サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
imomiquest.com
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻71~誓約(3)剣を噛んだ後、息を吹く~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻71~誓約(3)剣を噛んだ後、息を吹く~ 宗像三神(むなかたさんしん)について 【前回のあらすじ】こうして天安河を間に挟んで向かい合った天照大御神とスサノオは誓約を立てることにしました。 天照大御神はまずスサノオが帯びている十拳剣を渡すように言い、それを3つに折ると玉が触れあう様な音を立てて、 (註:奴那登母母由良邇の八字は音読みを用いて【ぬなとももゆらに】と読んで下さい。以下もこれに倣って読んで下さい) 高天原に湧く清浄な水を振りかけて洗いすすぐと、口に含んで噛み砕きました。 (註:佐賀美邇迦美の【佐】以下の六字は音読みを用いて【さがみにかみ】と読んで下さい。以下もこれに倣って読んで下さい) 誓約をする
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻67~誤解のあげく叫ぶ~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻67~誤解のあげく叫ぶ~ 【前回のあらすじ】そう言い終わると、天照大御神はすぐに結んでいた髪をほどいて、髪を頭の中央で左右に分け、両耳のあたりで束ねて輪状に結ばれました。 その輪状に束ねた髪の左右にも、髪飾りにも、※八尺勾璁之五百津之美須麻流(=御統)之珠(やさかのまがたまのいほつのみすまるのたま)を身に着け、お持ちになりました。 (註:美須麻流の【美】から【流】までの4字は音読みを用いて【みすまる】と読んで下さい。以下もこれに倣って読んで下さい) ※「多くの玉を紐に通して輪とした、首にかけたり腕に巻いたりする飾り」のことです。 あぁ…誤解が止まらない...。 「弟さんが会いに来るだけですよ?」って教えてあげたい…! そ
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻54~禊(4)~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻54~禊(4)~ 神号について 【前回のあらすじ】イザナギは身に着けていたものを次々に脱ぎ捨てた後『上流の浅瀬は流れが速すぎるし、下流は流れが弱すぎる』と仰せになられました。 なので最初は中瀬にお降りになられて、水に浸かられました。 禊で身体をすすぎ洗うと、八十禍津日(やそまがつびの)神が現われました。 (註:八十禍津日神の【禍】は【摩賀(まが)】と読みます。以下もこれに倣い読んで下さい) 次に大禍津日(おほまがつひの)神が現われました。 この2柱の神々は、あの汚く穢れた国(黄泉の国の事)に訪れた時に、イザナギの身体に付いた汚れや垢によって誕生した神様です。 イザナギ『上流の浅瀬は流れが速すぎるし、下流は流れが弱すぎる』 ...
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻㊼~一日千人を絞め殺し、千五百の産屋を建てる(1)~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻㊼~一日千人を絞め殺し、千五百の産屋を建てる(1)~ 【前回のあらすじ】桃の実の霊力で黄泉軍の追手を退けられたのを見て、イザナギは「桃よ、ありがとう。私を助けてくれた様に、葦原中國(あしはらのなかつくに=地上界)に生きる青人草(あおひとくさ=人民)が苦しい立場に陥って思い悩む時には助けてあげてくれ」と仰せになられて、桃に意富加牟豆美命(おほかむづみのみこと)という呼び名をお贈りになったのです。 「桃よ、ありがとう。私を助けてくれた様に、人々が苦しい時には助けてあげてくれ」...! こんなイザナギに私はキュンするわけです。 これまでイザナギと言えば...「(妹のイザナミに)お前の身体はどうなって
こんばんは、いもみ🍠です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【本日のあらすじ】いもみはブログを仕上げたかったのだが、残業を頼まれたことによって出来ないのであった...! 一方相棒のアキちゃんは朝晩の寒暖差にやられて、風邪をひき「今日は勘弁して…」状態なのであった! そんなわけで本日はお休みです…! ごめんなさい!!<(_ _)>💦 ここまで読んで頂きありがとうございました_(..)_ ※本日のおまけは一番下にあります。 お気に入りいただけたら、下のバナーをクリックしてもらえると嬉しいです。 応援よろしくお願いします📣 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 ↓↓読者登録お願いします<(_ _)> ~本日のオマケ~
