サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
d.hatena.ne.jp/q_n_adachi
『数とは何か そしてまた何であったか』(共立出版)が6月23日に発売されました。数という概念が文明によってずいぶんと異なること、その結果時代に応じて姿を変えながら進化してきたことを現代数学の立場から描写しました。デカルト、ニュートン、オイラー、コーシー、デデキント、フレーゲといった数学史上の偉人たちの個々の業績について言えば、より詳細に分析、紹介した著作はたくさんあるでしょうが、数、とくに自然数という概念に絞って、一貫した通史を述べた書物は世界でも珍しく、少なくとも私は見たことがありません。 本書でオリジナルだと思われる内容の一例を挙げます。どうして西洋文明では、負の数が数として認められるのに2000年という長大な年月を要したのか、は実に歴史の不思議ですが、西洋から出る本は、西洋文明の中から見ているために、負の数に対する偏見に自ら気が付くことがなく、これまでこの点が明確にされてきませんでし
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『d.hatena.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く