレアの学校の試験のこと、友達のこと、年上のボーイフレンドのこと、離婚して別のところに住んでいる父親のこと。そして母親の仕事のこと、母親が病気の疑いで検査を受けに行くということ・・・・。 メモは毎回数行程度のものなので、メモに書かれていない
翻訳調の文体があまり得意でないため海外文学はめったに読まないのですが、めずらしく手を出してみてよかったと思いました。 大河!というべきこの壮大な物語は日本文学では書けなかったと思います。 思いがけなく心に響く1冊に出会えること、そして今まで知らなかった世界を知れることが本読みの活字中毒生活の醍醐味です。 この本は「本が好き!」プロジェクトで献本いただきました。まだ発売日前のため、非売品の見本版。 見本版の本というものを初めて見ました・・・・。なんだかドキドキ。 12歳の凧合戦の日の事件をきっかけに離れ離れになった主人公のアミールと召使の息子ハッサン。ハッサンへの罪の思い、父親への思いを抱く主人公の半生を描いたストーリーの始まりは2001年アメリカ。そして舞台は1960年代からソ連軍進行までのアフガニスタンにもどり、そして2001年のアフガニスタン。日本人が平和に暮らしているこの2000年代
私は平均に比べ、文章を読むのが相当早いらしく、私がページめくる速度を見た人に驚愕されたりもします。 先日読んだ勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術」で、勝間和代が月100冊を読む秘訣として、この「フォトリーディング」を絶賛御紹介していました。どう考えても勝間さんよりヒマそうな私でも読める量はせいぜい月50冊程度です。フォトリーディング恐るべし!と思い、本書「あなたもいままでの10倍速く本が読める」にチャレンジしてみました。 この本の冒頭に書かれているフォトリーディングによる読書ペースは、1分間60ページ!そりゃ、月100冊読めるはずです。 フォトリーディングの技法は5つのステップに分かれており、 1.準備 2.プレビュー 3.フォトリーディング 4.アクティベーション 5.高速リーディング となっています。 ・・・めんどくさい。 これを全部やってみたら、今のところそれなり読むのが
山口県に浮かぶちいさな島を舞台として、中学生の少女二人がおりなすミステリー。 ミステリーとしての話の筋はともかく、この「少女には向かない職業」というタイトルも、書き出しも、各章のタイトルも、服装の描写も、全部うまいなあと思う。 書き出し中学二年生の一年間で、あたし、大西葵十三歳は、人をふたり殺した。 夏休みにひとり。それと、冬休みにもうひとり。 武器はひとつめのときは悪意で、もうひとつめのときはバトルアックスだった。それであたしが思ったのは、殺人者というのはつくづく、少女には向かない職業だということだ。・・・バトルアックス!?ドラクエの戦士がもってるようなアレ?? 最初でそんな凶器を告白されたら、内容が気になって気になって仕方が無いでしょう? 凶器があまりにもとっぴ過ぎて、これは「人を殺した」というのは比喩表現であって本当は殺してない?なんて考えてみたり。 各章のタイトル用意するのはすりこ
ツルカメ算に、連立方程式は使っちゃだめなんだってば。 かわいいイラスト表紙のこの本、「チームバチスタの栄光」の海堂尊の小説だし、「理論者ミステリーYA!」というレーベルから出ている本だし、ミステリーのはずだよね・・・?しかもこの「医学のたまご」は日経メディカルという医学雑誌に連載されていたのに、単行本は中高生向け。日経BP社の雑誌はみんな横書きだからか、この単行本まで横書きなのね。新鮮だけどケータイ小説みたいで読みづらいよ・・・。 なんだかいろいろと不思議な本です。 主人公は、天才ゲーム理論学者の父を持つ中学2年生、曾根崎薫くん。 父の血をついで勉強が出来る・・・わけでもない。けれど、このあいだの全国統一潜在能力試験は、父親が問題を作成者だったから、問題の実験台にされていて解答を知っていたのです。うっかり全国1位になって天才と勘違いされ、東城大学医学部に飛び級入学! 東城大学では、チームバ