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻㉞~迦具土神のその後(6)~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻㉞~迦具土神のその後(6)~ 【前回のあらすじ】迦具土神(カグツチ)の首を斬り落とした十拳劔(とつかのつるぎ)の剣先に着いた血が、岩石が多い場所(湯津石村)に飛び散って、現れた神様が石拆(いわさくの)神です。 次に根拆(ねさくの)神がお生まれになりました。 次に石筒男(いわづつのおの)神がお生まれになりました。 (註:以上3柱の神々です) 斬られたカグツチの血が岩石が多い場所(湯津石村)に飛び散ると3柱の神が生まれた…!というのが前回のお話です。 この話は終わりか、と思わせておいて実は終わりません。 訳していても「なんでやねん!」と思っちゃう内容が続きます。 『古事記』本文上巻㉞~迦具土神のその後(6)~ 【原文と読
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻㉓~神生み(2)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻㉓~神生み(2)~ 【神生みで誕生した神々②】 【まとめ】 【前回のあらすじ】この様に国々を生み終えたイザナギとイザナミは続いて、神をお産みになりました。 それらお産みになった神々の名は… 初めに大事忍男(おほことおしをの)神。 次に石土毘古(いはつちびこの)神をお生みになりました。 (註:【石】は【伊波(いは)】と読みます。また【毘古】の二字は音読みを用いて【びこ】と読みます。以下もこれに倣い読んで下さい) 次に石巣比賣(いはすひめの)神をお生みになりました。 次に大戸日別(おほとひわけの)神をお生みになりました。 次に天吹男(あめのふきをの)神をお生みになりました。 (註:天吹男の【吹】は上声です。高く発音して下さい)
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻㉒~神生み(1)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻㉒~神生み(1)~ 【神生みで誕生した神々①】 【まとめ】 【前回のあらすじ】更に次は女島(ひめじま)をお産みになられました。 この女島は、またの名を天一根(あめひとつね)と言います。 更に次は知訶島(ちかのしま)をお産みになられました。 この知訶島は、またの名を天忍男(あめのおしを)と言います。 更に次は兩兒島(ふたごのしま)をお産みになられました。 この兩兒島は、またの名を天兩屋(あめのふたや)と言います。 (註:上記の様にイザナギ・イザナミが大八島国以降にお産みになった島は、吉備兒嶋(きびのこじま)から天兩屋嶋(あめのふたや)まで併せて6島あります) イザナギ・イザナミの結婚によって、大八島国と6島の計14島が誕生し
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑭~国生み(1)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 一般論(?)について 『古事記』本文上巻⑭~国生み(1)~ 淡道之穗之狹別嶋って? 「二名嶋」についての考察 【前回のあらすじ】こういうわけで、天界から地上に戻ったイザナギとイザナミは、再びあの天之御柱(あまのみはしら)を前と同じようにイザナギは柱の左から、イザナミは柱の右から進んでまわりました。 再び柱を回った先で出会うと、今度はイザナギが先に声を掛けました。 「あぁ…なんて素敵な女性なんだろう…♥」 それを聞き終えて今度はイザナミが応えます。 「あぁ…なんて素敵な殿方なんでしょうか…♥」 この様に言い(なおし)終えて、(もう一度)結婚(しなお)しました。 前回は【結婚のやり直し】をしました。 ここまでを振り返ってみますと… ①柱を回って
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑬~結婚をやり直す~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑬~結婚をやり直す~ 【前回のあらすじ】水蛭子(ひるこ)と淡島(あわしま)を生み終えた時点で、イザナギとイザナミの2柱の神様はお話し合いになりました。 そして『私達から生まれた子は不具だった。やはり天界の神様の所に行ってお話して、こうなった原因を明らかにしよう』と仰せになられました。 そんな訳で、イザナギとイザナミは助言を請うために、天界の神様の所に一緒に行かれました。 そこで天つ神達は、太占(ふとまに=鹿の肩骨を焼いて吉凶を占う)で占い、次のように仰せになられました。 (註:【布斗麻邇爾】の5字は音読みで読んで下さい) (註:【爾】は上声です。高く発音して読んで下さい) 「女性であるイザナミが先に結婚の誓い(プロポーズ
