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今年の「かわいい」
devops-blog.virtualtech.jp
今回のとことんDevOps勉強会は「【ライブデモ】Visual Studio CodeのDev Containersを使って開発環境構築してみるよ」と題して、Visual Studio Codeの拡張技術であるDev Containersを使用した開発環境の構築方法をライブデモでお届けしました。途中、GitHubの障害でトラブルに見舞われたものの、何とか最後までご覧いただくことができました。 このライブデモは先日行われたオープンデベロッパーズカンファレンス(ODC)2023において、好評いただいたワークショップをもとに実施しました。Dev Containersは現時点ではまだベータ版ではありますが、クライアント環境を汚すことなく、素早く開発環境を用意できるという大きなメリットがあります。ぜひ、これを機会にウォッチしてみてはいかがでしょうか? 振り返りも兼ねて当日の配信の様子をYoutube
弊社ではGitHub Actionsの登場以前からCI/CDを行っていることもあり、CI環境としてはCircleCIが標準となっています。とはいえ開発の中心はやはりGitHubであり、GitHub上で自己完結できるという点において、GitHub Actionsの優位性は見逃せません。 今まで筆者は「CircleCIでやってたこの機能は、GitHub Actionsではどうやるんだろう?」といった視点で、都度検索することが多かったのですが、そういうやり方では知識が横方向に広がらないのですよね。もしかしたらもっと便利な機能があったり、やってはいけないアンチパターンがあるかもしれないのに、ピンポイントに検索していると、そういう気づきが得にくいのです。 なので場当たり的にググるのではなく、どのような技術であっても、一度は体系的に学んでおく必要があるというのが筆者の考え方です。そんな用途にぴったりな
他のOSでも同じような代替手段は用意されているとは思いますが、 macOSでDockerをインストールする方法の一つにHomebrewを使う方法があります。 Homebrewがセットアップ済み であれば、これでそれぞれインストールできます。 ちなみにDocker Desktopを入れる場合は、Docker CLIを入れる必要はありません。 brew install docker #Docker CLI brew install --cask docker #Docker Desktop for mac 一方で、Docker Desktopを再インストールしたい時というパターンがあるかもしれません。 Docker Desktopが不明なエラーのせいで起動しなくなったとか、/usr/local/bin/のリンクファイルを誤って上書きしてしまった時とか。 一旦削除してインストールしようと次のよう
IaCでインフラを管理していると、構築手順書が不要になります。構築手順がコードで表現されているからです。では、一切のドキュメントが不要かというと、そんなことはありません。設定値の説明などは必要になるので、使い方のドキュメントは必要になります。 かんたんDevOpsではIaCツールとしてTerraformを使っているんですが、terraform-docsというツールを使うと、そこそこのドキュメントがツールによって生成できることがわかりました。っということで、さっそく使ってみます。 terraform-docs??? terraform-docs.io github.com Terraformモジュールからドキュメントを生成するツールです。使っているモジュールがどのバージョンに依存しているのか、Input/Outputに渡すべき値なんかはわざわざ手で修正していると面倒ですし、修正漏れの原因にな
Docker Desktopは普段使いのマシンでコンテナーでアプリケーションを実行することができるソフトウェアで、Dockerのサイトからダウンロードして使うことができます。 開発中のアプリケーションのテストとか、手元の環境でソフトウェアを動かしてみたい時に便利です。VSCodeとの連携もバッチリで、VSCodeコードでコーディングしたアプリケーションをDockerコンテナーで実行するDevContainerにも対応しています。最近のバージョンでLinux Desktop版も提供されるようになったので、もちろんパソコンは必要ですが、Linux DesktopにDocker Desktopをインストールすれば、ほぼ無料でコンテナーベースのアプリケーション開発が可能になります。 良い世の中になりました。 そんな便利なDocker Desktopですが、Dockerの方針変更で次の条件に当てはま
最近PodmanやPodman Desktopが気になっています。 これを使ったらDocker DesktopやRancher Desktopの代わりになるかなあと思い、試してみることにしました。 Web検索したら、まんまの内容が公開されていました。 Podman with docker-compose on MacOS. · GitHub そうです。やりたいことはこれです。 というわけで、ちょっと補足しつつ試してみようと思います。 Podmanとその他のコンポーネントのインストール この手順ではHomebrewを使って色々インストールしますので、まだインストールされていない場合はHomebrewをインストールしてください。 https://brew.sh/index_ja PodmanとPodman Desktopについてはインストーラーが公式からリリースされているので、Homebrew
Rancher Desktopはデスクトップ上でKubernetesとコンテナの管理を行うことができるツールです。containerdやDockerを使ってコンテナーイメージのビルド、プッシュ、ダウンロード、実行できます。 K3sを使ってKubernetesクラスターの実行もデスクトップ上で可能になっています。 Visual Studio CodeのRemote DevelopmentやDocker拡張機能などの導入によって、Rancher Desktopを使ってコンテナベースでアプリケーション開発も可能になっています。 今回はRancher Desktopを使って、DockerとKubernetesに入門してみましょう。 コンテナーとはなにか コンテナーはアプリケーションを実行するプラットフォーム技術の一つで、アプリケーションをコンテナで実行します。コンテナー技術は自動化といった分野と相
CircleCIを利用することで、お手軽にCIを開始できることは、過去のエントリーでも繰り返し紹介してきました。しかし機密保持等の事情から、クラウドサービスを利用できない環境もあるのではないでしょうか。 こうしたケース向けに、CircleCIではオンプレミス版であるCircleCI Serverを提供しています。CircleCI ServerはKubernetes上にデプロイするアプリケーションです。その構築手順はドキュメントにまとめられているのですが、このドキュメントはAWS/GCPの両環境を併記していたり、やや冗長な手順が混在する都合上、全体的に見通しが悪くなっています。また言葉が足らないせいで、初見では理解しづらい箇所もいくつか存在します。 そこで本ブログでは、AWSのEKSクラスター上にCIrcleCI Serverを構築するための最短手順*1を、Step by Stepでわかりや
AWS環境を操作する場合、省力化や自動化のためにawsコマンドをターミナルから叩くのは日常的ですよね。操作する環境がひとつだけであればよいのですが、テスト環境と本番環境でアカウントが分かれていたり、また複数のプロジェクトに参画している場合に問題となるのがプロファイルの管理です。特に環境を取り違えるような事故がないよう、十分に気をつけなければなりません。 基本的には以下のコマンドを実行し、環境ごとに別のプロファイルを作成して使い分けますよね。 $ aws configure --profile PROFILE_NAME コマンドを実行する際には、--profileオプションで使用するプロファイルを指定すればOKです。 $ aws subcommand option --p PROFILE_NAME しかしコマンドを実行する度に、都度プロファイルを指定するのは面倒です。またコマンドラインオプシ
開発と運用が協力し合うDevOpsの課題 DevOpsとは、一般的に開発と運用が協力し合ってシステムを開発、運用していく取り組みを指しています。ただ、この説明だけだと、協力し合うのは当たり前と考えるかも知れませんので、DevOpsの必要性、すなわち課題について考えてみましょう。 開発は変化を求め、運用は安定を求める 開発と運用、それぞれの立場で求めるものが異なるという課題が挙げられます。 開発は変化を求める アプリケーションを開発する立場からすると、一度作ったらそれで終わりというわけではありません。バグの修正や機能の追加など、一旦リリースした後も開発は継続していくことがほとんどです。また、従来のような頻度の少ないリリースではなく、ちょっとした修正でもリリースする頻繁なリリースサイクルが求められます。 運用は安定を求める 開発されたアプリケーションを運用する立場からすると、リリースして動作す
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