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TGS2024
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2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」に際して,ボランティア・報道機関との協力のもと,以下のコンテンツをリリースしました。さらに,衛星画像・空中写真などの分析結果をX(Twitter)で随時発信しています。被災状況の把握・災害対応にご活用いただければ幸いです。 (渡邉英徳) 能登半島地震フォトグラメトリ・マップ 被災地の3Dデータをマッピング。津波浸水・崖崩れ・地殻変動による隆起などの被害状況を立体的に把握できます。 フォトグラメトリ:STUDIO DUCKBILL,空中写真:国土地理院,衛星画像:Planet Labs. 最適化・ジオリファレンス・ストーリーテリング:渡邉英徳 https://ion.cesium.com/stories/viewer/?id=a4bbf02c-dd2e-4a16-9556-6543ace0b96d 令和6年能登半島地震被災状況マップ 報道写
ウクライナの農業被害を見てみよう こんにちは、先端科学技術研究センター交流研究生(東京工業大学大学院修士課程1年)の指原佑佳(さしはらゆうか)です。このたび渡邉先生とともに、「ウクライナの農業被害の可視化」というテーマで、6月に起きたカフホカダム破壊事件に注目して衛星画像を用いた可視化を行いました。初心者の方でも簡単に再現できるようチュートリアルを用意しておりますので、ぜひ皆さんもお試しください。日本語版:ウクライナの農業被害を見てみよう 英語版:You can do it too: Monitoring Agricultural Damage in Ukraine 制作背景私は紛争による建物被害について研究しています。衛星画像を用いた分析を学び、かつ研究成果を広くわかりやすい形で社会に伝えたいと考え、渡邉研究室にお世話になっております。農学部時代の経験と合わせて、以下を制作しました。 今
「学習指導要領LOD」の公開 こんにちは。 東京大学 大学院 学際情報学府 文化・人間情報学コースの大井将生と申します。 この度、「学習指導要領LOD」を公開させていただきましたことを報告させていただきます。 [学習指導要領LOD] https://w3id.org/jp-cos/ [メンバー] 高久雅生*1, 大井将生, 榎本聡*2, 江草由佳*3, 有山裕美子*4, 阿児雄之*5. *1)筑波大学, *2)日本女子大学, *3)国立教育政策研究所, *4)軽井沢風越学園, *5)東京国立博物館 [概要] 文部科学省が公開している学習指導要領と教育要領の内容・コードおよび関連する情報をLOD(Linkked Open Data)化しました。LOD化の対象は、現在公開されている全ての学校種別の新旧学習指導要領と教育要領(一部改正を含む)コード表の最新版です。 文部科学省は、多様なデジタルコ
「ストーリーテリング・デジタルマップ」学生作品(2021年度) 授業課題「ストーリーテリング・デジタルマップ」の作品リストを公開します。東京大学・教養学部(前期課程)総合科目「情報メディア基礎論」(2021年度Sセメスター 担当:渡邉英徳)の成果物です。ぜひ,ご覧ください。 作品一覧(Googleスプレッドシート)はこちら この授業は,GISソフトウェアを用いて,オープンデータの可視化・ストーリーテリング型マップを作成する実践を通して,位置情報を含む情報メディアのありようについて考えていくというものです。最終課題では,オープンソース・ソフトウェア「Re:Earth」を用いて,3Dのストーリーテリング・デジタルマップを作成しています。 前半の課題「ArcGISを用いたオープンデータの可視化」作品を公開したところ,大きな反響がありました。7/19にオンライン講評会を実施し,宮坂学氏(元ヤフー社
デジタルアーカイブ「忘れない:震災遺族10年の軌跡」を公開しました 2021年3月11日,私たちは東日本大震災から10年を迎えます。東京大学大学院 渡邉英徳研究室は,岩手日報社と共同で,震災から今日まで,被災者が歩んできた生活再建に至る物語をつたえる可視化コンテンツ「忘れない:震災遺族10年の軌跡」を公開しました。 ウェブサイト:https://iwate10years.archiving.jp/ 「忘れない:震災遺族10年の軌跡」は,2つのコンテンツで構成されています。