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『古事記』本文上巻⑫~天の神様に相談する~のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑫~天の神様に相談する~ 【ふとまにに】ってなんだ? 【前回のあらすじ】それぞれ言い終えた後に、イザナギは妹神のイザナミに「女性が先に結婚の誓い(プロポーズ)を言うのは良くないよね」と言いました。 そうしたモヤモヤ感が残りましたが、二人は寝床を組んで契りを交わし、子が生まれました。 (註:「久美度邇」の4字は音読みで読んで下さい) こうして生まれた最初の神である水蛭子(ひるこ)ですが、蛭の様にグニャグニャで手足が無い不具の子であったため、イザナギとイザナミは葦で作った船に入れて(川か海に)流してしまいました。 続いて第2子である淡嶋(あわしま)が誕生しましたが、泡みたいにブクブク状態のやはり不具の子であったため、イザナギ
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑪~柱を廻って結婚する(4)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑪~柱を廻って結婚する(4)~ 【くみどに】の考察について 葦船について 水蛭子と淡嶋について 【前回のあらすじ】そこでイザナギは「では、私とあなたでこの天之御柱をまわって、出会った時に男女の契りを行おう」と仰せられました。 (註:「阿那邇夜志 愛袁登古袁」の10文字は音読みで読んで下さい) (註:【愛】の字は上声で発音して下さい) そして「貴女は柱の右から進んでください。私は柱の左から進みます」と約束して、柱をまわって進み二人は出会います。 出会った時に、先にイザナミがイザナギに言いました。 「あぁ…なんて素敵な殿方なんでしょうか…♥」 それを受けてイザナギも『あぁ…なんて素敵な女性なんだろう…♥』と後から言
こんばんは、いもみ🍠です。 本日も『古事記』の翻訳作業を終えることが出来ませんでしたので、代わりにこんなお話をご紹介したいと思います。 【とあるラーメン屋さんの人気メニューについて】 舞台は、とある個人経営のラーメン屋さんです。 駅からはやや距離があって、駐車場は狭いし立地はあまり良いとは思いません。 知名度も決して高いわけではありませんが、店主の親父さんの人柄が良く、常連さんが多いラーメン屋。 外から見たお店は寂れた印象を受けますが、中に入ると常に6割方は席が埋まってる...そんなお店です。 ぶっちゃけ、ラーメンの味は普通です。 つまり不味くないけど、美味しいからリピートしようともならない感じです。 私達は近所なのと、女性でも入りやすい雰囲気なので良く利用していて、この日も二人でお店に入ったのです。 以下:店主➩「店」 :いもみ➩「私」 :アキちゃん➩「ア」 私「オジちゃん、とりあえず
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑩~柱を廻って結婚する(3)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑩~柱を廻って結婚する(3)~ 「みとのまぐはひ」について なんで柱を回る時、男性は左から女性は右からなのか? 「あなにやし、えをとこを」って? 【前回のあらすじ】ここでイザナギは「私の身体は出来上がっているのですが、余っている所が一か所あります。」とおっしゃられました。 そして「なので私の余っている所を、貴女の足りない所に刺して塞いで新たに国を生み出そうと思うけれど、どうでしょうか?」とおっしゃいましたので、 (註:【生】の字は【宇牟=うむ】と読んで下さい。今後も同じ読み方です) イザナミは『そうですね。よいでしょう』とお答えになりました。 質問も提案もぶっ飛んでいるイザナギですけど、妹のイザナミは快く承諾し
【お知らせ】 読者の皆様、いつも当ブログ「いもみの日記」をご覧いただいてありがとうございます<(_ _)> 現在、『古事記』を翻訳中なのですが、今月に入り執筆者の私いもみと、翻訳者の相棒アキちゃんが会社の研修期間などに入ってしまい、帰宅が21時を過ぎてしまうため、目標であった毎日更新が少し難しくなりました。 本日は訳が間に合わなかったので、上巻が訳し終わったらブログに上げようと思っていた表題の古事記に登場する神々【上巻編】を、上げようと思います。 明日は仕上がると思いますので、暫く御猶予お願いいたします<(_ _)>💦 こんばんは、いもみ🍠です。 ココでは、これまで『古事記』本文に登場した神々を登場順に書き記しています。 果たして『古事記』には何柱の神様が登場するのか...? なお、都度更新していきますので、一番上には【〇月△日更新しました】と更新した神様の上にも【〇月△日追記しました
