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今年の「かわいい」
nishinari-lives.com
新世界、通天閣のふもとに名物の手描き看板を掲げ、通常ならば毎日オールナイト興行を打ち続ける地元に根ざした3本立て上映の歴史ある映画館 「新世界国際劇場」 緊急事態宣言により、オールナイト上映は中止しているが、夜半までの上映は決行中。 前回の訪問は、去年だった。 女装子の跋扈に恐怖した夜であった。 nishinari-lives.com 大阪の多くの映画館が休業中の現在、二番館として絶妙な番組編成で我々に映画を届けてくれている。 西成安宿から徒歩で行ける楽天地。 2021年5月5日。 特になんのアポイントメントも取っていなかったのだが、『ガンズ・アキンボ』を鑑賞した後、売店のお兄さんに話しかけたらば、奥の事務所に招き入れてくれ、30分近くコチラの手前勝手な質問に支配人の冨岡和彦さんが気さくに答えてくださった。多謝感謝。 以下は、国際劇場の常連「この映画は国際でかかるかどうか?」を基準に映画鑑
2021年4月5日。 月曜日か。 『一週間』っていうロシア民謡ありますよね。 アレって、日曜に市場で糸と麻を買ってきたくせに、月曜に風呂焚いて火曜に入って、水曜にダチを迎えて、木曜に送って行って、金曜なんか「糸巻きもせず」っていう実質ゼロで、土曜なんかはダチも居ないのに「お喋りばかり」っていうほとんどノイローゼ状態で、「一週間って早いよねー」という内容。 こんな感じで年取るんだなぁ。っていう光陰矢の如し感があって良い。 こんな感じでダラダラと僕の「西成暮らし」も実質ウーバーイーツ稼働三昧で光陰矢の如しなんでしょうか? いやぁ、良くない。良くないです。 何かしなければ。 ただ、もうめんどくさい。 そう、面倒なの。 街に出て、現場作業してる人とか、工事現場見ますよね。 なんか見ただけで、畏怖と恐怖が己の身体中に湧き立つのを感じる。 泥、コンクリ、足場、防音シート…、嫌悪感に近い。 「めんどくさ
2021年3月20日。 この土日は連休。 祝日には、西成現金仕事は発生しない。 この連休は、大阪全域に「雨予報」。 とは言え、週末にウーバーイーツをこなさなければ収入がない。 今週いっぱいお世話になった「パークイン」は今日まで。 楽天トラベルのカレンダーを眺めると、「パークイン」は3月最終週は一気に宿泊費が高騰している。そうなれば、ここに泊まることは不可能になるだろう。 朝8時には宿を出る。 双肩にかかる重さを噛み締めつつ天満まで移動。 まだ雨は降り出していない。 この間に、稼ぐぞ! 修行するぞ!修行するぞ! 9時過ぎから23時近くまでウーバーイーツを稼働。 ¥14,318也。 時給にすれば¥1,000程度。 天気はなんとか持ってくれた。 淀川越え案件 「淀川」は、琵琶湖から大阪まで連なる一級河川。 大阪の梅田周辺でウーバーイーツをやっていると、ときおり配達先が「淀川の先」という案件にぶち
2021年2月28日。 住んでいたマンションを引き払った。 がらんどうの一室で、管理会社の方を待ちカギを渡して退去。 壁の汚れなどあって心配していたのだが、やってきた管理会社のお兄さんによれば、「キレイに使っていただいてありがとうございます!」とのこと。 昨日、徹夜で必死こいて清掃したかいがあった。 借主負担となる部分は無いようで、来月に管理会社手続きとなっていた水道代が落ちるだけらしい。敷金を預けていない物件だったので、過大な請求を心配していたが杞憂に終わった。 数日前には、こんな惨状だったのだが。やれば出来る。 この1週間で、物件備え付けの冷蔵庫の霜を取り、 洗濯機を大阪の会社の元同僚に送り、 友人から貰ったテレビを不用品業者に渡し、 クローゼットも棚も空にして、粗大ゴミで出した(¥2,700也)。 西成での生活は、バックパック一丁で始める必要がある。 ある程度のモノは捨て、売ったのだ
