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オツイチ小説再生工場 工場日誌 読者参加型企画『オツイチ小説再生工場』の途中経過と、作家・乙一の謎に包まれた日常がわかる、乙一さん公式ブログです。 もうすぐ映画「マッドマックス怒りのデスロード」のブルーレイやDVDが発売される。いい機会だから感想を書くことにした。Twitterなどでもいくつか感想を書いていたけど。長くなるといけないのでこちらにまとめておこうかと。 この映画は「マッドマックス」シリーズの数十年ぶりの新作だ。四作目にあたる。僕は特に「マッドマックス2」が好きだったので、新作が公開されると聞いたとき、すこしこわかった。思い出補正のせいで、今回の新作がたのしめないんじゃないかとおもったのだ。しかしそれはまったくの杞憂だったし、好きすぎて何回も劇場で観ることになった。ひまな時間があるとこの映画についての考察をしていた。ネットを検索していろんな人の意見をながめた。以下、ネタバレありで
[2011年07月15日(金)] 【Jリーグ】ラストゲームを飾った宇佐美貴史。「欧州でも伝説を作る」 佐藤 俊●文 text by Sato Shun 7月13日のヴィッセル神戸戦でガンバ大阪は3-2と快勝。バイエルン(ドイツ)への移籍が決まり、日本でのラストゲームとなる宇佐美貴史が全得点に絡む活躍を見せて、ジュニアユースから7年半過ごしたチームに別れを告げた。 「ドイツのクラブだからじゃなく、バイエルンだから決めた」と語った、宇佐美のバイエルン移籍のニュースは衝撃的だった。 宇佐美は、日本代表での出場経験もなく、五輪代表でも定位置をつかんでいない。もちろん欧州での実績もない。それでもバイエルンは来年6月末までの期限付き移籍ながら年俸約8000万円、背番号は往年の名プレイヤー、ヨハン・クライフの代名詞として有名な「14番」を用意。期待の大きさがうかがえるビッグオファーだった。 世間を驚
Archives 2011年6月 (27) 2011年7月 (10) 2011年5月 (20) 2011年4月 (11) 2011年3月 (19) 2011年2月 (20) 2011年1月 (23) 2010年12月 (13) 2010年11月 (17) 2010年10月 (11) 2010年9月 (15) 2010年8月 (13) 2010年7月 (8) 2010年6月 (16) 2010年5月 (16) 2010年4月 (5) 2010年3月 (4) 2010年2月 (3) 2010年1月 (3) 2009年12月 (3) 2009年11月 (4) 2009年10月 (6) 2009年9月 (2) 2009年8月 (3) 2009年7月 (1) 2009年6月 (1) 2009年5月 (1) 2009年4月 (1) 2009年3月 (2) 2009年2月 (1) 2009年1月 (1)
[2011年07月11日(月)] 【なでしこジャパン】歴史をつくった120分間。ドイツ戦で示したなでしこサッカーの真髄 早草紀子●取材・文 text by Hayakusa Noriko photo by Hayakusa Noriko なでしこサッカーが歴史を塗り替えた。ホスト国・ドイツとの準々決勝、約26000人が入ったヴォルフスブルクのスタジアムは満員御礼の大アウェー。この状況下でなでしこジャパンは快挙を成し遂げた。 スタジアムに足を運んだドイツサポーターのうち、延長戦にまでもつれ込む展開を何人が予想しただろうか。しかも、スコアレスで母国が敗戦することなど誰も想定していなかったはずだ。 ましてや相手はまだ国際大会での実績も浅い日本だ。だからこそ、決勝ゴールが日本に生まれた瞬間、スタジアムは気味が悪いほどの静寂に包まれた。 それは丸山桂里奈のガッツポーズとともに「入った!」という日
[2011年07月05日(火)] 【Jリーグ】自らのスタイルを変えて“J2の戦い方”をつかんだFC東京 藤原 夕●文 text by Fujiwara Yu 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo 昨季からの持ち越しとなる“得点力不足”という課題を解消するため、今季は高さのあるFW平山相太を攻撃の軸に据えたFC東京。だが、4月の中断期間中にその平山が骨折。すると、その後も米本拓司、高松大樹ら主軸が次々に戦線離脱。1年でJ1復帰を目指すJ2の舞台で、いきなり厳しい状況に立たされた。 加えて序盤戦は、J2の“徹底的に相手の良さを消してくる”戦いに苦しんだ。本来、全体をコンパクトにしながらブロックを組んで守り、そこから切り替えの速い攻撃を仕掛けることが狙いだったが、前線の起点や司令塔の梶山陽平が執拗にマークされ、ミスからカウンターを浴びるシーンが目についた。
