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エクストーンの豊田です。先日、エクストーン社内で技術勉強会があり、そちらでFirebase Authenticationを利用してWebサービスを設計・運用した際に困った話をさせていただいたので、こちらでも紹介させていただきたいと思います。 Firebase Authentication FirebaseはGoogleが提供しているモバイル・Webアプリケーション向けのプラットフォームで、認証やストレージ、関数実行等の機能を提供します。今回はFirebaseが提供する認証サービスであるAuthenticationについてお話しします。 Firebase Authenticationはユーザーの管理や認証を行うサービスで、メールアドレス・パスワードによる認証の他に、同じユーザーに対してGoogleアカウントやApple IDを利用した認証を紐づける等が可能です。ユーザーの管理自体をFireb
こんにちは、Xtoneの松本です。 Google Sheets(スプレッドシート)でタスク管理や試験管理をする際、シートが更新されたらSlackへ通知したいと考える方は少なくないと思います。本記事では、非エンジニアでも簡単にGoogleスプレッドシートの変更内容をSlackへ通知できる方法を紹介します。 ※所用時間:約10分〜15分 Googleスプレッドシートの特定の列の表記の変更をSlackへ通知する 今回は以下のようなタスク表を想定し、特定の列が変更された場合にSlackへ通知を送るような仕組みを作ります。今回はステータスを管理する「H列」が任意のステータスに変更された場合に通知が飛ぶようにします。 Slackチャンネルへ通知されるイメージは以下の通りです。 事前に準備しておくもの 事前に準備をしておくものは以下の3つだけです。 Googleスプレッドシート Slack Webhoo
エクストーン デザイナーチームの原です。 デザイナーチームからの初投稿ですので、今回はどのような環境でデザイナーが働いているかを、ハード・ソフト面を中心に紹介いたします。 早速ですが、デザイナーチームの機材をまとめると以下のようになります。 デザイナーチームで利用している機材 PC: Apple MacBook Pro 16-inch 2019 CPU: 2.6GHz 6コア intel core i7 GPU: AMD Radeon Pro 5500M 4 GB メモリ: 32 GB 2667 MHz DDR4 ディスプレイ: EIZO FlexScan EV2785(2台) ペンタブレット ヘッドセット: Jabra Evolve 20 Webカメラ: Logicool C922n デザイナーチームで利用している主なソフトウェア デザイン系 Figma Adobe Creative C
エクストーンの豊田です。先日、k6 (https://k6.io/) というツールを利用してWebサービスの負荷試験を行ったので、そちらの紹介をしたいと思います。 k6について k6はオープンソースで提供されている負荷試験ツールで、負荷試験のシナリオをJavaScriptで記述できる特徴があります。もちろん並列にリクエストを送るクライアントの数や、リクエスト数、テストの時間等も柔軟に指定することが出来ます。 import http from 'k6/http' export default function () { http.get('https://test.example.com') } 上記はテストシナリオの記述例です。GETリクエストだけでなく、POSTやPUT等の他のHTTPメソッドも容易に記述できますし、レスポンスの値を取得することも出来るため、個人的にはAPIの負荷試験は特
エクストーンの松本です。 ワイヤーフレームをどのツールを使って作るかについては、多様な意見があるところかと思います。昔はオフィス系ツール以外の選択肢があまりなかったように思いますが、最近ではデザイン系ツールやオンラインのコラボレーションツールなどが続々と登場し、かなり選択肢が増えてきました。 エクストーンでは以前はパワーポイントを主に使用していましたが、最近はFigmaを使うケースが増えてきました。今回はワイヤーフレームを作成する上で抑えるべきポイントと合わせて、Figmaを利用するメリットについて書いてみたいと思います。 ワイヤーフレームに求められること まず大前提として、ワイヤーフレームは、ディレクター、デザイナー、エンジニア、QA担当者、クライアント、パートナー企業など、プロジェクトに関わるほぼ全員が目にする資料です。この資料を起点として、ビジュアルデザインやプログラム開発、テスト仕