という訳なんですね。 大変じゃないですかーw。 会社員を卒業する じつは、1月末で大阪のWEB制作会社を退職しました。 ライティングや、ディレクション業務をこなしていましたが、なんだか「違うなぁ」と思いながら過ごしていました。コーポレートサイトや商品のランディングページをデザイナーの人たちと作ったり、クライアントと協議したり、納期にあくせくしたり、社長のご機嫌を伺ったり、SEO対策を施しながら記事を書いたり、外部ライターの方の原稿を校正したり。 「こなす」だけの毎日。 どんな仕事でも大差ないでしょうが、結局「繰り返し」。 繰り返すなかで、らせんを描きながら上昇している感覚を持てれば良かったのですが、果ては自分のやったことを自ら模倣するような按配を覚えてしまって。 「これを続けて、死んでいくのかぁ」 と嘆息する日々。 残業代や休日出勤も含めれば、たいそうな額をもらっていて、ありがたかったので
2021年10月9日 老境に入った実家の家人らの朝は早い。 もう、老境を視界に捉えた僕の朝も必然早くなる。 朝食はもとより、母が息子に3食食べさせようとするのが、不思議。 「もう、私一日一食よ。三食食うなんてブルジョアの仕草ですよ」 と発言して、白眼視されたので外出。 地方都市からのぉ 途中、小学校の掲示板にコロナ罹患者への白眼視を諌める旨の貼り紙。 事実、駐車場に置かれた県外ナンバーの車がコインスクラッチされたり、ノーマスク勢が叱責されたり、といった村社会丸出しの所作が横行しているようだ。 こんな時こそ、人品骨柄が問われるし、閉じてシュリンクして、老いさらばえていくのが、中規模地方都市の一般なのだろう。 そんな折、2020年に地方創生、文化地方発信的な意味合いで東京からやって来た「国立工芸館」へ。重文の十二の鷹がメイン。東京にあった頃から、やや地味な存在の施設であったと思うが、当地に移転
西成ホテル探訪・十三日目 カプセルホテルの誕生 海外でバックパッカーが長期滞在する安宿といえば、「ドミトリー」スタイルが思い浮かぶ。大部屋に2段ベットがいくつも置かれていて、解放感はあるが、個人のプライバシーという観点では抵抗を覚える人もいるかも知れない。 これまで泊まってきた西成安宿には、このドミトリースタイルがなかった。 狭くても、1.5畳だろうと、虫がいようと、「個室」。 太陽の塔で知られる1970大阪万博で建築家・黒川紀章が発表した「住宅カプセル」は、メタボリズムというキーワードで、都市建築には、有機的に代謝を繰り返しながら成長、改変、増殖できるシステムが必要であることを示した。その商業形態として完成したのが「カプセルホテル」だという。 以上、Wikiと検索の成れの果てで書いてみました。 ドミトリーINニシナリ 最盛期よりは、ドヤの数も、労働者の数も減少した西成あいりん地区周辺にあ
二度目の、西成「どろぼう市」 「新世界東映」を出て、土日の早朝から開催されているという「どろぼう市」に向かう。 途中、車のフロントガラスに求人票のような、「土工」「10000円」などと書かれたシートをかざしたバンを数台見かける。日曜日でも日雇い仕事はあるようだ。旧あいりんセンターで野宿していたであろう方たちが、 「今日は?行くか?」 「んんー、どうしようかと思って‥」 「寒いもんなぁ」 「いや、でも行くわ!稼げる時に稼がんと!」 と話している声が聞こえた。 「アンちゃん。ミンザイか?」 いつもの道に、人だかりができており、ダンボールやブルーシートを拡げた上に、さまざまな商品が並べられたフリマ開催中。 まだ、朝5時を少し回ったくらい。 一体、何時から開かれているんだろうか。開店準備も一度覗いてみたい。 骨董市的な側面もあるのか、 「アレ、入っとる?」 「おお!コッチや!見てくらはる?」 と、
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