[2011年07月04日(月)] 【U-17】王者ブラジルに惜敗も観衆を魅了。見事な反撃が示した日本の進むべき道 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by AFLO U-17ワールドカップ準々決勝。日本はブラジルに2対3で敗れ、史上初のベスト4進出はならなかった。 これまでの4試合、日本は落ち着いてパスをつなぐことで試合のリズムを作ってきた。吉武博文監督が常々、「主導権を握って試合を進めたい」と話していたように、ボールポゼッションで優位に進めることが、日本の生命線でもあった。 だが、この日ばかりは勝手が違った。その原因のひとつには、ピッチコンディションがある。 おそらくテレビで中継を見ていた人でも、ピッチ上のあちらこちらが黒く変色していたのに気がついたのではないだろうか。試合会場のあるケレタロでは、このところ豪雨と呼んでいいような雨が続き、ピッチは
[2011年07月01日(金)] 【プロ野球】楽天ベンチ裏リポート「スパイアーを奮い立たせた闘将の一言」 岩越亮(楽天イーグルス広報)●文 text by Iwakoshi Ryo 日刊スポーツ●写真 photo by Nikkan sports 「もし自分が監督だったら、(自分を)クローザーとして使わなかったかもしれない。でも、星野監督に『あの一言』を言われて、そして9回を任せてもらって奮起したんだ。本当に嬉しかったし、やってやろうって思ったよ」 こう話すのは楽天イーグルス・守護神のスパイアー。試合後、宿舎の選手食堂で「ワンモア」とパスタと鶏肉をおかわりしながら、しみじみと語った。髪はドライアーをかけない派なのかウェットで、シャワーを浴びたせいか、それとも試合後の興奮からか、顔は少し紅潮していた。 6月24日の大宮球場での西武戦、4-2と楽天の2点リードで迎えた9回にマウンドに上がっ
[2011年07月01日(金)] 【U-17】「日本はまるでバルサ」。ベスト4をかけ史上最高のチームがブラジルに挑む 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by MEXSPORT/AFLO メキシコのサッカーファンの目は厳しい。17歳以下の若い選手たちによる大会であろうと、つまらない試合をすれば、容赦なくブーイングを浴びせる。 だが、その一方で、彼らを納得させるサッカーを見せることができれば、大声援で後押ししてもらえるということでもある。 「ハーポン、ハーポン!」 この日、試合中に何度となくスタンドから起きた「ハポン(スペイン語で日本)・コール」は、日本のサッカーがメキシコの人々の心を、がっちりとつかんでいることを意味していた。 U-17ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、日本がニュージーランドを破り、準々決勝に進出した。スタンドの「ハポ
[2011年06月30日(木)] 【イタリア】ガスペリーニ監督就任でインテル&長友はこうなる 内海浩子●文 text by Uchiumi Hiroko パオロ・ヌッチ●写真 photo by Paolo Nucci 「最も私を苦しめた監督。イタリア人の中で最高の監督だ」 昨年3月、モウリーニョにそう言わしめたのが、当時ジェノアを指揮していたジャンピエロ・ガスペリーニである。モウリーニョより5歳年上だが、奇しくも誕生日(1月26日)は同じ。そのガスペリーニが2011~2012シーズン、インテルのベンチを任されることになった。 サポーターの反応には賛否両論があるが、大方は好意的だ。子供の頃からプロ選手になるまでユベントスで育ち、監督としてもユーベの下部組織からスタートしたビアンコネーロ(ユベントス)色が強いことに加え、いまひとつビッグネームでないことへの反発もある。だがその一方で、彼の