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑨~柱を廻って結婚する(2)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』本文上巻⑨~柱を廻って結婚する(2)~ 【前回のあらすじ】天上界からオノゴロ島に降りたたれたイザナギとイザナミは、高天原につながる天之御柱(あめのみはしら)という大きな柱と、とても大きな宮殿をお建てになりました。 そしてイザナギは、妹のイザナミに対し『アナタの身体はどんなふうになっていますか?』とお尋ねになりました。 なのでイザナミは『私の身体は出来上がっているのですが、出来切っていない(=足りない)所が一か所あります』とお答えになりました。 前回は、イザナギが妹であるイザナミに対し凄い質問をかましました。 今回は、イザナギが自らの身体を説明し、その後イザナギが妹であるイザナミに対し凄い提案をかまします。 一体、どんな
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑦~オノゴロ島(2)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】神世七代のイザナギ・イザナミが誕生された後、天界の神様たちは「これを使ってこのフワフワな大地を固めて、国土を使えるようにしなさい」と仰せになり、イザナギとイザナミの2神に天沼矛(あめのぬぼこ)を賜りました。 本日はオノゴロ島がどのように出来上がったかが描かれます。 「島はどうやって出来たのか?」と問われれば、現代では「噴火して盛り上がった」みたいな回答になるでしょう。 しかし、日本神話においては島は【下から盛り上がった】のではなくて【上(天)から滴り落ちて出来た】という回答を用意しています。 もし私達が噴火のメカニズムを全く知らない状態で、同じ質問をされたら答えることが出来たでしょうか?? 自分が分からない質問をされて
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』本文上巻⑤~神世七代(2)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】次に國之常立神(くにのとこたちのかみ)という名の神様が現れました。 (註:【常立】は上記の天之常立神と同じ様にで読んで下さい) 続いて豐雲野神(とよくもののかみ)という名の神様が現れました。 (註:【雲】は上声=高い声で発音して下さい) これら2柱の神もまた皆、独り神であらせられ、やがてその姿をお隠しになりました。 次に宇比地邇神(うひぢにのかみ) (註:【邇】は上声=高い声で発音して下さい) 次にその妹神である須比智邇神 (註:【邇】は去声=最初は強く、後半は弱く読んで下さい) (註:この2神の名前は音読みで読んで下さい) 次に角杙神(つのぐひの) 次にその妹神である活杙神(いくぐひのかみ) (註:角杙神・活杙神は二柱
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文㉗~古事記の構成(3)「下巻」~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 『古事記』序文㉗~古事記の構成(3)「下巻」~ 【天皇の呼び名・まとめ】 【大宝令における位階制について】 【前回のあらすじ】神倭伊波禮毘古天皇(かむやまといわれびこすめらみこと)から、品陀天皇(ほむだすめらみこと)の御代までにあった出来事を記したものを中巻とし、 ※神倭伊波禮毘古天皇=初代・神武天皇のこと 品陀天皇=第15代・応神天皇のこと。 前回お話したように、複数の名前があるのは、生前の実名である「諱(いみな)」と死後に贈られる名前「諡号」があるためです。 諡号は更に和風・漢風と別れています。 ここに別称なども加わるため...何と言うか、もう大変です💦 序文も本日で最後ですが…。 本文に入れば神様の名前も長いので...もう
