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昨日(7/12)、ツイッターを見ていたらチャーリー・ヘイデンの訃報を目にした。ベーシストとしての素晴らしさもさることながら、作曲家としても非常に美しい曲を書く人で、本当に好きだった。合掌。 と、その数時間後同じくツイッターでトミー・ラモーンの訃報。ラモーンズのオリジナルメンバーは全員鬼籍入り。 さらにその直後、地底・吉田社長のリツイートで副島輝人さんが亡くなったことを知る。先日名古屋でディスロケーションとタイバンして呑みに行った際に副島さんの話題になり、岡崎さんか柳川さんから「京都に引っ越して」云々との話を聞かされていたので、さっそく吉田社長に問い合わせたところ、Facebookのあれは、お墓の話なんでしょう、との回答。Facebookは見れないので、吉田社長がブログでその文章を引用してくださっていて、それ読んで改めて衝撃を受けると同時に、最期までなんと粋でカッコいいんだよ、副島さん! と
以下はツイッターにも書いたのでフォローしていただいてる方はすでにお読みかと思いますが、私の妬みをまぁ聞いてください。 (1)今日またイヤな思いをした。あらかじめ白盤(CDR)とPR資料を送っといた○ュージック・○ガジン誌に電話をして「静寂の二作品、レビューに載りますかね?」と問い合わせたところ「白盤だけじゃレビューに載らない」と言われた。会話は大分端折ってますが。 (2)元々レビューのコーナーには載せる気はなくて連載を持っているライターに回したと言う。そのライターは白盤だけ送って来る作品に関してはほとんどの場合レビューを書かないと言う。そのライターの言い分は、ジャケットも込みでレビューを書きたいからだと言う。 (3)その言い分は分らないではない。しかし最終的に何を基準にレビューを書いているかというと結局レーベル側からの恩恵がどれだけあるかということじゃないの?それって。オレがそのライターを
最近そこここで話題なのが、七尾旅人くんが始めた「自力配信」。 http://www.tavito.net/kensakushounen/ これはツイッターで小野島(大)さんに問い詰められて(笑)、私は自分の意見をつぶやいたのだが、FMNの石橋さんも多分私と全く同じ意見。 http://fmn.main.jp/wp/?p=2239 こういった形の音楽の供給によって、レーベルとかショップは意味をなさなくなる。音楽家とオーディエンス・音楽購入者の全うな関係性が戻ってくる。これは素晴らしいことだ。 音楽家が得るべきカネを、レーベルとかディストリビュータとかショップとかJ○SRA○が中間搾取のような形で儲ける構図は、なくなってゆくに越したことはない。ライブはダイレクトに、小屋を貸した人、観に来た人、演奏した人、という実にシンプルな構造であるけれども、「自力配信」はそれに近い。 レーベル(含・出版社)
3日、4日、二日間かけてバイトをした。下請けの下請けみたいな仕事。いわゆる内職ってヤツですね。内職は、いい。誰にも干渉されず黙々と単純作業を進めるだけだからである。その間、思う存分音楽を聴いてられる。買ったのにまともに聴いてないCDをセレクトしてきてデカい音で再生しつつ机の上で黙々と作業。頭の中はほぼ空っぽ状態で指定数を終わらせた時は「明日のジョー」のごとく真っ白な灰になった。 そんなことはどうでも良いのだが、今日は若干苦言を呈してみようかなと思った次第だ。数人の友人には愚痴を漏らしてはるのだが、ディスクユニオンの「エクスクルーシブ配給」というヤツ。これがマイナー音楽/アンダーグラウンドな音楽の日本での流通をとても苦しめている。 配給のエクスクルーシブ契約というのは日本語で言うと「独占配給契約」で、つまりたとえばINCUSレーベルは日本に商品を流通させる際には配給業他社や独立ショップに卸す
