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■同人誌『ソフラマ! vol.03』の感想(id:sofurama) 文学フリマにて購入した同人誌。コンテンツは以下の通り。 青い鳥文庫のような小説座談会 キャラクターからプレイヤーへ(守草賢哉) あんこくライトノベル入門 スマガ論―男の子が空から落ちてくる物語―(高桑翌日) 美少女文庫の妄襲! 姪っ子症候群(作・萱滴/絵・下戸蛙)○『青い鳥文庫のような小説座談会』 Skypeチャットを使って、ソフラマのメンバー総出で行われた座談会。取り扱われた作品はほとんど知らず、なかなかついていくのが辛かったのだが、しかしここで語られていることは、要するに「ライトノベルとは何か?」というような、ある種の定義論争めいたものであるだろう。もちろん厳格に決めようとする不毛な試みではなく、けっこう大まかに捉えようとする、といった。けっこう感覚的にはよく分かる話だった。少し長くなるが引用してみよう。■どっちのリ
5月10日の文学フリマにて、同人誌を販売いたします。 ブースはE-39 Childrenです。サークル配置図はこちら開催日 2009年 5月10日(日)時間 開場11:00〜終了16:00(予定)会場 大田区産業プラザPiO(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)注意! 今回より、会場が秋葉原から蒲田へと変更になりました。ホームページ http://bunfree.net/ さて、当日扱う同人誌について。 Children Vol.5 PLAYBOX vol.1 Twitter本 Children Vol.4 以上の四点です。Children Vol.4は300円で、それ以外の価格は500円に設定しております。さらに、当日は上記四点(もしかしたらおまけがあるかも)という形でのセット販売も予定しておりますので、是非ともお求めください。『Children』は
生物から見た世界 (岩波文庫)作者: ユクスキュル, クリサート, Jakob von Uexk¨ull, 日高敏隆, 羽田節子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06メディア: 文庫■感想 とても面白かった講義の中で、ユクスキュルの「環世界」についての話を聞き、いずれ著作である『生物から見た世界』を読みたいと思っていたのだが、ようやく念願叶って読了した。「環世界」について興味があったのは、〈現実〉と〈虚構〉という二項の関係について、「環世界」によって上手く説明できるのではないのだろうか、と考えていたためである。以前にmixi上に「フェルメール――光の天才画家とデルフトの巨匠たち」展のレポートを書いた際に、「環世界」という言葉を用いて、表現上の工夫について軽く述べたのだが、あまりに曖昧にしか知らなかったので、問題を広げることができなかった*1。そういう反省もあったので、読めてよ
CLANNAD AFTER STORY 1 (初回限定版) [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/12/03メディア: DVD■感想 いや、俺は観ているよ。「CLANNAD AFTER STORY」を観ているんだよ。楽しみに。そして感想を書くことを、別の意味で楽しみにしていたよ。けれどそれはもはや不可能なんだよ。ちなみに俺は原作未プレイで、今度友達にPSP版を借りるけれど、あーもうなんかきっついなあ。借りるけどきっついなあ。という訳で、7話からだけれども、今までの分の感想。「CLANNAD After Story」7話、観終える。なんか物語の不可能性に触れている物語だなあ、と直観的に思った。/「CLANNAD AFTER STORY」8話、観る。相も変わらず面白い。物語の不可能性というシステム。/「CLANNAD AFTER STORY」9話観る。「進めるんなら
新潮 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/06メディア: 雑誌■感想(1)――佐藤友哉「デンデラ」 再びこの作品を取り上げる。 今年(2008年)は、批評の年だとわたくしは思っていて、小説よりも批評が強かった。強弱ではない、という意見もあるだろうが、わたくしの感覚としては、今年は小説よりも批評の方が目立っていたと思う。もちろん、舞城王太郎の「ディスコ探偵水曜日」を始めとする、原稿用紙1000枚超の「メガノベル」が多く刊行された年でもあったのだが、それらよりもむしろ批評の方が、力が強かったような気がするのだ。 この認識については別に共有して欲しいと思っている訳ではないので、ここでは流すとして、「新潮」の新年号――つまり2009年1月号について。 巻頭掲載作品は、佐藤友哉の「デンデラ」。620枚という枚数が端的に示すように、この小説は端的にいって「
性的人間 (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/04メディア: 文庫■「セヴンティーン」感想 授業で取り扱ったので、感想を。 この「セヴンティーン」(1961年発表)という小説を読みながらいろいろなことを感じたのだが、わたくしの感想は、どうやら授業中では異端的だった模様。この作品は何も右翼少年の山口二矢を描いただけのものでも、浅沼稲次郎暗殺事件を描いただけのものでもなく、つまり右や左といったイデオロギーがテーマであるだけでなく、もっともっと抽斗があるんじゃないのだろうか、と思った訳である。とりあえず「セヴンティーン」から話を進めたい。 主人公の「おれ」が17歳の誕生日を迎えるシーンから、物語は始まる。「おれ」は周囲の人間に対して劣等感を感じ、オナニー(自涜)ばかりして、さらには姉との口論の最中かその後に「左」である自分が何もできない無力な存在であると感
■移転http://d.hatena.ne.jp/mado_m/20080708
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