2012年の4月にGoogleが唐突に発表したGoogle Glassは「エクスプローラプログラム」の元、1,500ドルでプロトタイプが希望者に販売された。その後、エクスプローラプログラムは2015年の1月に終了。現在はエクスプローラプログラムのフィードバックを元に、次機種の開発が進められているとされている。グーグルグラス以前にもヘッドマウント型のディスプレイは存在したが、カメラ、CPU、各種センサ、音声認識などをコンパクトにまとめることで、Google Glassは進化の過程を一気にジャンプして、これまでにあったAR、VRに加えて新たに「スマートグラス」というヘッドマウントディスプレイのカテゴリを生み出した。 グーグルはGlassを発表した時点では、誰のどんなユースケースに向けた製品であるのかを、あえて明確にはせずに利用者に委ねた。特定のユースケースを意識していないために、機能はてんこ盛