Archives 2011年6月 (24) 2011年5月 (21) 2011年4月 (11) 2011年3月 (19) 2011年2月 (20) 2011年1月 (23) 2010年12月 (13) 2010年11月 (17) 2010年10月 (11) 2010年9月 (15) 2010年8月 (13) 2010年7月 (8) 2010年6月 (16) 2010年5月 (16) 2010年4月 (5) 2010年3月 (4) 2010年2月 (3) 2010年1月 (3) 2009年12月 (3) 2009年11月 (4) 2009年10月 (6) 2009年9月 (2) 2009年8月 (3) 2009年7月 (1) 2009年6月 (1) 2009年5月 (1) 2009年4月 (1) 2009年3月 (2) 2009年2月 (1) 2009年1月 (1) 2008年12月 (1)
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[2011年06月26日(日)] 【U-17】史上初の1位通過。吉武ジャパンの快進撃を支える“鈍感力” 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by MEXSPORT/AFLO U−17ワールドカップにおいて、日本がグループリーグ最終戦でアルゼンチンを3対1で破り、決勝トーナメント進出を果たした。2勝1分けの無敗、しかもグループ1位での通過は、日本にとって史上初の快挙である。 日本は前2戦、ジャマイカに勝ち、フランスと引き分け、勝ち点4を手にしていた。アルゼンチン戦は勝つか引き分ければ、自力でグループ2位以上を決めることができた。ここまでの流れを考えれば、「勝っているときは動くな」がセオリーである。 ところが、その重要な試合で、吉武博文・U−17日本代表監督は思い切った策に出た。 フランスと好勝負を演じた先発メンバーから、実に6人を入れ替えたのだ。しか
[2011年06月24日(金)] 【五輪代表】最終予選には欠かせない、いまだ出番のない豪華なタレントたち スポルティーバ●文 text by Sportiva photo by AP/AFLO U−22日本代表がロンドン五輪アジア最終予選へ駒を進めた。 だが、2次予選アウェーのクウェート戦で1−2と敗退。アトランタ五輪予選以降、最終予選前に敗退したことなどなかっただけに、より厳しい戦いが待っている次なるステージへの不安は尽きない。 特に今回のU−22日本代表は、それまで7大会連続で出場してきたU−20W杯の出場権を逃した世代。2009年エジプト大会、2011年コロンビア大会と、連続してアジア予選で敗退し、厳しい修羅場をくぐり抜けてきた経験もない。アジア大会で優勝しているにもかかわらず、戦前から5大会連続の五輪出場を危ぶむ声が多いのは、そうした背景があるからだろう。 とはいえ、最終予選へ
[2011年06月23日(木)] 【U-17】史上初の快挙目前。強豪フランスとドローで日本が決勝Tへ一歩前進 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by MEXSPORT/AFLO アメリカ国境に程近い、メキシコ北部の産業都市モンテレイは、連日、灼熱の太陽に照らされ、日中は気温40度を超えている。 互いに初戦を勝って迎えた、日本対フランスのU−17ワールドカップ、グループリーグ第2戦は、そんな酷暑が少なからず影響を及ぼした。 同じ勝ち点3でも、アルゼンチンとの初戦を3−0で勝ち、得失点差でアドバンテージを持つフランスが選択したのは、徹底した“省エネ”作戦だった(日本は初戦でジャマイカに1−0)。 まずは日本にボールを持たせて、自陣で守備を固める。そして、ボールを奪ったら、前線の選手の個人能力を生かして、少ない人数で攻める。フィールド10人の内訳は攻撃
[2011年06月21日(火)] 女子サッカーがクラブレベルでも注目されるために必要なこと サイモン・クーパー●文 text by Simon Kuper 森田浩之●訳 translation by Morita Hiroyuki photo by Getty Images 【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】女子サッカーの現在(後編) もちろん僕たちのほとんどは、女性がサッカーをすることを好ましく思っている。でも率直に言えば、女子サッカーを見ようとする人たちはほとんどいない。最高の女子チームに寄せられる賛辞(「もうこれは男子並みのプレイです」)の陰には、寂しい現実がある。 イギリスではこの4月、プロサッカーの女子スーパーリーグが結成されたが、ほとんど知られていない。イギリス最高の選手たちがわずかとはいえ報酬をもらってプレイするようになったのに、たいていの試合の観客は10