Geoテクトレンドが詰まったFOSS4G NAカンファレンス 博士後期課程2年の田村です。今回、FOSS4Gというカンファレンスに参加してきたので、はじめて週報を書きました。 5月2日〜5月5日にかけて、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ローリーにてFOSS4G NA 2016が開催されました。FOSS4G NAは、”The Free Open Source Software for GeoSpatial”というオープンソースの地理情報技術に関するRegional Conferenceです。とくに北米は地理情報技術の最先端を走っており、FOSS4G NAはオープンソースな地理情報技術の最新トレンドを得られる場所です。今回は、その中で興味をもった発表を紹介します! Cesiumとは、WebGL技術を用いたバーチャルなデジタル地球儀エンジンです。Cesiumは渡邉研究室のアーカイブシリーズに使わ
デジタルアーカイブとジャーナリズム/ジャーナリズム・イノベーション・アワード最優秀賞 #jcej 「ジャーナリズム・イノベーション・アワード2016」(主催:日本ジャーナリスト教育センター)が講談社にて3/12に開催され,首都大学東京 渡邉英徳研究室,沖縄タイムス,GIS沖縄研究室で共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ 〜戦世からぬ伝言〜」が最優秀賞を受賞しました. 一次予選で総数307票のうち23票を獲得し,一位通過.決勝プレゼンテーション後に行われた決戦投票でも一位となり,最優秀賞に選ばれました.他のファイナリストは,日本経済新聞社の「データディスカバリー」,朝日新聞デジタル部の「築地 時代の台所」,読売新聞社の「検証・戦争責任」,宮崎てげてげ通信の「2015年テゲツー!で最もよまれた記事は?」,そしてステルスマーケティング問題を追及して話題となった山本一郎さんの作品でした. なお昨
首都大学東京 渡邉英徳研究室と岩手日報社は共同で、東日本大震災から5年を迎える2016年3月、岩手県における震災犠牲者の「地震発生時」から「津波襲来時」までの避難行動をまとめたデジタルアーカイブ「忘れない~震災犠牲者の行動記録」を制作しました。 2011年3月11日午後2時46分、そして津波襲来時にどこにいたのか、犠牲者の所在を遺族に取材し、データを集めました。 本コンテンツでは、居場所が詳細に判明した犠牲者1326人について、被災地の震災直後の立体的な航空写真・地図と組み合わせ、避難行動を可視化しています。さらに、ご遺族の了解を得た犠牲者687人については、氏名と当時の行動も閲覧できます。なお、被災直後及び1974-1978年の空中写真レイヤには、国土地理院のタイルデータを利用しています。 岩手日報社は、震災犠牲者一人一人を紙面で紹介するプロジェクト「忘れない」や、災害から命を守るための
渡邉研×朝日新聞社との共同研究として取り組んできた「東京五輪アーカイブ 1964-2020」が本日、公開されました。これまでに制作してきた「多元的デジタルアーカイブズ・シリーズ」デザイン手法の集大成です。 朝日新聞の記事、朝日新聞フォトアーカイブに収蔵された写真、東京都公文書館のオリンピック関連資料、そして高校生たちによる当時の五輪関係者インタビューなどを閲覧できます。また、インターフェイスを工夫し、左上のカーソルをクリックするだけで、簡単に操作できるようになっています。 「東京五輪アーカイブ 1964-2020」については、10/10(金)の朝日新聞朝刊で、別刷りのカラー特集が組まれる予定です。また、本日より東京都庁舎で開催されている「1964年東京オリンピック・パラリンピック50周年記念事業:50周年記念パネル展」にて、プロモーション映像が上映されています。 お楽しみいただければ幸いで
「東京オリンピック1964アーカイブ」を,朝日新聞フォトアーカイブとの共同研究として制作中です.年内に公開予定.今回の記事では,試作版のムービーとスクリーンショットを紹介します. 朝日新聞フォトアーカイブは,1964年大会当時に撮影された,4000枚以上の記録写真を収蔵しています.「東京オリンピック1964アーカイブ」は,それらの写真をGoogle Earthの三次元地形や建物モデルに重ね,当時の状況を実感を持って伝えるプロジェクトです.今後は,当時の聖火ランナーや選手の証言を収集するなど,2020年大会に向け,長期に渡り進めていく予定です. (写真はすべて朝日新聞フォトアーカイブより)
「もうひとりの自分」をつくろう:ネットワーク演習実習最終課題 いよいよ今年度最後の課題です。 「ネットワーク演習II」受講者のみなさんは、これまでに「Google Earth」「Second Life」などのインターネットサービスを活用した作品を制作し、Webアクティビティを展開してきました。今年度最後の課題では、情報化された/想像上の「もうひとりの自分」を、Twitter Botとして制作します。 ウェブ上に書き出される個人の思考、想いは、書いた本人さえ思野に収めることができないほどの膨大な量になってきています。また、実世界ではほとんど顔を合わせないのに、ウェブ上では毎日「会っている」相手が幾人も居る、というシチュエーションは、すでに普遍的なものになっています。 人々は「ウェブ上の人物像」を通して「実世界の人物像」をイメージし、コミュニケーションを取っています。実/ウェブ世界双方の「自分
