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ノーベル賞
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原作者のこうの史代氏と、片渕監督へのインタビュー記事は数多く、全てに目は通せないが。 今のところ筆者が見た限りで、こうの氏本人が、太極旗を描き込んだ理由について語ったものは見当たらない。 片渕監督も「原作にあるので」と、あっさりした答えにとどめている。 こちらのリテラの記事によると。 『この世界の片隅に』は反戦じゃない? 太極旗のシーンは『夕凪の街 桜の国』で、日本の加害描写に触れていないと批判されたことへの「回答」ではないか、とのこと。 つまりこのシーンは〈朝鮮人労働者たちが敗戦によって、日本の支配から解放されたことを祝って太極旗を揚げたところ〉ということなのだろう。 (相次ぐ出兵で不足した労働力を補うため、当時“外地”から、多くの被占領民が徴用されていた。日本に生活基盤を作っていた彼らの一部は、戦後も日本で暮らし続けた。これが在日コリアンである。) そしてそれを見たすずが、「米軍の暴力
●『この世界~』で描かれなかったことこそ、忘れられてはならない 映画のラスト。終戦から数ヵ月後の広島で、すずと周作が、戦災孤児の少女を家に引き取るエピソードが描かれる。 このシーン、劇場ではあちこちで洟をすする音が聞こえた。筆者も思わず、目頭がジワッと来てしまったことは正直に書いておこう。 最後の径子のセリフ「晴美の服じゃこまいかねぇ…」も泣かせる。エンディングでは、少女がその後幸せに暮らすことが暗示される。救いのある、大変に良いラストシーンだ。 こんな良いシーンにケチをつけるとは、なんて根性のひん曲がった奴だと、自分でも思う。 だがこのエピソードが映画のラストを締めくくり、「ああ良かったね」と「いい話」に回収されて終わってしまうのだとしたら、筆者はいたたまれないものを感じる。 ヒロシマを描きながら、原爆投下後から始まった、現代にも続く悲劇〈被爆者差別〉が、その片鱗すら感じさせることもなく
コメント一覧 (4) 1. ラムちゃん 2017年02月28日 14:40 僕も、アクションを復刊時に読んでいたのと、評判が良かったので観に行きました。正直、う〜んな出来でしたね。もちろんクラウドファンディングで制作したことは、凄いですし、純粋にアニメーションとしても良かったです。ただ、イデオロギー的な面とこの作品を観て喜んでいる人には激しく違和感を感じました。須藤さんの仰るリアルじゃないんですよ。 制作サイドの「すずさんは、絶対いる」の思いで作りましたの言に対して、あんな奴いねーが感想です。 2. ラムちゃん 2017年02月28日 14:54 長くなりますが、続きです。 僕の父方の親戚は、戦争で死んでません。一方母方は、ゴロゴロ死んでます。んなもんで、やはり父方の方は戦時中の話は結構するんですけど、母方はまずしないです。双方のリアリティの違いなんだと思います。アレで感動できる人や世代っ
レビューを引用し出したらキリがないので、このくらいで。 このように、この作品の絶賛ポイントとして「戦時下の日常が丁寧に描かれてる」 「リアル」が頻繁に揚げられる。 ……リアル? 個人的には、〈日の丸〉も〈天皇陛下万歳〉も〈お国のために〉も〈宮城遥拝〉も〈竹槍訓練〉も〈一億玉砕〉も〈イナゴの佃煮〉も出てこない“銃後”って、どこのパラレルワールド?と思ってしまうのだけど。 日の丸は所々に登場するものの、なぜか小さく、目立たないように描かれている。出征兵士の見送りシーンも、豆粒のようなロングショットで、映るのはほんの一瞬だ。 映画開始から約26分後の、最初の出征見送りシーン。 バックに小さな音声で「バンザーイ」が聞こえるのみで、よほど気をつけて見ないと、何をやっているシーンなのか分からない。(出征シーンについては後述。) ©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 呉は真珠湾攻撃の出撃
前回のラストに(つづく)と書いておきながら、また違う話の割り込みエントリになってしまうけれど。 こちらで、差別ツイートとして貼った〈ユウケンSS〉なる同人作家。てっきり、鍵アカにしてトンズラでお終いと思っていたら、その後がまたスゴかったのですよ。 『馬脚を現す』どころか馬のキン〇マまで現したかのような、開き直りと被害者ぶりたるや、絵に描いたような、頭の悪いネトウヨの見本だ。 以下、まるでTogetterのまとめみたいになったけれど。 筆者のコメントは最小限に控えるので、 ユウケンSSとネットカウンター諸氏とのやり取りをご覧頂きたい(全部は拾いきれなかったが)。 まずは発端となった、ユウケンSSの4月19日の差別ツイートを再掲。 彼はこのツイートを削除した後、22日に、自分のブログに謝罪文(らしきもの)を掲載した。 http://blog.livedoor.jp/yuuken01/archi
自身のブログ上で笑顔を見せているこの女、中谷(なかや)良子。 https://nadeshikonippon.therestaurant.jp/より とのことだが。 この女はどういう人物か。 2010年当時、在特会に所属していた中谷は、徳島県教職員組合の事務所を、仲間10人程と共に“襲撃”したのである。 「中谷良子 徳島県教組」でググれば、詳しく出てくるだろう。 そのときの様子(動画はすでに削除)。 『週刊金曜日』2015年 3月13日号より 10年4月14日午後1時過ぎ、外から割れた怒号が聞こえてきた。 「『なんやろな』と外に出たら『日教組』『募金詐欺』と聞こえた。ありゃ、うちや!と」。 事務所に戻って警察に電話していると、日章旗や拡声器を持った男女が次々と押し入ってきた。 「『入って来ました! 不法侵入です』って言ったら警察が『受話器を置かないでください!』って」―――。
前回の続き。Youtube動画溜池Now 第1回都市伝説サミット『アニメ編』にて、この“となりのトトロと狭山事件のデマ”を、どこかのバカが得意げにしゃべっている姿が視聴できる。岡田斗司夫氏が同席していながら、なぜこんなウソ八百の話にツッコマないのだろうか。 ソフト化もされない幻の作品であれば、この手のデマが発生することもあるだろう。しかし「となりのトトロ」は十数回も放送されている上、観ようと思えばいつでもDVD等で視聴できる作品ではないか。 疑問があれば簡単に確かめられるのに、こんなデマが何年も流れ続けるのは本当に奇妙な現象だ。 上のYoutube動画のタワゴトを丸々引き写してるブログも膨大にあるが、以下でまとめられている主張を検証しておこう。 本当は悲しくて怖い『となりのトトロ』 サツキとメイはすでに死んでいた - なおすけの都市伝説と雑学 ①池に浮いていたサンダルは、直前にメイが履いて
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