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体力トレーニング
note.com/hiroshi99857672
リーマンショックからソニー等の企業経営まで、現代の組織で起こる様々な問題は、組織が専門家集団に細分化され、組織内の小さな集団が「サイロ」を形成していることに起因する。著者は文化人類学者出身でフィナンシャルタイムズの金融記者を経て企業の組織論に携わる異色の経歴で、金融システムから企業経営まで文化人類学という新しい見地から問題を分析する。文化人類学者らしく具体的な人をベースとしたストーリーを前提に議論を展開するが、ストーリー部分が迫真性に富み単純な読み物としても面白い。 なお、同著者の下記もお勧め(下記は今回のセール対象外)。文化人類学のレンズを通して企業経営から行政運営まで多種多様な問題を分析していく様が新しい。
本記事は、日本国内の日本語環境で生まれ育った英語学習者が英語圏(特に北米)の生の英語でも通用するリスニング力を身につけるために何をすれば良いかという点を書いた記事です。初版後も随時記事のアップデートを続けています。 私は日本で生まれ育ちで自分なりに英語をしっかりと学習し、TOEIC・TOEFL共にリスニングは何の苦も無く満点が出る状態でスタンフォード留学のために渡米しました。しかしながら、その状態でも米国では生の英語のリスニングに非常に苦労し、時には全く会話内容が理解できないといった場面もありました。その後、試行錯誤しつつリスニング力を上げていき、何とかそういった状態を克服するに至りましたので、その経験を踏まえ、英語圏の実地でも問題ないリスニング力を身に着けるまでの方法論について記載していきます。 読者層は、帰国子女ではなく日本国内で英語を学習し、概ねTOEFL95点・TOEIC900点以
戦略とは、シンプルで容易に理解可能であり、それを見た人が具体的に行動に結びつけられるものでなければならない。他方、現実世界では、多くの人が戦略を「単なる目標」と混同している。名著『ストーリーとしての競争戦略』で、その著者の楠木先生は、良い戦略は「こういう時にこれをする。そうするとこのようになって、それでこうなる」といった納得できるストーリー性があると仰っているが、この本で述べられていることもそれと方向性を同じくする。戦略論については自分がMBAで履修した授業よりもこの本のほうが正直良かった。 なお、戦略論では『エッセンシャル版・マイケルポーターの競争戦略』も分かりやすくまとまっており、併せてお勧め(今回のセール対象ではない)。 イノベーターのジレンマの経済学的解明
デザイン思考の非常に良質な入門書。デザイン思考を、その名前からして「クリエイティブ系やアート系の人の話でしょ?」などと誤解している人も多いが、それは全く違う。デザイン思考は社会に潜む課題を特定しそれを解決するもので、新規事業開発、起業や公共政策立案等、およそ社会一般に有用なアプローチ。デザイン思考は私がスタンフォード留学中に学んだことの中でも特に良かった学びだった。大変お勧めの本。 なお、下記の本は、デザイン思考ではないが「いかに社会に潜む課題を具体的に特定し解決するか」と言う点でこの本に通ずるので、こちらも併せて読むと相乗効果があると思う。特にマーケターや新規事業に携わる人に(注:こちらは今回のセール対象ではない)。
「年収の高低はどういう職に就いているか等よりもどこに住んでいるかで決まる」ということを説得的に論じた本で、とても面白い。例えばシリコンバレー周辺は日本よりべらぼうに平均年収が高いのだが、この本を読む前までは、稼ぎ頭であるIT業種の人達が平均年収をつり上げているから平均年収が高いのかと思っていた。しかし、実はそうではない。こうした地にいる人はどのような職業に就いていても給料が高い。しかも、単に物価が高いから給料が高いという単純な話ではなく、可処分所得も多くなる。この本を読むと、日本という給与がそもそも全般的に低い地で高給職の椅子を争うのが少し馬鹿らしくなる。そうした争いの物理的な場所を変えた方が、経済的に豊かになる。 リモートワークの浸透でこの本で論じられたような現象はなくなるかと思ったが、コロナの出口も少しずつ見え始めた今、各地で結局リモートワーク縮小の流れが起きており、まだこの本の内容は
※注意:本noteは過去のKindle本セールの際にセール対象の良書をまとめたもので、既にセールは終了していますが、良書の紹介の趣旨でnoteを残しています。 Kindleセールの対象ビジネス書が今年一番かもしれない大豊作だったので、目に付いたセール対象の良書を取り急ぎ雑な解説付きでまとめました。 ビジョナリーカンパニーZERO
スタンフォードMBAでの実体験を踏まえて、留学する前に読んでおくと良い入門的なビジネス書を15冊紹介します。留学予定者だけでなく若手社会人にもお勧めです。 どれも平易で、頁数が多くなく面白い本ばかりなので、留学前などに10日程度集中すれば読み切れます。留学前に読んでおくと、特にビジネス系の授業や生活等での学びをより大きくできます。 また、以下の多くは英語が原著なので、英語版で読めば留学等に必要な英語力の補強にも繋がります。 イノベーション・オブ・ライフ
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