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ノーベル賞
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気づけば桜は満開、そしてあっという間に散ってしまった今年は、春らしく目まぐるしく天気の変わる日々が続いています。 そんな4月、満を持して出版する新刊をご紹介したいと思います。 國學院大學研究開発推進機構助教、宗教社会学者の塚田穂高先生による『宗教と政治の転轍点――保守合同と政教一致の宗教社会学』は、掛け値なしに、これからの宗教社会学にとって避けて通ることのできない、メルクマールとなる1冊です。 なぜそう言えるのか? それは『宗教と政治の転轍点』が、憶測や類推に基づく印象批評や、特定の状況だけをクローズアップして思い込みを組み立てるような物言いを含まず、すべての論と考証が、気の遠くなるような事実収集と緻密な分析に裏付けられた実証的内容で充たされているからです。 著者の地道で丹念な仕事の結果として、宗教学者はもちろん、社会学者、政治学者、教団関係者そして国民にとっても、新たな議論のプラットフォ
はじめまして! 2014年夏、営業職として中途入社いたしました久保と申します。 各書店様に直にお会いさせていただきリアル書店の底力を目の当たりにし、 日々感銘を受け感涙をひた隠しながら刺激的な毎日を過ごしております。 以前、某書店にて4年ほど勤務(人文/医書/理工担当)させていただいておりました。書店様の感覚は拙いながらも理解しているつもりです。 書店様とお客様を繋ぐ、そんな営業になっていく所存です!今後ともよろしくお願いいたします! こっそり、しっかりブログにも顔を出していきますので、どうぞお手柔らかに! 先日、堂々発売いたしました当社の秋の自信作 「融解するオタク・サブカル・ヤンキー/熊代亨著」 書店様に置いていただいているのを拝見し、目を潤ませております。 あとはあなた様(お客様)が手に取っていただけたら! 願うばかりです。 店頭で展開してくださっている書店様の風景をこちらでアップさ
来る10月1日、『ロスジェネ心理学』(弊社刊)で華麗なデビューを飾り、『「若づくりうつ」社会』(講談社現代新書)で気鋭の精神科医論客としてその名を世に知らしめた、シロクマ先生こと熊代亨さんの新刊『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』が発売されることとなりました。 現在はすべての編集作業を終えて印刷所入稿を済ませたところで、あとは本が出来上がってくるのを待つばかり。今回はこの待ち遠しい新刊について、内容紹介はすでに熊代先生がご自身のブログ「シロクマの屑籠」にて書かれていますので、私(担当編集)は制作裏話のようなことをご紹介できればと思います。 デビュー作『ロスジェネ心理学』を弊社より出版させていただいたのが、2012年10月。その後先生と私の間では、次回作の構想について時にはメールで、時には直接お会いして話を進めてきました。 『ロスジェネ心理学』は1975年生まれの熊代先生ならではの時代感覚
当初の予定より少しずれこんでしまったのですが、4月4日取次搬入で無事発売の決定した新刊『オルタナティブロックの社会学』。この本は本当に、ポピュラー文化研究のメルクマールとなる記念碑的な一冊であり、研究者のみならずすべてのロック音楽を愛する人に読んでもらいたい、絶対的な自信作に仕上がっています。 改めて玉稿をくださった著者の南田先生に感謝申し上げるとともに、一人でも多くの方にこの素晴らしい本をお手にとってもらうべく、今回はこの本のお話をさせていただきます。 表題に「ついに」とあるのは、この本の出発が3年前にまでさかのぼるからです。担当編集である私が初めて著者の南田勝也先生(武蔵大学社会学部教授)にお目にかかったのは、2011年も終わりに近づいたころ。仕事柄大学の先生とお会いすることは多いのですが、ロック研究者(ジョン・ロックではなくロックミュージック!)とはどのような感じの方なのだろうとドキ
12月1日付毎日新聞に『ある北大生の受難』の書評が掲載されました! ********************************** 2013年12月1日 毎日新聞 上田誠吉著『ある北大生の受難――国家秘密法の爪痕』(花伝社・1785円) 軍機保護法“再来”を認める前に知るべきこと(評:中島岳志) 秘密保護法案が可決されようとする中、振り返らなければならない歴史がある。 宮沢・レーン事件――。 「大東亜戦争」勃発直後に北海道帝国大学学生の宮沢弘幸とアメリカ人教師・レーン夫妻が逮捕された事件である。容疑は軍機保護法違反。当人たちにとって全く身に覚えのないスパイ容疑がかけられ、懲役12〜15年の有罪判決が出た。レーン夫妻は戦中に交換船で帰国。宮沢は網走刑務所に収監され、戦後に釈放されてから間もなく死亡した。 宮沢は闊達な学生だった。東京で生まれ育ったものの、雪と山にあこがれて北大に入学。語
ずいぶん久しぶりの更新になります。今後は新たに加入したスタッフも含め、花伝社のあれこれを(できるかぎり)こまめに伝えていきたいと思いますので、改めてお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 さて、10月新刊として『ロスジェネ心理学――生きづらいこの時代をひも解く』という本を刊行する運びとなりました。著者は1975年生まれの精神科医、熊代亨(くましろ とおる)先生。「はてな」ではかなりのページビューを誇るブログ「シロクマの屑籠」を書かれている方です。 タイトルからおわかりのとおり、本書はいわゆるロストジェネレーション――1970〜80年代前半に生まれた団塊ジュニア〜就職氷河期世代――を取り巻く社会背景や心理傾向を取り扱っています。しかし、2009年あたりに盛り上がりを見せた「ロスジェネ論壇」の論考とは完全に一線を画す内容であることは、著者の熊代先生も担当編集者の私も、ロスジェネ世代の一人
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