JOJO広重さんのブログを読んで(http://noise.livedoor.biz/archives/2009-11.html#20091109)、またまた考え込んでしまった。特に以下のくだり。 > つまりレコードレーベル、レコード会社、レコードショップは、もういらない。 > CDのパッケージを作り、在庫を持ち、流通し、店舗に並べて売るということの意味のなさを、痛感する。 私はレーベルをやっているのでおおいに反発したいのはヤマヤマなのだが、広重さんの言っていることは、冷静な現状認識であると思う。つまり音楽家が音楽を作ってそれを自ら売って行くというきわめてシンプルな商業活動がいつのまにか複雑化してしまった状況を含め、You Tube や My Space や iTune Music Store などこれほどまでに音楽のやり取りのインフラが出来上がってきたから、そんなに手間と経費のかかるパッ
さて、そんな小野島さんであるが(前日の日記参照)、たまたま今日ニュースを見てて、なんだよアホか、と思っていた事態に小野島さんも同様の危機感を抱いていたらしく、ブログに書かれていた。→ http://onojima.txt-nifty.com/diary/2009/02/post-b3b9.html ポニーキャニオン、キング、クラウン(つまりはっぴぃえんど、鈴木茂関連の原盤を所有するメーカー)は何を恐れているのだろう。クレーム? 国のおとがめ? 意味が全く分からない。 大麻所持と、彼の作った音楽には、何の関係もないはずで、それでも、いや彼は大麻の常習者で、ラリった状態じゃなければ曲が書けない/ギターが弾けない etc.のであった、ということが、百歩譲ってあったと仮定しても、それは現行犯じゃないから法的には全く問題はないはずだ。したがって彼の音楽と大麻は全く関係ないとハッキリ主張できるわけで、
一向に私の不満は解消されないのである。むしろ解消されることはないのであろう。実はアマ●ンという最大級のネットショップに私は直に商品を卸しているのだが、なかなか手強いのである。というのは、アマ●ンさんというのは、お前のようなカスなレーベルも取り扱ってやってんだぞ的な「上から目線」を感じることがしばしばなのである。扱いは委託。しかも掛け率低し。とはいえさすが最大級のネットショップであるが故に売上も結構いいのである。私もいちユーザーとして頻繁に利用しているし。翌日に自分の欲しい商品が家に居ながらにしてすぐに届くというのはやはり魅力だ。ところが、ひとたび内部事情を知ってしまうと、けっこうウンザリする部分も多い。 アマ●ンさんの「●託販売サービス」というのはしっかりしたシステムで、自分が卸した商品の全ての情報、つまり売上枚数/価格/在庫/予約数などがネット上で一目でわかる。しかも検索キーワードを自分
音楽のデータ配信とパッケージソフトに関して色々と考えていたら気持ち悪くなってきたので考えるのやめました。しかしいずれまた考えざるを得ないだろう。音楽はただ「聴くこと」ありき、なのか。音楽を「聴くこと」とは、ではいったいどういうことであるのか。データ配信とパッケージソフトの決定的な差は、この二つの根本的な問いに答えることなのであろうと思う。そしてその答えから導き出されるのが「したがってパッケージソフトは死滅せざるを得ないのである」ということになったとき、じゃあオレが今まで生きてきた人生とは死滅するモノに関わり続けていた人生なのであった、という結論になる。ちょっと悲しい。 そういう風に考えてみると、世の中は様々な職人技を切り捨ててきた。大量生産によって和菓子の職人が、とか、DTPによって町の写植屋さんが、とか、スーパーマーケットによって八百屋とか豆腐屋とか魚屋とかといった個人店舗が、とか。結局
昨日はDOMMUNEにて大友良英のJAMJAM TV副島さんの追悼番組にゲストとしてうっすらと出演させていただきました。他に不破大輔、地底・吉田社長、ドラびでお(一楽儀光)、水木康文(青土社)。2010年にDOMMUNEで始まったJAMJAM TV日本フリージャズを深く掘り下げるプログラムでしたが、震災があり2回の放映をもって一時中断、そろそろ再開してもいいのでは、という時期に副島さんが亡くなってしまいました。 非常に意義深い7時間だったと思っています。いまタワレコにおいてあるフリーペーパー「Intoxicate」にも追悼文を書かせていただきましたが、副島さんは重要なメディアだったと信じてやみません。そしてこのDOMMUNEは副島さんの意志を継ぐ重要なメディアになっています。私も副島さんの意志を何らかの形で継ぎたいと思っておりますが、宇川くんの動きを見ていると本当に勇気づけられます(レベル
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