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑲~元明天皇(1)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】そこで天武天皇は、稗田阿礼に仰せ下されて、新たに選定しなおした『帝紀』と『旧辞』の語り伝えを繰り返し読ませ、記録を開始しました。 しかし、天武天皇が崩御され時勢が変わったため編纂事業は一時中断し、この時代には完成しませんでした。 『古事記』の編纂事業は、天武天皇崩御によって中断してしまいます。 中断から30年以上を経て、元明天皇のもとで再開します。 今回はその元明天皇について述べられます。 『古事記』序文⑲~元明天皇(1)~ 【原文と読み方】【原文】 伏惟皇帝陛下 得一光宅 通三亭育。 御紫宸而 德被 馬蹄之所極 坐玄扈而 化照 船頭之所逮。 【読み方】 伏(ふ)して惟(おも)ふに皇帝陛下、一を得て光宅(こうたく)し、三に通
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑰~稗田阿礼(1)~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】「今この時に、この『帝紀』と『本辞』にある多くの間違い・誤りを正さなければ、何年も経たないうちにその本質や真実は失われてしまうだろう。 (帝紀と本辞の誤りを正して整理して)正しい歴史認識(国の成り立ち)を後世に伝えることは、国家の秩序に必要なことであり、世を安定させるのは天皇としての務めである。 そこで、天皇の系譜を記録する『帝紀』と、古い時代が記された『旧辞』を調べてなおして誤りを正し、真実を明らかにしてこの国の正しい歴史を後世に伝えようと思う」と仰せになりました。 天武天皇が「『帝紀』と『本辞』にある間違いを正し、この国の正しい歴史を後世に伝えたいと思う」と言うところから『古事記』の企画が始まります。 そして、記憶力に優
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文⑥~賢后と聖帝~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 【前回のあらすじ】国譲りの交渉の結果、オオクニヌシが了承したので、アマテラスは天降りを始めることにして、自らの孫のニニギに葦原中つ国の統治を委任します。 そしてニニギは、かつてイザナギが禊をし、アマテラスが生まれた地である筑紫の日向の高千穂の地に初めて降り立ったのです。 時は流れ、ニニギの曾孫であるカムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)は、九州で各地に目を光らせるのは不便と考え、日向を出発して各地を平定しながら、東の大和の地を目指しました。 イワレビコが紀伊から内陸を目指していると、川から突然クマが現れ、妖気でイワレビコの軍はみんな気を失ってしまいました。 ですがそこへ、神のお告げの夢を見たという高倉下という人物が、霊剣・布都御魂(フツノミタマ)を
今週のお題「SFといえば」 こんばんは、いもみ🍠です。 今週のお題「SFといえば」について相棒のアキちゃんに聞いてみました♪ アキちゃん「SFといえば」何? う~ん...漫画だったら銀河英雄伝説・ガンダムかな。 ゲームだと地球防衛軍シリーズかしら...? …なんかラインナップが女子らしくないっつーか…。 【らしさ】にうつつを抜かしていると、【本質】を見失うわよ…? 少し説明してあげるわ...フフフ...。 ①銀河英雄伝説とは... 銀河を舞台に、皇帝と貴族が支配する銀河帝国【帝国】と、共和主義の人々が建国した自由惑星同盟【同盟】との戦争を描く。 150年間膠着状態が続いていたが、【帝国】【同盟】それぞれの陣営に、若き英雄が登場したことで歴史が動き出す...という物語よ。 つまり、戦争のお話だね?? 戦争小説だけど、政治思想も絡んでくる人間ドラマが大きなウェイトを占めているかな? 両陣営の
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は、『『古事記』序文③~因本教而~』のご紹介です。 こんばんは、アキです。 主に翻訳と解説を担当しています。 前回のあらすじ 『古事記』序文③~因本教而~ 前回のあらすじ 序文の前半部分は、『古事記』本文に書かれている事を要約して話しています。 【前回のあらすじ】イザナギの神とイザナミの神は結婚し、万物を生み出す親となりましたが、神産みの時にイザナミはやけどが元で亡くなってしまいます。そこでイザナギは黄泉国にイザナミを迎えに行くのですが、「覗くな」と言う約束を破ってしまい、追い回された挙句、二人は離別するのです…。 イザナギが死者の国である黄泉国から現世に帰ってきました。 そして死の世界の穢れを落とすために、水に浸かって禊(みそぎ)をすることにしました。 イザナギが目を洗うと、左目から天照大御神(以降「アマテラス」と表記します)が、右目から月読命(以降「ツ
