※表の日本の値は2008年(平成21年度)の予算ベースなので多少数字がずれている。日本の地方分権的な制度は、戦後すぐのシャウプ勧告にはじまる。地域でできることは地域に任せる。出来ないことだけを、より上位の自治体や政府に任せる、という考え方に基づいている。 →補完性原理 - Wikipedia 国は赤字を出して地方に財源を配分する3 地方財源の状況 次に、租税を国税と地方税の別でみると、国税43兆7,074億円(対前年比8.6%増)、地方税34兆3,163億円(同2.5%減)となっている。租税総額に占める国税と地方税の割合は、第25図の とおりであり、国税56.0%(前年度53.4%)、地方税44.0%(同46.6%)となっている。 入ってくる税収の方を見ると、税収は国56%:地方44%となっている。ただし国に入ってくる税収は地方交付税などが含まれている。これは国が集めた税金を、一定の算定基