[2011年06月20日(月)] ワールドカップ開幕直前〜女子サッカーがたどった数奇な歴史 サイモン・クーパー●文 text by Simon Kuper 森田浩之●訳 translation by Morita Hiroyuki photo by Getty Images 【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】女子サッカーの現在(前編) ずいぶん前のある夏の日曜日、ニューヨークのセントラルパークでヨーロッパ人の友人たちとピクニックをした。僕らのグループは男女3人ずつだった。ランチが終わったころ、誰かがサッカーボールを売りに来た。僕ら男たちは1個買い、それを見て女たちは笑った。男っていつもこうなんだから……。 僕らはボールを蹴りはじめた。やがて女たちも仲間に入ってきた。彼女らはそれまでサッカーをやったことがなかったはずだ。僕の世代のヨーロッパの女性はサッカーなどやらなかった。
[2011年06月18日(土)] 【今日は何の日?】柳沢敦、QBK事件 スポルティーバ●文 text by Sportiva photo by Getty Images 【2006年6月18日】 一斉を風靡した「急にボールが来た」のネットスラング 2002年日韓W杯でベスト16入りを果たした日本代表。中田英寿をはじめ、中村俊輔、小野伸二ら「黄金世代」など、豊富なタレント陣が円熟期を迎えた2006年ドイツ大会では、さらなる躍進が期待された。しかし重要な初戦で、オーストラリアにまさかの逆転負け。いきなり厳しい状況に追い込まれた。 続くクロアチア戦、最後にブラジル戦が控える日本は勝つしか生き残る道がなく、立ち上がりから果敢に仕掛けていった。そして迎えた後半6分、絶好のチャンスが訪れる。右サイドから加地亮がゴール前に鋭いクロスを配球。中央ではフリーの柳沢敦が待ち構え、誰もが先制点を確信した。が、
[2011年06月16日(木)] 【Jリーグ】ベガルタ仙台を強くした“折れない心” 石島亮太●文 text by Ishijima Ryota 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto) 6月15日、ベガルタ仙台がガンバ大阪を2対1で下した試合後。ユアテックスタジアムの外、喫煙者の憩(いこ)いの場で、地元の名物カメラマンの快活な声が響く。 「いやあ、今年の選手は表情が違うよな、表情が。被写体として引き締まっているんだよね」 この日は平日昼間の試合にもかかわらず、ベガルタのホームゲームには、1万4519人ものファンが詰めかけた。そのファンの声援に応えるべく、ベガルタのイレブンはピッチを躍動し続けた。 表情が例年になく引き締まる理由が、このチームにはある。3月11日に発生した東日本大震災の影響は、いまだに宮城県全域に残っている。「地域のために、絶対に良いニュー
[2011年06月14日(火)] 【Jリーグ】ガンバ大阪、何かがおかしい10年目の西野体制 佐藤 俊●文 text by Sato Shun 説田浩之●撮影 photo by Setsuda Hiroyuki ガンバ大阪がおかしい。 ここまで2試合未消化で4勝2敗1分、勝ち点13で順位は8位。成績だけ見ればさほど深刻にとらえる必要はないかもしれない。しかしチーム状態は、あまり悠長なことを言っていられないところまできている。 大阪ダービーとなった開幕戦、セレッソ大阪との試合は2−1で勝利。震災後にJリーグが再開してからも、サンフレッチェ広島には敗れたものの、モンテディオ山形、アビスパ福岡、アルビレックス新潟に3連勝、ACLもグループリーグ首位で勝ち上がるなど、表面的には好調のように見えた。 だが、このときからすでに、ある兆候が見えていた。 その問題がはっきりと露呈したのは5月24日、A