←ランキング参加中♪ 実は、密かにハワイに行ってました。 人生初ハワイなのに、大停電に遭遇したりして、ホテルの30Fの部屋まで階段で上がらされたりしましたが。、 予約投稿していこうと思っていたのですが、ほんと、行く直前までとっても忙しく、さらに風邪をひいたり(声が3日間もでなくなったり!)していたので、29日・30日分は書けませんでした。 ハワイで、ネットカフェでも行こうかと思っていたのですが、日本語入力がうまくいかなかったため、結局またしてもブログに穴あけてしまいました……。 2009年はちゃんと、毎日書けるでしょうか。 来年もよろしくお願いします。 と、前置きが長くなりましたが、今日の本題は、2008年下半期(7月〜12月)、このブログからのリンクによる、Amazon売り上げランキングです。 ※各書のタイトルをクリックすると、本のレビューのページにリンクします。 表紙画像をクリックする
「お金は銀行に預けるな」ということで、タンス預金の基本と実践についての本です!! ・・・うそです。「金融リテラシーの基本と実践」の本でした。 なぜ「お金は銀行に預けるな」なのか?・日本の銀行とは、東京三菱銀行といえども日本政府よりも信用リスクが高いくせに、国債よりも預金利子が少ない。(銀行は集めた預金で国債を買うだけでも、0.656%もサヤを抜ける) ・「多くの人は、通常、利益が上がることによる効用の増加よりも、同額だけ損失を受けたことによる効用の現象の方が大きい」という心理→金利の安い銀行にお金が集まる→安い金利の資金は企業や国に貸し出され、効率的でない過剰な投資を生む→最終的にバブル崩壊を招く。 ・定期預金などにお金を預けっぱなしにしておくということは、選挙時に投票にいかないことと同じで、資本主義に対する責任を放棄している。ということだそうです。バブル崩壊まで日本人の銀行預金好きのせい
ビジネス自己啓発書界のヴァンサンカン! 高校生の頃、社会の先生が授業中の雑談で「最年少で会計士資格を取った女性」の話をしていました。 会計士は通常は20歳からしか試験を受けられない。→でも、税理士資格を持っていれば何歳でもでも受けることができる→税理士資格にも年齢制限がある→でも、簿記1級をもっていれば何歳でも受けることができる と、いうわけで、高校生のうちに簿記1級をとって、それから税理士資格をとって、19歳で会計士資格を取ったいうお話。 まだ素直な高校生にとっては衝撃的な話で、ついつい簿記の専門学校に通いだしちゃった生徒もいたのさ。 この「効率が10倍アップする新・知的生産術」の 冒頭に書かれた著者のプロフィールを読んで、高校の時に聞いた「最年少で会計士資格を取った女性」ってこの勝間和代さんだったんだ!と気づき、なんか興奮。 冒頭に書かれたプロフィールには、この史上最年少会計士以外にも
昨年5月にTBSで放映されたドキュメンタリー番組(→「余命1ヶ月の花嫁」番組紹介動画)の書籍化。 24歳で乳がんで亡くなった長島千恵さんの記録。 この「余命1ヶ月の花嫁」に載せられていた千恵さんのmixiの日記(←このリンクはmixi会員のみ閲覧できます。)の言葉 みなさんに明日が来ることは奇跡です。 それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れてます。 私も大きな病気をしたことがあるので、そのときには「健康でありさえすればそれでいい、他に何にもいらない」と思っていました。なのに治ってしまうと、いつの間にかその気持ちを忘れてしまう。またきっとそのうち忘れてしまうとしても、この本を読んでも思い出せてよかったような。 書籍版「余命1ヶ月の花嫁」は、写真がたくさん載せられているので千恵さんの顔も、余命1ヶ月宣告の後に千恵さんと結婚式を挙げた彼氏の顔も、千恵さんの父親の顔も見ることができます
1年で50キロやせた体験記。 最初のページの使用前・使用後のような、デブ時代と現在の写真のインパクトがすごい。 岡田斗司夫の実践したダイエットとは、食べたものをすべて記録する「レコーディングダイエット」。 この技法は岡田斗司夫のように「劇的に太っている人」には絶対効果がありそうです。でも、女性にありがちな「現在は標準体重だけど、よりスリムな体型になりたい」という要望には効果がなさそうだなあ。 ダイエットの技法の部分よりも(カロリーの知識についてなどは、ダイエットマニアの私にとってはいまさらな情報でした)興味深く感じたのは、第一章「『見た目主義社会』の到来」。 明治時代以前=家柄主義社会→明治〜昭和=学歴主義社会→バブル時代=ブランド主義社会。 そして現在は「見た目主義社会」。 現在は他人を判断する基準として最優先されるのは見た目!デブはどんなに賢かろうとなんだろうと、所詮デブキャラ。どんな
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.livedoor.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く