2014年も、音楽はとても豊かでした。その中でもとりわけ活気があったのは、やはりジャズということになるでしょうか。そして、そのシーンの現状をいち早く(おそらく世界で最も早く)、捉えたムックが「Jazz The New Chapter」シリーズ(今の時点では「1」「2」の2冊がリリースされています)であることは間違いないでしょう。このnote記事は、ぼくが「Jazz The New Chapter 2」(以下「JTNC2」)で面白く読んだところをさらさらと羅列したものになっています。ちなみに、「1」についてはクッキーシーンで書評を書かせていただきましたので、興味のある方はそちらもご笑覧ください。こちらではクッキーシーンの書評と違い、音源なども挟みながら、肩の力を抜いた柔らかい読み物にしたいと思っていますので、そのつもりで読んでいただければ幸いです。 ぼくが今年聴いたジャズの中で一番好きな作品