「東日本大震災アーカイブ」がグッドデザイン賞受賞&グッドデザイン・ベスト100に選出
渡邉英徳 Hidenori Watanave 1974年9月8日生まれ Twitter|Facebook|hwtnv_at_iii.u-tokyo.ac.jp 東京大学大学院 情報学環 教授。情報デザイン,ネットワークデザインを研究.首都大学東京大学院システムデザイン研究科准教授,ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員研究員,京都大学地域研究統合情報センター客員准教授,早稲田大学文学学術院非常勤講師などを歴任.東京理科大学理工学部建築学科卒業(卒業設計賞受賞),筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了.博士(工学). これまでに「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」「沖縄戦デジタルアーカイブ〜戦世からぬ伝言〜」「忘れない:震災犠牲者の行動記録」などを制作.講談社現代新書「データを紡いで社会につなぐ」,光文社新書「AIとカラー
Linked Open Data(LOD)チャレンジ Japan 2012にて「東日本大震災アーカイブ」がビジュアライゼーション部門の最優秀賞および復興支援賞、M2原田真喜子さんの「コトバノキ」がナレッジメディア賞を受賞しました。 それぞれMashup Awards7優秀賞およびsinsai.info賞、MA8優秀賞(学生部門グランプリ)等に続く受賞です。 また「東日本大震災アーカイブ」と「Project Hayano 放射性ヨウ素シミュレーションのマッシュアップ」「マスメディア・カバレッジ・マップ」は国際大学GLOCOM賞を受賞したとお知らせがありました。(wtnv)
Google Earthをもちいた「架空旅行紀」:成果物の紹介 首都大システムデザイン学部インダストリアルアートコース3年生「ネットワーク演習・実習」の課題「架空旅行紀」の成果物を紹介します.4月~6月中旬までの約二ヶ月を掛けて,KML(Keyhole Markup Language)とGoogle Earth APIをもちいた,インタラクティブな空間コンテンツ,多元的デジタルアーカイブズを制作するという課題です.なかなかの力作が揃いました.以下,作品名またはスクリーンショットをクリックすると閲覧できます.Google Earthプラグインが必要です.また,作品の並び順は順不同です.(wtnv) Satellite Tour <人工衛星ツアー> GoogleEarth、それは誰でも使える素晴らしいデジタル地球儀。でも今回は地上を旅するのではありません。テーマはなんと宇宙旅行!私たちの生活を
大きな地図でみるにはこちらをクリック
2013年度の講義メモまとめはこちら。 全学対象の都市教養プログラム「デザインマネジメント概論」(通称:デザマネ)を担当して二年目になります。昨年に引き続き、600人以上の受講者を抱え、大教室が超満員になっています。6月の猛暑が心配です。 今年度から、講義のメモをGoogle Documentで共有することにしました。僕はレクチャーの際、Windowsのアクセサリ「メモ帳」とGoogle Documentをつかってリアルタイム筆記しながら話しをすすめていきます。Google Documentは、そのログを講義終了後に整理・再編集したものです。受講者が復習に使えるであろうことと、あわよくば来年度もつかえるかも、というのが動機。たぶん無理ですが。 以下、リストします。今後も、毎回の講義終了ごとに追加していきます。(wtnv) 第一回 イントロダクション「自己紹介としてのアーカイブズ」 第二回
Google Developer Day 2010 in Tokyo Googleさん主催のイベントということで、GoogleEarthを用いた以下の3つのプロジェクトを主に紹介させて頂きました。 ナガサキアーカイブ アースダイバーマップbis 大島プロジェクト このイベントは参加するだけでもDevQuizと呼ばれる試験をパスする必要があり、おそらく私がこれまで参加したイベントの中で、参加者の意識レベルが一番高いのではないかと思われます。 事実、作品についてご意見を頂くときに、要改善点を幾つか挙げてくださる方が多数おられ、これからの制作するべきものの良い指針となりました。 また、そういった中でプレゼンするというのは、自分たちの作品を「もう一度理解しなおす」為にとても良い機会となりました。 そして、折角の機会なので、各人作品をプレゼンする傍ら、講座をいくつか聴いてきました。私が聴いたのはCS