[2011年06月12日(日)] 【Jリーグ】「マインドの変化」で首位快走。柏の勢いを象徴する酒井宏樹の成長 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by AFLO 首位の柏を3位の横浜がホームに迎えた、J1上位攻防戦。横浜が勝てば、柏との勝ち点差を1にまで縮められるチャンスだったが、結果はあっけないものだった。 「完敗です。前半で(勝負が)決まりました」 横浜FMの木村和司監督も認める、柏の完勝(2対0)で注目の一戦は幕を閉じた。 それにしても、柏の勢いが止まらない。今年J1に再昇格したばかりだが、ここまで9試合を終えて、7勝1敗1分け。J1最少の4失点という堅守がベースになっているのは間違いないが、引き分けが少なく、しっかりと勝ち切れる決定力の高さ、勝負強さは際立っている。 柏のネルシーニョ監督は、強さの理由を次のように分析する。 「去年から(ほぼ
[2011年06月08日(水)] 【ドイツ】W杯開幕直前、女子サッカー先進国の現実と大会への期待 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko 木場健蔵●写真 photo by Koba Kenzo 女子ワールドカップ開幕まで3週間を切り、さまざまなメディアで大会関連の情報を目にする機会が少しずつ増えてきた。 そのうちのひとつに、面白いテレビCMがある。ある家電量販店がハイビジョンテレビの安売りを宣伝しているもので、内容はこうだ。ドイツ女子代表選手たちがワールドカップとおぼしき試合を戦っていると、ハイビジョンで中継されていることが途中で分かる。すると、プレイが一時的に止まり、ピッチ上で化粧をし、プレイを再開する。「細かいところまで鮮明に映ってしまうハイビジョンテレビで、すっぴんなんて見せられないわ」というわけだ。この手の女性心理を表現するとしても、日本では女子サッカー選手
[2011年06月04日(土)] 【イタリア】スナイデルは長友を思い切り突き飛ばして祝福した ロベルト・スカルピーニ●文 text by Roberto Scarpini 内海浩子●翻訳 translation by Uchiumi Hiroko photo by SINO/FOOTBALL PRESS インテルチャンネル名物パーソナリティーのナガトモ日記(最終回) セリエAは終わっても、長友にとってイタリアでの最初のトロフィーを獲得するチャンスがまだ残されていた。5月29日のコッパ・イタリア決勝だ。 ファイナルまでの7日間を彼はサッカーから一歩離れてスタートした。チャリティーに参加するためミラノの町を出たのである。チームメートのマルコ・マテラッツィと共に向かった先はペルージャ。震災で大きな被害を被った仙台をサポートするためのイベントが彼らを待っていた。仙台にカーザ・ペルージャという
[2011年06月03日(金)] 【プロ野球】セの勝ち組、中日の強さの秘訣は“無言の演出”にあり!? 木村公一●文 text by Kimura Koichi 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi これが試合巧者でならす中日の底力か。チーム打率2割2分7厘はリーグ5位。なかでも森野将彦、和田一浩、ブランコのクリーンアップ3人の平均打率も2割2分3厘と極端に低い。守りでも守護神の岩瀬仁紀が8セーブこそ挙げているが、防御率は4.77。 それでも交流戦ではセ・リーグで唯一の勝ち越しており、交流戦が始まるまで4.5あったヤクルトとのゲーム差も1にまで縮めた。もちろん、チーム防御率2.67というリーグトップの数字が示すように中日本来の“守り勝つ野球”が勝利を呼んでいることに間違いはないが、マイナス要素をマイナスに感じさせない強さが中日にはある。 「打てなければ、守りゃいい
[2011年06月01日(水)] 【プロ野球】中日・浅尾拓也はプロ入り前に4キロも痩せるほど悩んでいた 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko 日刊スポーツ●写真 photo by Nikkan sports 安倍昌彦の投魂受けて〜第7回 浅尾拓也(中日) 後編 「ブルペンで、腰下ろして捕ったほうが見やすいかもしれないですね」 見かねたように、浅尾は助け舟を出してくれた。これがよかった。慣れたブルペンで腰を下ろした途端に落ち着けた。キャッチボールでは捕れる気がしなかったが、低い場所から見上げると「捕れそうな気」がし始めていたから不思議なものだ。 それにしても、この痙攣(けいれん)するストレートはなんだ。動くなんて、なまやさしいもんじゃない。150キロ前後が、ビリビリ、ビリビリ、震えながらやってきては、そのたびミットの中の親指がねじれる。あのヒゴ細工のような痩身(そうしん