エクストーンの金です。RubyKaigi2023 では多くの注目トピックスがありましたが、ここでは HTTP/3 のはなしを紹介します。 Unleashing the Power of Asynchronous HTTP with Ruby というタイトルで、HTTP をめぐる33年の歴史と Ruby における HTTP/3 対応の紹介がありました。 rubykaigi.org 地味な題材ですが、Samuel Williams 氏によるすばらしいセッションでした。 登壇して HTTP の歴史を解説する Samuel 氏 - 個人的には RubyKaigi2023 でいちばん感銘を受けたセッションでした HTTPの誕生と歴史 いま日常的に使われている HTTP は1990年に生まれました。 世の中でようやく Windows3.0 が発売された年です。 (筆者はまだ Windows すら知らず
エクストーンの金です。5/11 (木) より開催されている RubyKaigi2023 に参加しました。 RubyKaigiではカロリーが高い (技術的な抽象レイヤー的に低レベル、かつ難易度が高い) セッションが多いのですが、現地でそういった「むずかしそう」なセッションを楽しむための Tips についてお話しします。 RubyKaigiは世界中から参加者が集まるので、英語でのセッションもあります 準備 楽しむためには準備が大切です。 "Luck is truly where preparation meets opportunity." 幸運は、準備と機会がめぐりあった時に起こる。 ヴァーチャルリアリティの著名な研究者であったランディ・パウシュ氏が引用した古代の格言ですが、いろいろなことに当てはまります。 アブストラクトを読み込む RubyKaigi の公式サイトでは、発表予定のセッション
エクストーンの金です。5/11 (木) より開催されていた RubyKaigi2023 も大盛況のうちに閉幕しました。 ここでは今年行けなかった、来年行ってみたい、という方に RubyKaigi の魅力を紹介します。 RubyKaigi2023 も大盛況のうちに閉幕 - この瞬間から RubyKaigi2024 がはじまる 『362日のRubyist』 RubyKaigiで発表された技術トピックについては、後日別のまとめを公開予定です。 世界の Ruby 界隈におけるプライマリイベントである RubyKaigi はプログラミング言語 Ruby に関する「世界の」プライマリイベントです。 界隈のプライマリイベントというのは、Apple であれば WWDC、Microsoft であれば PDC、といったイベントがありますが、これらのイベントは当然 Apple や Microsoft の本拠があ
エクストーンの金です。5/11 (木) より開催されている RubyKaigi2023 に参加しましたので現地レポートです。 松本駅での歓迎横断幕 こちらでは現地の雰囲気を中心にお話をさせていただき、のちほど技術的なまとめを公開予定です。 エクストーンのエンジニア支援とRubyKaigi エクストーンでは福利厚生として、エンジニアスタッフへの支援が幅広く行われています。そのひとつに技術・研究面に対する支援として、カンファレンスへの参加費補助やスケジュール調整のサポートがあります。RubyKaigi2023にもこの制度を利用して複数のスタッフが現地参加しています。 Ruby30周年 2023年、プログラミング言語Rubyは30周年となりました。 そしてRubyの生みの親はMatzこと、まつもとゆきひろ氏です。 2019年福岡での閉幕時に "Matsumoto is nice!" というフレー
エクストーンの松本です。 WEBサイトやアプリを運営する際、ユーザーの声を適切に集めることで、より良いサービスを提供するための様々な気付きを得ることができます。 ユーザーの声を集める方法としては、 アンケートを実施する ユーザーテストやインタビューを行う ソーシャルリスニングツールを導入する などの方法がありますが、いずれの方法もそれなりにコストがかかってきます。 もっと手軽な方法としては、シンプルにSNSでサービス名を検索する方法がありますが、関わっているサービスをSNS上で常にウォッチし続けるのはなかなか骨が折れる作業です。 そこで、「できるだけ手軽に」ユーザーの声を集めるための方法を模索し辿り着いたのが、Twitter、IFTTT、Slackの3ツールを連携させる方法です。 達成したいこと シンプルに、運営するサービスに関してツイートされたら、Slackのチャンネルに投げて欲しい。こ
