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自由なソフトウェアのビルドにはGNUのautoconfやautomakeなどを用いたビルドシステム(configureというシェルスクリプトを実行するもの)や、OSごとのビルド環境に対応したクロスプラットフォームなCMakeなどが広く用いられているが、GNOME系のソフトウェアを中心としてMesonというビルドシステムの利用が広がっている。 開発自体は2012年末から個人のプロジェクトとして始まったものだが、本記事公開時点では、既に多数の貢献者に支えられる規模となり、普及についても、Mesa, systemd, X.OrgのサーバなどGNU/Linuxのデスクトップ用途で欠かせないプロジェクトでのビルドに使用できるようになっており、Mesonのみにしか対応しないプロジェクトも出てきている。 Mesonは高レベルなビルドシステムで、前述した他のビルドシステムも含めて “メタビルドシステム”
端末の256色と24bitカラー(16,777,216色)の対応状況とこれらに関する設定、色変更の指定形式についてを扱う。 元の記事は2008年7月に256色拡張に関するものとして書かれたが、24bitカラーなどについての内容を追加して全体を書き直している。 対応状況と設定VTE系Konsolerxvt-unicodemltermtmux色対応の動作テスト256色24bitカラー色の指定色指定に関係するエスケープシーケンス256色の色番号とパレットxtermの既定のパレット対応状況と設定VTE系GTK+アプリケーション内で使用可能な “端末” のGUI部品を提供するライブラリである “VTE” を用いた端末アプリケーションについては、GTK+ 3に対応しているバージョン2.9x系のものは256色と24bitカラーの両方に対応しているが、GTK+ 2用の古いバージョン系列のものは256色にし
Pythonのsubprocessモジュール内の機能を用いると、外部プロセスを実行して標準入出力を扱ったり終了ステータス(プロセスの戻り値)を取得したりできる。 同モジュールはバージョン2.4で追加されたものだが、これよりも新しいバージョンのPythonが既に十分普及しており、使う上でバージョンを気にする必要は基本的にはないと考えられる。ただし、バージョン3系で新しく追加された機能も一部存在し、古いバージョンでは使えない。 元の記事は2008年4月と2010年4月に書かれたが、内容を大幅に見直してサンプルコードも含めて大部分を書き直している。 Pythonの各実装(CPython/PyPy/Jython/IronPython)についてPython言語の基本文法や型などに関する個人的まとめ共通した引数指定最初の引数入出力関係の引数高レベル処理低レベル処理使用例高レベル処理の使用例低レベル処理
GNU/Linux上のWineにおけるRPGツクール各種(95からVX Aceまで)作品の動作についてを扱う。 これまでに同ツール群による作品の動作上の問題点や対処などについてを数多く扱ってきたが、これらをまとめ直したり新しく分かったことを追加したりしている。 Wine上のWOLF RPGエディター(ウディタ)作品の動作LinuxでRPGツクールMV作品を動かすMP3再生に関する共通の問題と対処(2000以降)MIDI形式のBGMの出力先デバイス(95/2000/2003)RTPのインストール(2000以降)95作品の描画に関する問題2000/2003作品フォント描画の問題使用に適したフォント文字が太くなる問題と対処シーン切り替え時などに動作が重くなる問題問題の解決(2016/8/10追記)XP/VX/VX Ace作品MIDIデータの再生(Microsoft Synthesizer)cor
2017年春以降にIntelのCPUへ移行することになったため、IntelのオンダイGPUをGNU/Linuxで使う場合のドライバなどに関して調べたものをまとめておく(内容については、本記事が書かれた時点では実際にGPUを使用して確認したものではなく、実際の移行後に一部内容を追加もしくは修正する可能性がある)。 移行予定のCPUは Pentium G4400 というSkylake世代の2コア2スレッドのもの(GPUは “Intel HD Graphics 510”)で既に入手済みだが、他のパーツが集まっていないため、具体的な移行時期は未定。次世代(Kaby Lake)の Pentium G4560が値下がりしてきたので、同一グレードのCPUの購入を考えている方(もしくはコストパフォーマンス重視の場合)にはこちらがおすすめできる。 ドライバi965ILO(廃止)利用可能グラフィックスAPID