[2011年06月01日(水)] 【プロ野球】中日・浅尾拓也は無名の2部リーグで才能を開花させた 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko 日刊スポーツ●写真 photo by Nikkan sports 1984年、愛知県生まれ。常滑北高から日本福祉大に進学。愛知大学リーグの2部、3部で通算21勝9敗。06年ドラフト3巡目で中日に指名され入団。09年には開幕投手を務めたが、現在はセットアッパーとして活躍し、昨年は最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得した 安倍昌彦の投魂受けて〜第7回 浅尾拓也(中日) 前編 「なんか、マンガに出てきそうなピッチャーだなぁ」 ネット裏の記者席からこんな声が上がり、居合わせたスカウトたちが、「あれで活躍したら、人気出るぞ〜」と、茶化すような笑い声で応える。 2006年7月。名古屋・愛知学院大グラウンド。ブルペンから駆けつけて、リリーフのマウンド
[2011年06月01日(水)] 【イングランド】プレミア昇格を決めたスウォンジーとモウリーニョの系譜 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by Getty Images バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッドのチャンピオンズリーグ決勝から中1日。まだその余韻が残るなか、聖地ウェンブリーでは、来季プレミアリーグ昇格の残り1枠をかけたリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレイオフ決勝が行なわれた。 試合はスウォンジー(3位)がレディング(5位)に4−2で勝利を収めた。長く低迷が続き、2002〜2003シーズンにはノンリーグ(5部相当)降格の危機に瀕していた「The Swans」(スウォンジー)は、28シーズンぶりにトップリーグに返り咲くことになった。同時にウェールズ勢としては、92年のプレミアリーグ誕生以来、初めて参戦するクラブとなる。
[2011年05月31日(火)] 【オランダ】VVV1部残留。カレン、吉田がプレイオフで得たもの 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images エールディビジ残留をかけたプレイオフ(入れ替え戦に相当)を戦っていたVVVフェンロが苦しい戦いの末、残留を果たした。 ホームアンドアウェーで3回戦制が取られているこのプレイオフ、エールディビジ(1部)17位のVVVは2回戦から登場し、まずはフォーレンダム(2部6位)を2連勝で下す。3回戦はズボーレ(2部2位)にアウェーで2−1と先勝し、ホームでの第2戦を迎えた。 条件的には圧倒的なアドバンテージを手にしながら、この試合のVVVはズボーレに先制を許す展開で、予想以上に苦しんだ。1−2とリードされていた68分には、主将であるボランチのバラスが2枚目の警告で退場となる絶対絶命のピンチを迎えた
[2011年05月31日(火)] 【プロ野球】完封激増、パの投手たちが語る“統一球の恩恵” 阿部珠樹●文 text by Abe Tamaki 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi 今年のプロ野球は完封試合が多い。特にパ・リーグは5月30日終了時点で、13投手による19回の完封勝利がある。昨シーズンは29回だから、ここまま今の傾向が続けば昨年を上回るのは間違いないだろうし、倍近くに増える可能性も十分にありえる。 興味深いのは完封勝利が特定の球団、投手に集中しているのではなく、万遍なく出現していること。ダルビッシュ有(日本ハム)や杉内俊哉(ソフトバンク)などの常連だけでなく、9年ぶりに完封勝利を挙げたミンチェや新人の牧田和久(ともに西武)、さらに今季からローテーションに加わった育成出身の山田大樹(ソフトバンク)といった意外な顔ぶれも含まれている。 これだけ完封投手
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