こんにちは!エクストーンの桂です。 昨年の12月に、ご縁があった福岡県糸島市へ地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の仕組みを活用した寄付を行いました。 それに伴い、先月27日に糸島市役所で、感謝像の贈呈式があり、月形市長より感謝状を頂きました。 寄附金は、糸島サイエンス・ヴィレッジ(SVI)構想の実現化に向けて活用がされる予定となっています。 SVI構想は、大学などの教育・研究機関と、企業、行政、金融機関が連携して学術研究都市を創っていく構想です。 今後の展開がとても楽しみです! さらに、素敵な糸島の蘭も頂きました! 会社に飾っております。 エクストーンでは、毎年、利益の一部を寄付しています。 過去には、 病児保育や障害児保育などの社会課題の解決に取り組まれている「認定NPO法人フローレンス」さん、 アフリカのガーナ・ケニアへ雇用・教育・健康などを支援されている「認定NPO法人CLOUD
エクストーンの豊田です。Webサービスを設計する際、様々なSaaSを利用して開発コストを下げたり、便利な機能を提供したりすることを考えることが多いですが、その際検討しなければいけないのが、それらのSaaSにかかる費用感です。 多くのSaaSはサービス毎の利用した分だけ課金が発生する従量制を採用していることが多く、実際にサービスを運用するまでどのくらい費用が発生するか分からないことが多いです。 一方で、そのSaaSの採用をするかどうかの判断はまさしくその費用によって決まるところもあります。つまり、サービスを運用してみないと分からない費用について、サービス運用前に算出して採用可否を考える必要があるということです。難しいですね。 このような場合、フェルミ推定を用いて費用等の概算を出します。「シカゴには何人のピアノ調律師がいますか?」とか「バスにいっぱいバスケットボールを詰めたら何個入りますか?」
こんにちは、エクストーンの桂です。 「ニュースアプリの企画がChatGpt4でどこまできるか」の最後です。 これまでの 企画編 デザイン検討編 に続いて、 今回は、プロジェクト計画をしていきたいと思います。 スケジュールも予算も気になります。 具体的に聞いてみたのは、 開発手法案とそのメリットとデメリット 開発に必要なメンバーと会社 技術選定 React NativeとFlutterの違い、メリットとデメリット NativeとFlutterの違い、メリットとデメリット スケジュール 予算 です。 まずは、 どういう風に開発をしていくかを考えないいけないので、その方法の案を提案してもらうことにしました。 どういう手順でこのアプリの開発を進めるといいでしょうか?案を3つ考えてください。 アプリ開発を進めるための3つの手順案は以下の通りです。 案1: ウォーターフォールモデル 1. 要件定義:
こんにちは、エクストーンの桂です。 前回、「ニュースアプリの企画がChatGpt4でどこまできるか」 にトライしてみましたが、すごいアウトプットを出してくれました。 今回は、デザイン検討にトライしたいと思います。 デザインといっても、実際のビジュアルは、 ChatGPT4はまだ作れないので、あくまでテキストベースでの検討です。 聞いてみたのは ニュースアプリをデザインするときのポイント トンマナ案 カラースキーム案 です。 まずは、ざっくりと、デザインをしていく上でのポイントを聞くところからのスタートしてみたいと思います。 このニュースアプリをデザインしていく上で、気をつけなければいけないことを教えて下さい。 ニュースアプリをデザインする際に気をつけるべきポイントは以下の通りです。 1. クリアな情報構造: ユーザーが簡単に目的の情報や機能にアクセスできるよう、ナビゲーションやカテゴリ分け
