第1回目は、昨年1月に日本経済復活の会のブログの方で書いた記事をこちらのnoteの方にも転載しようと思います。 ただし、タイトルは無税国家の可能性についてですが、私自身は無税国家に賛成しているわけではありません。無税国家にするよりも、給付金を配ったり、社会保障を行ったり、必要な政府支出を行った方が良いと考えられるからです。しかし、消費税については無税国家であるべき、すなわち廃止するべきだと思っています。その点をご承知の上、お読み頂ければと思います。 本レポートは、日本の「無税国家」化の可能性について、内閣府の計量分析室が発表した経済財政モデル(2018年度)に基づいて分析したものである。表題は、無税国家は可能であるとしたが、しばし、無税国家などと言うと「そんなことするとハイパーインフレになる!」といった批判がなされるが、果たして、そこまでインフレ率は上昇するものなのだろうか。そうしたことに