このblogでは久しぶりの投稿となります。高田(健介)です。 今年度、多摩美術大学の中沢新一さんのゼミと共同で「アースダイバーマップ アドバンスド(仮称)」という名前の研究を行うことになりましたので、ここに報告します。 中沢さんの著書に、「アースダイバー」という本があります。 縄文時代の海面は今よりもずっと上にあり、東京の区部の低地は海に沈んでいました。そこから突き出た岬の部分は後年精神的なものにつながる土地(例えば神社や寺など)になり、沈んでいた場所は肉体的なものにつながる土地(風俗街など)になった…というようなことが、具体的な土地を挙げて書かれています。 その付録に「アースダイバーマップ」というものがあり、都心部において縄文時代海だった場所、現在の神社、寺、遺跡の位置などが地図で一覧できるようになっているものが付いています。 私たちは、この地図からもう一歩踏み込んで、インタラクティブな
SIGGRAPH ASIA 2009でのプレゼンテーション二件が無事終了しました。当日収録した発表のようすをYouTubeで公開しています。Skechesでの15分間の発表はフル収録ですが、Educator Talksでの25分間の発表はYouTubeの時間制限に引っかかるため、カット編集しています。(wtnv) 「Tuvalu Visualization Project」の発表の感想がアップされています。 “Tuvalu Visualization Project" Presentation by Makiko Suzuki Harada(原田(鈴木)真喜子) "Educational Activity Using A Photograph Mapping System" Presentation by Hidenori Watanave(渡邉英徳)
こんな研究室を運営している割に「サマーウォーズ」にはそれ程興味が沸いてなかったのですが…予告編を偶然眼にして”こりゃ観なくては”という気分になったところに、教え子や首都大同僚の@doctaさんに「あなたが観ないでどうする」と背中を押され、そしてtwitterにてしらいさんにお誘いいただくなど勢いづき、お台場デート兼ねて観に行ってきました。 以下、感想を羅列的に。ネタばれもありそう。 序盤、仮想世界の描写にまず引き込まれる。アバター・仮想商店街などなど、いみじくも過去のSecond Lifeに関する報道で何度も使われた概念群が、とても魅力的に描かれている。おそらく各々の単語の意味は分からなくても、誰もがこのチャーミングな世界に”行ってみたい”気になるはず。サービスへのアクセス手段もPC・ケータイ・iPhone・NintendoDSと、きめ細かく網羅されていた。「仮想世界サービス一般」のプロモ
ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクトのウェブサイトはこちら。 首都大学東京渡邉英徳研究室では、特定非営利活動法人ツバル・オーバービューとの共同研究プロジェクト「ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト(現在英語版のみ)」の一環として2009年7月にツバルの現地調査を行い、撮影した5000枚以上の「GPS情報付き写真」を現地作業で精査し、3200枚に絞ったものを公開しました。 ツバルについて、地球温暖化によるとされる海面上昇の件が話題になっていますが、実際の風景や街の姿はほとんど知られていません。今回の調査では、首都フナフチに引かれたすべての路/海岸線の一部/滑走路などを対象とし、大量のGPS付き写真を撮影しました。これらの写真をデジタル地球儀Google Earth上で閲覧することで、上空からの鳥や神の視点に加え、人々の視点からみたツバルの姿を「ストリートビュー」のように知るこ
4年生対象の「ネットワークメディアアート演習III」にて、先日のテッド・チャン「あなたの人生の物語」に引き続き、グレッグ・イーガン「順列都市」を題材にしたゼミを行いました。講師の趣味丸出しの先端SFシリーズ。 強烈にアクロバティックな「順列都市」そのものの輪読などを始めてしまうと、それこそ大変なことになるので、この小説の世界観のバックボーンとなる(であろう)グリッド・クラウドなどの例を挙げたあと、上記のように意訳的な資料を配布して「人間の意識をコンピュータネットワーク上でシミュレーションできるようになった近未来を各自で描写せよ」というお題を出しました。 先日同様、90分程度のショートゼミとしては多彩な応えが生まれました。僕自身に、実世界の自分・ウェブ世界の自分双方が重なり合って自我を構成している実感があることからこのお題を出したのですが、すんなりプラグマティックな応えを導き出す学生、お題そ
The blog of Hidenori Watanave Laboratory, The University of Tokyo. 東京大学大学院 渡邉英徳研究室のブログです。
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