エクストーンの豊田です。今回はソフトウェアの品質を上げるためのテスト戦略について、今自分が取り入れている考え方について簡単に紹介させていただきます。 ここでのテストは機械によって自動的に実行される自動テストのことを指しています。自動テストを行うためにはテストコードを記述する必要があるのですが、何をテストするかによってテストコードの書きやすさが変わってきます。テストコードを書く際にもコストが発生するので、それに見合う効果がないとテストコードを書く文化も根付かないと思っています。 今回はMike CohnさんのSucceeding with Agileで書かれている「テストピラミッド」という考え方と、エクストーンでどのように実践しているかについて紹介します。 テストピラミッドとは テストピラミッドとはテストの手法とテストの総量の関係を表した概念的な図、または概念そのものを指します。 テストピラ
こんにちは、エクストーンの桂です。 普段は、アプリなどのUI/UXの検討をしています。 UXにおいては「正解はそれを利用する人の中にある」ということが原則ではありますが、 今回は、その検討パートナーとして ChatGpt4がどこまでアプリの検討で使えそうなのかを実験してみました。 お題は、ニュースアプリにしてみましたが、 結論としては、驚愕の結果に・・! 主に、聞いてみたのは、以下の内容です。 必要な機能の定義 ターゲットにフォーカスした機能アイデア 定性調査の項目と台本 ペルソナ カスタマージャーニーとペインポイント コンセプト ビジネスモデル アプリの滞在時間を増やす方法 ユーザーの定着とLTVを長くする方法 画面一覧と画面内の構成要素 まずは、お手並み拝見ということで、 ターゲットと概要だけ伝えて、ざっくりとどんな機能が必要そうか聞いてみました。 新しいニュースアプリを作ろうと思って
エクストーンの豊田です。先日AWSのAurora 1.x系バージョンが2/28に終了するために、エクストーンが運用しているいくつかのサービスでバージョンアップを行う必要がありました。 理想はダウンタイムなしでのバージョンアップができればいいのですが、構成によってはダウンタイムが発生してしまうため、運用しているサービスやAuroraの形態によってそれぞれ異なる対応を行いました。 メンテナンスによる対応 あるサービスではサイトでメンテナンスを行い、ユーザーからのリクエストをシャットダウンしたうえでバージョンアップを行いました。これが許されるなら一番トラブルが少なく確実なバージョンアップ方法かと思います。 このサービスでは適用していなかったのですが、ユーザーに対して影響を最小限に抑えるために日常的にメンテナンスウィンドウを設定する方法があります。ユーザーのアクセスが最も少なくなる時間帯に定期的に
エクストーンの豊田です。エクストーンではWebアプリケーションの開発とともにインフラの構築や運用等も行っています。どのような構成でサービスを実現するかはサービスの種類や機能、規模等によって異なるのですが、今日はシンプルなウェブサイトをホスティングする際にエクストーンでどのようにインフラ構築を行っているかをお話ししたいと思います。 インフラ構築で主に利用しているサービス・技術スタック ほぼ前回の記事のおさらいになりますが、改めて記載しておきます。 API Server, 定時処理ワーカー AWS EC2, ECS Fargate (Ruby on Rails, express) Lambda (TypeScript) Google Cloud Cloud Functions (express) Cloud Run (Ruby on Rails, express) その他 Heroku (Ru
エクストーンの豊田です。エクストーンでも技術ブログを始めることになりました。最初なのでエクストーンでの普段の業務と採用している技術等についてお話ししたいと思います。 エクストーンでは主にウェブサイトならびにiOS、Android向けのアプリの開発を行っています。受注開発が中心ですが、エンジニアも含めてよりよいアプリケーションを作成するためにはどうすればいいかを様々な観点で提案・実装をさせていただいています。その中でどのような技術スタックを利用してサービスを構築するか等も含め、エクストーンで決めることがほとんどです。どのような案件かによって採用する技術スタックは変わってきますが、よく採用している技術についてここで紹介していきたいと思います。 Web開発で主に利用している技術スタック プログラミング言語 / フレームワーク Frontend TypeScript, React, Next.js
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