12月21日(月)発売の、『週刊東洋経済』12月26日-1月2日合併号の読書特集ページ「有識者5人が選ぶ 年末・年始に読みたい75冊」に、「中国の歴史と社会」(「経済と政治」ではなく)に関する15冊のお勧め本のリストを挙げています。新書や文庫本、選書などできるだけ入手しやすく読みやすい本を挙げたつもりですが、最後には、特集の趣旨からは逸脱しているかもしれませんが、こんな本も挙げています。 ゾミア―― 脱国家の世界史 作者: ジェームズ・C・スコット,佐藤仁,池田一人,今村真央,久保忠行,田崎郁子,内藤大輔,中井仙丈出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/10/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る しかし、個人的にはこの本は中国における国家と民の関係を考える上でも必読の書ではないかと思います。「ゾミア」とは中国西南(雲南省から貴州省にかけて)からインドシナ北