Pythonではsocketモジュールを用いることでTCP/IPの低レベルな処理を呼び出すことができるのだが、その中のsocket.getaddrinfo()を用いると、ドメイン名をDNSサーバに問い合わせて対応するIPアドレスを得る(名前解決を行う)ことができる。以前扱ったsocket.gethostbyname()はIPv4のみの対応だが、こちらはIPv6にも対応している。名前解決に失敗した場合は例外socket.gaierrorが発生する。 Pythonの対話モード上でのテスト名前解決処理におけるsocket.getaddrinfo()の詳細サンプルとその実行例関連:コマンドでドメイン名の名前解決を行うPythonの対話モード上でのテスト下はPython 3の対話モードでexample.comに対してsocket.getaddrinfo()を呼び出しているところ。本記事全体においてI
書式は “[DLL名1],[DLL名2], … =[設定値]” 形式で、 “;” で区切って複数の記述を含めることもできる。 WinetricksをDLL名を指定して実行すると、一部のネイティブ版DLLのダウンロードから配置,DLLオーバーライド設定までを自動で行うことができる他、フォントなどのデータファイルについても同様にダウンロードや配置を簡単に行うことができる。 Wine環境にパッケージを入れたり設定適用したりできるWinetricksとその使い方DirectXWineはDirectXを実装しており、基本的には特に追加のインストール作業などを行わずに使用することができる。 描画APIのDirect3DはOpenGLを用いて実装されており、同一ハードウェア環境のWindows上と比べた動作速度はハードウェアやデバイスドライバなどの条件や動かすソフトウェアによっては速くなることもあるとさ
本記事は、現時点ではマイナーだが優れたプログラミング言語Valaについて書かれたものとなる。 元の記事は2009年4月に書かれたが、2つに分かれていた記事を統合した上で多数の記述を追加している。ただし、言語の仕様や機能などを全て扱うことはできないため、内容が偏っていたり不足していたりする可能性がある。 Python言語の基本文法や型などに関する個人的まとめValaについてVala言語の機能(一部)Vala/Genieで使用可能なライブラリコードのコンパイル簡単なコード例ValaについてVala言語は、C言語でオブジェクト指向プログラミングを行う仕組みを提供するGObjectライブラリ[1]を用いてC#言語に近い文法で記述できるオブジェクト指向言語Valaのコンパイラ[2]を用いると、Vala言語もしくはGenie言語という独自言語によって記述されたプログラムからC言語の中間コードを作り、そ
本記事はWineを使う上で便利なWinetricksと呼ばれるツールについてを扱っている。 元の記事は2010年2月に書かれたが、ほとんどの内容を書き直し、GUIメニューについてなど新しい内容も書き加えている。 Winetricksについて機能動作に必要なパッケージダウンロードWine環境の扱いキャッシュのディレクトリコマンドとしての使い方パッケージ名の一覧を取得手動でファイルをダウンロードする必要があるパッケージを一覧インストール済みパッケージを一覧パッケージを指定してインストールや設定を行うインストーラを非対話的にするGUIメニューの使用最上位のメニューWine環境選択後のメニュー統計情報の送信についてWinetricksについてWineでWindowsアプリケーションを動かす際には 標準で用意されていないライブラリが追加で必要になる場合一部のWine版のライブラリの実装に問題があるが
“Python” と言うとpython.orgが公開しているものを想像するが、これ以外にもPython言語で書かれたプログラムを動かすのに使えるソフトウェアは幾つか存在する。 それぞれの特性をよく知って、用途や目的に応じて使い分けるのがよい。 公式版 (CPython)PyPyJythonIronPython公式版 (CPython)公式サイトは https://www.python.org/Python言語で書かれたプログラムを動かすソフトウェアの “標準” として作られた実装で、"Python言語の仕様を表したソフトウェア" とも言える[1]C言語で実装されているため、他実装との比較時に “CPython” と呼ばれるが、 “Cython” とは呼ばない[2]言語仕様や標準ライブラリ(標準付属モジュール群)の最新機能は他の実装よりも早い時期から利用できる実装の開発の上で(Python言
本記事はGPUの動画再生支援機能をGNU/Linuxで使用する上での情報を扱ったもので、2014年5月に書かれた記事を大幅に書き直している。 動画再生支援機能を使用するには、GPUが動画再生支援に対応している必要がある。 (2016/4/27)MesaのVA-APIネイティブ対応(Ubuntuでは16.04から)などについて追記し、更に情報取得コマンドの出力結果をUbuntu 16.04上のものにするなど、一部内容の修正も行っている。 LinuxのFirefoxやChromium等で最新のFlash Playerを使う(主にfreshplayerplugin)Linux上の動画再生支援の主な方式Debian/Ubuntuにおける動画再生支援パッケージ自由なソフトウェアのグラフィックドライバ使用時のパッケージ互換パッケージプロプライエタリなグラフィックドライバ使用時のパッケージNVIDIAド