こんばんは、いもみ🍠です。 本日は『古事記』のお話ですよ~。 いきなり本文に入っても理解しづらいので、本日は世界観などをご紹介します。 こんばんは、いもみの相棒のアキです。 主に解説を担当しています。 ちなみにノーギャラです。 今夜は『古事記』の概要について説明しています。 『古事記』について 稗田阿礼(ひえだのあれ) 太 安万侶(おおの やすまろ) 『古事記』は紀伝体の書 帝紀 本辞 成立の背景と目的 歴史書『古事記』が必要になった 『古事記』成立までの年表 日本最古の歴史書 『古事記』より古い書物 内容と構成について 【上巻(かみつまき)】 【中巻(なかつまき)】 【下巻(しもつまき)】 『古事記』の注釈書 「命・尊(みこと)」って何?違いは?? 天津神・国津神って何? 『古事記』の世界観について ①高天の原 ②葦原の中津国 ③黄泉の国 ④その他の国 『古事記』について 『古事記』と
こんばんは、いもみです。 突然ですが、本日から『古事記』をご紹介してみたいと思います。 『古事記』を読んで書いてみる 『古事記』は面白い! 『古事記』を読んで書いてみる 私は神社や寺院を巡って、その歴史を調べたり、文化財を鑑賞したり、御朱印を集めることが趣味です。 昨年秋から始めた「はてなブログ」には目的が幾つかあるのですが、主として①【旅と思い出の記録として】②【もしかして誰かが参拝する時に少し役立つかも】という想いで、写真や文章に残しています。 この中で特に難しくて、毎回困ってしまうのが【神社の御祭神さまを書く時】です。 理由は①【漢字が難しい(読み方も難しい)】②【登場する神様が多すぎる】③【神様のエピソードも多すぎる】etcです...。 その度に「え~と…どんな神様だっけ…?」となります。 そこで目を付けたのが、日本の歴史を神話として語り継ぐ『古事記』です。 神様、メチャクチャ登場
こんばんは、いもみ🍠です。 今日は7月11日です。 7と11...そう、本日は『セブンイレブンの日』だったのです! そんな訳で「イベント的な何かやってるのかな~?」と家の近くのセブンイレブンへ! あれ...?何もやっていません...(゜-゜) どうやら「セブンイレブンの日だから何かやってるだろう」というのは私の勝手な思い込みだった様です…。 で、悔しいから大好きな「もっちり白玉クリームぜんざい」を買って帰ろうとしたら...無い! トボトボ帰る私...。 そんな時我が相棒のアキちゃんが神の啓示をしてくれました。 えっ?だったら普通に自分で作れば? それだ! ...と言う事で、帰りに白玉粉とアンコ、きなこを購入! 早速作ってみました! ちなみに私は白玉を作るのは人生初。 いつぞやの【いも餅】の様に適当に作ると、失敗してしまうかもしれないので今回はレシピを忠実に守っていきます。 購入した材料は
こんばんは、いもみ🍠です。 夏だ!海だ!焼肉だ~!! 休日を利用して、本日は「すたみな太郎」で爆盛りハンターしにやってきましたよ❗ 私が中学生の頃に初めてバイキングを体験したレストランで、それからというものお店に行ってなかったこともあり、懐かしい気持ちで一杯になりました(´ω`) すたみな太郎とは 1978年東京都足立区に開業したバイキングレストラン。 今でこそ、食べ放題は定着していますが、当時外食チェーンではまだ「食べ放題レストラン」という業態はありませんでした。 時代の先端を行っていたんですね! 料金表です。 とにかく安い! 【バイキング】の由来 「食べ放題」って何で「バイキング」って言うの? 日本で初めての食べ放題レストランの店名が「バイキング」だったからよ。 1958年に帝国ホテルが始めたの。 ランチは1200円、ディナー1600円だったそうよ。 安い! ちなみに当時の平均的なお
Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」 by Oisix(オイシックス) こんばんは、いもみ🍠です。 今週のお題「好きだった給食メニュー」について、アキちゃんに聞いてみました! ねぇねぇ、アキちゃん「好きだった給食メニュー」教えて~。 キーマカレー・納豆・豚汁よ。 ところで『オイシックスが、シダックスに80億円出資』というニュースが昨日(29日)あったわね。 そ、そうなの?でも今週のお題からあまり離れない感じで行きたいんだけど… 離れてないわよ? 【食品宅配大手のオイシックス】が、【給食大手シダックス】に出資して給食事業にもすそ野を広げるって事でしょ? 給食バッチリ絡んでるわ。 「好きだった給食メニュー」のキーマカレー・納豆・豚汁あたりをもう少し掘り下げて欲しいんだけど…。 私は水戸出身だから納豆が良く出てたの。 キーマカレーと豚汁に入ってる野菜は一部学校で育てたものを
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『imomiquest.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く