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体力トレーニング
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2008-12-25 - 明日刈られる麦ついったにも書いたことがあったけど、以前読んだ「障害学への招待」という本を思い出した。障害学への招待―社会、文化、ディスアビリティ作者: 石川准, 長瀬修出版社/メーカー: 明石書店発売日: 1999/03メディア: 単行本 第5章 市野川容孝「優生思想の系譜」。ナチスの優生学についての記述。 しかし同時に、優生学はまさに福祉国家という枠組みにおいてのみ可能だったとも言わなければならないのである。(略) ある意味で、ナチスの優生政策は、「すべての者に人間たるに値する生活を保障する」(ワイマール憲法第百五十一条)ことを目指した、ワイマール時代の福祉国家体制の上に築かれている。各人の生の保障という責務を引き受けるのと引き換えに、国家は、各人の生を鷲摑みにし、それを国家にとっての経済的有用性の観点から評定する権利を手に入れる。そうした評定は、有限な福祉予算
■[社会]「繋がる」リスク 「ネットではリアルでは言えないことが言える」というけど、これは別にネットの特性ではない - ARTIFACT@ハテナ系のブクマに、 2007年12月16日 stand_up1973 web, コミュニケーション 確かに。通常、関係から生じるリスクを回避するにはお金を払うことが多いですよね。風俗とか… と書いたのの元ネタは上野千鶴子の「発情装置」です。 ネットの話からはちょっと離れますが。 全体としてはエッセイの寄せ集め的な本でまとまりがないのですが、以下の引用した辺りだけ異常に印象に残っています。 人がセックスの代価にカネを支払ったり受け取ったりすることには、いくつかの動機があります。精神分析家の岸田秀さんによれば、男にとって買春とは、もしかしたら妊娠や出産につながるかもしれない性行為のツケを、オレは払わないよ、という「のり逃げ」の代価なのだそうです[岸田 19
誰も「戦後」を覚えていない (文春新書),鴨下 信一うちの父に「面白いよ」と貰っていたのをようやく読んだ。団塊世代の父にも新鮮な話が多かったらしい。印象に残った箇所をいくつか。敗戦直後、盗難が常態化していた銭湯の話。被害者は即座に加害者に変る。こちらも良い下駄に取り換えるチャンスをねらっている。ぼくもやったことがある。記憶では、最初は盗まれないように履物を脱衣場まで持ち込んでいた。その後誰もそうしなくなったのは、この、自分も取り換えてもいいんだ、盗みではない、これは取り換えだ(だから被害者が帰りに裸足で帰るなんてことがないように、自分の古い、チビた下駄は残して置く)……皆がこの意識を持って暮らしていたことの証拠だろう。あるいは、こう言い直した方がいい。そうやって盗みの意識をごまかすことに皆が慣れていた。社会のルール化していたと言ってもいい。 運良く焼け残った家に、家を失った一家が<間借り>
ファーブルと無政府主義? - HPO:機密日誌以前に民主主義って何 - stand_up1973の日記というかなりいい加減なエントリでこの2者に触れたことがあったのですが、自分はこの話題については浅羽通明の「アナーキズム」という本で知りました。「第3章 躍動するエラン・ヴィタル - ベルグソニアン」の冒頭にこうあります。これは有名な話のようですね。平凡社『大百科事典』、「昆虫記」の項目はこう結ばれている。「なお、ファーブルを日本に最初に紹介したのは賀川豊彦であり(大正初期)、≪昆虫記≫の邦訳は大杉栄によるものが最初である」それから、大杉栄が(進化論に関係するような)昆虫記のとあるエピソードにいたく感銘を受けた、ということがあったみたいです。ここは自分も好きなエピソードなので、ちょっと(浅羽本より)引用してみます。 アナーキストの勉強会「北風会」で、ある日、大杉は『昆虫記』の一エピソードを紹
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ARTIFACT@ハテナ系 - aikoファンの女性すみません、たびたびトラバしてしまって。あまりに笑えました。既婚女性、容赦なさすぎですね。。。 そして思うのは(また同じ構図の繰り返しになってしまうのですが)、この「袖の長いセーターからのぞかせた手でホットミルクを飲む」aiko的世界観の中の女たちの存在の一方には、こういう女を愛してやまない男たちというのがこれまたけっこうな量いるんだよな、ということ。自分としては、そのどちらがというでもなく、この2者が補完しあう状況に、何か心疼くものがある。まあそんな人たち放っておけばいい話ではあるのですが、結局のところ、そういう趣向の幾分かがまだ抜きがたく自分の中にあるために、全くその自覚のない人間には何か一言言ってやりたい気分になるのだと思う。 この話の延長で思い出すのは(急に重い話になってしまうのですが)、渋谷区幡ヶ谷の歯科医の娘の殺人事件について
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