世代の新しいx86_64のCPUには新しい拡張命令セットが追加されており、その拡張命令セットの集まりを段階的に上乗せしたレベル(x86-64-v[234])が仕様として後に定義された。 あるレベルに対して最適化した機械語の実行ファイルをビルドすることにより、そのレベル以上に対応するプロセッサ環境上でのプログラム実行速度が若干改善できるようになった。 一方で、新しい世代のプロセッサでの実行速度改善と引き換えに古い世代のプロセッサのサポートを切り捨てる動きも少しずつ出始めている。
本記事はGNU Emacsの内蔵ファイルマネージャ機能 “Dired” についてをまとめたものとなる。 元の記事は2007年7月に書かれたが、この度Emacsのバージョン24系にて動作を検証し直し、記事内の設定例の内容も見直した上で全体の表現なども大幅に調整した。 Diredの長所と短所長所短所カスタマイズの設定例Diredモードの開始基本的な操作ディレクトリ階層の移動ディレクトリの作成と項目削除ファイルやディレクトリに対する操作Dired上でfindコマンドを実行ファイルやディレクトリのリストを編集する形の一括名前変更(WDired)Diredの長所と短所長所(GUI環境ではなく)端末の中で作業していても、コマンドをいちいち入力することなく能率よくファイルの処理ができるエディタの内蔵機能のため、テキストファイルを選択するとそのまま編集に入ることができる対応する形式の書庫ファイルの中の項目
LinuxのFirefoxやChromium等で最新のFlash Playerを使う(主にfreshplayerplugin) GNU/Linux向けのFlash Playerは、従来のNPAPI版のプラグインの提供がバージョン11.2(2012年3月下旬に公開)で最後となり、セキュリティ修正のみがその5年後の2017年3月まで提供されることになっているが、バージョン11.3以上は新しいPPAPI版のプラグインがGoogle Chromeに同梱される形で同ブラウザとともに公開されているのみで、他のブラウザで使える形式での配布も単体での配布もされていない。 (2017/3/29)その後NPAPI版の開発は再開され、更に “すべてのバージョン” の配布ページからダウンロードすることでPPAPI版も単独で入手可能となっている。Firefoxでは多数のNPAPIプラグインがサポート終了されて使用で
これはPythonの公式チュートリアル(慣れていない人を対象にした説明文書)などを参考に、個人的に一部をまとめたものとなる。 元の記事は2008年4月に書かれたが、Python 3関係も含めて内容を大幅に修正し、2つに分かれていた記事を統合した上で幾つかの内容を書き加えた。 当時Pythonに不慣れな自分用の覚え書きという位置付けで書いたもののため、高度な内容は含まれない。また、基本的なことといっても広いので、内容が偏っている可能性もある。 Python言語について基本的な文法・データ型など文字列文字列定数と改行文字列どうしの連結文字列のフォーマット操作文字列型のメンバ関数シーケンス型としての操作del文とその使用例条件分岐(if文)とその使用例辞書の使用例タプル/例外/関数の使用例Python言語について言語の種類としては “インタプリタ言語” に分類され、書いたコードは基本的にコンパイ
コマンド名の最初の部分が対象アーキテクチャを示し、"w64-mingw32" の後ろの部分は(クロスコンパイラではない、通常の)GCCと同様に対象言語を示している。 各コマンドは末尾に “-posix” が付いたものと “-win32” が付いたものが存在し、前者はスレッドにpthreadが使用できるもので後者はWindows APIのスレッド機能を用いるものとなる。速度に関しては後者のほうが高速とされる。末尾なしのコマンド(上の表に示したもの)はシンボリックリンクとなっており、手元のUbuntu 15.04では “-win32” が付いたほうを指し示している(変更可)。 mingw-w64 3.2.0時点ではpthread版のコンパイラが出力した実行ファイルは動作時にlibwinpthread-1.dllに依存する。libwinpthread-1.dllは以下の場所にあるので、ここから実
本記事はWine環境(WINEPREFIX)についてとこれを利用したWindowsアプリケーションの管理について書かれたものとなる。 元の記事は2007年11月に書かれたが、内容のほとんどを書き直している。 Wine環境/WINEPREFIXとは何かWine環境の中身の詳細ドライブの割り当てについて仮想Cドライブの種類新しいWine環境を作成する環境作成時の注意点存在しないディレクトリの扱い作成場所に対する所有権64bit版Wineでの32bit専用環境の作成Wine環境を選択してプログラムを実行する端末から実行する場合シェルスクリプトを記述して実行する場合デスクトップ環境などのメニュー項目デスクトップのランチャから実行する場合環境の分け方Wine環境/WINEPREFIXとは何かWineの仮想Cドライブやレジストリは、通常[ホームディレクトリ]/.wine/というディレクトリの中に一緒に
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