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ノーベル賞
blog.livedoor.jp/shhiro
本に「あとがき」を書く余裕がありませんでした。以下、刊行後ではありますが、本の成立の経緯について書いてみました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最初から、中沢新一という一人の人物を取り上げて、本を書こうと思っていたわけではない。亜紀書房の編集者が私のところを訪れたとき、提案してくれたのは、悪と宗教というテーマだった。 そのテーマを提示されたとき、いったい何を書けばいいのか、とっさには思いつかなかった。それで、しばらく執筆を承諾する返事をしないまま、あれこれと考えていた。一応、書けそうだという感触を得て、構想を練ってみたが、そのときはもっと漠然とした内容のものだった。 その構想にもとづいて書き始めたのが、昨年の5月末のことだった。それからなんとか書き続け、4章まで書き進めたのだが、満足できるものにはならなかった。問題は、宗教とかかわる悪について、私のなかに
半年ほどかけて書き進めてきた『中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて』が3月20日頃、出版される予定です。256頁、定価1,700円(税別)で、出版元は亜紀書房です。 目次(予定) 中沢氏の変節−はじめに 第1章 一番弟子の困惑 第2章 サリン事件の本当の意味 第3章 『虹の階梯』の影響と問題点 第4章 コミュニストの子供として 第5章 テロを正当化する思想 第6章 宗教学者としての責任
平凡社から渡辺直樹編『宗教と現代がわかる本2009』が刊行されましたが、それに「『タオ自然学』の30年」という文章を寄稿しました。ニューサイエンスの先鞭をつけたこの本の翻訳に参加して、もう30年の月日が流れています。刊行以来今日まで、この本の意義についてまとめました。
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