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都知事選
note.com/sumus_kobayashi
「まちづくりをしよう」 工務店さんがそう考えたとき、まず思いつくのは「ハコモノ作り」ではないでしょうか? カフェを作る。商業施設を作る。コミュニティプラザを作る。そうやって「ハコモノ」を作って人が集まってくれば、収益化できて、「まちづくり」はうまくいくーー。 ただ、それは失敗に終わることがほとんどです。 今回のnoteでは、ある工務店さんのプロジェクトの経緯を追いながら、なぜ「まちづくり」が失敗してしまうのか? そして、僕がまちづくりに本当に必要だと考えていることをお伝えできればと思います。 「風の森」プロジェクト長崎県の浜松建設という工務店の社長が、まちづくりのために始めたのが「風の森」プロジェクトです。 森の中に、カフェや雑貨店、洋服店、ギャラリーなどを点在させて、人が集まってくるエリアを作りました。 「風の森」は評判もよく、年間数万人が訪れるようになっていました。 ただ、問題は「収益
僕は地方の工務店に特化したコンサルティング会社を経営しています。 「家が売れない」「集客できない」「売上が伸びない」 僕のところにはいろんな悩みを抱えた工務店さんがやってきます。 これまでそんな工務店さんを500社以上支援しながら「どうすれば結果を出せるのか?」を考え、試行錯誤してきました。 僕らの「コンサルティング」は、戦略やレポートを出して終わり、ではありません。それを実行するところまでサポートしますし、僕らがいなくても「自走」できるところまで持っていきます。 僕らのサポート領域はデジタルマーケティングはもちろん、企画の立案や、営業、採用まで多岐にわたります。「上流から下流までを全部サポートしてもらえる」という部分がけっこう好評なんです。 今回は売上が「5億」ほどだった工務店さんを「50億」まで伸ばしたときのお話し。具体的に僕らがどのように支援していったのかをお伝えすることで、困ってい
昭和50年ごろ、都市の過密化への対策として、郊外に建設された市街地、ニュータウン。かつての憧れの地が、今や高齢化により「ゴーストタウンと化した」とまで揶揄されることがあります。 一方で同じニュータウンでありながら、千葉県佐倉市の「ユーカリが丘」は今も若い世代から人気の高いエリアで、新規入居希望者が後を絶ちません。 そこにはどのような違いがあるかご存知ですか? 皆の憧れの地だった「多摩ニュータウン」がいまやニュータウンと聞いて、一番に思いつくエリアはどこですか? 多くの人にとっては、「多摩ニュータウン」ではないかと思います。 東京都の稲城市・多摩市・八王子市・町田市にまたがる多摩丘陵に開発され、規模は総面積2,853ha、東西14km、南北2~3kmに及びます。 日本最大規模のニュータウンであると同時に、ジブリ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台となったことでも有名で、東京圏外の方以外にとっても
私は、代官山という街がとても好きです。 代官山と言えば、真っ先に思いつく言葉は「オシャレ」という人も多いはず。しかし私が代官山を好きな理由は、その「オシャレ」さではありません。 代官山はまさに「まちづくりの最高傑作」。まちづくりを生業とする私は、この日本一オシャレな街ができるまでの過程と、関係者の情熱には何度も心を震わされました。 日本一オシャレな街も、元は普通のまちだった代官山の家賃相場はワンルーム・1K・1DKの部屋で13.53万円と、隣の渋谷駅近辺には及ばないものの、都内でも家賃が高いエリアです。 引用元:ライフルホームズ「東急東横線の家賃相場情報」 渋谷駅に近い、という利点もありますが、代官山駅自体は東急東横線にしかなく、乗り換えに便利な駅ではありません。家賃相場の価格=そのエリアの人気度と考えると、代官山には、その立地だけではない、まちとしての魅力が確かにあります。 都会の喧騒か
「なんでそんなに、田舎にお金と時間をかけるんですか?」 とよく聞かれます。 私が代表を務める株式会社SUMUS(スムーズ)は、全国の住宅工務店向けにIT化のサポートや経営コンサルティングを提供しながら、まちづくりに取り組んでいる会社です。 会社は東京にありますが、顧客の大半は地方、それもいわゆる「田舎」の工務店さんです。もちろん、これは、あえて田舎の工務店さんと繋がろうとしてきた結果です。 都市と田舎の二極化が進む中、あえて田舎を開拓しようとしている私の姿は奇妙に見えるようですが、私は会社の社長として、そして一経営コンサルタントとして、合理的に考えて田舎に投資をしています。 田舎は、儲かる。身も蓋もないことを言ってしまうと、私が田舎にばかり時間とお金を使っている理由は、「儲かるから」です。 ビジネス目線で見たとき、田舎の魅力の一つは土地の安さとその伸びしろの大きさです。 「田舎の土地なんて
「半径200メートル」に人を集めれば、田舎のまちも「上場」できる〜地方のハコモノが賑わいを産まない理由 街づくり、町おこし、地方創生… 日本全国、どんな地域でもその土地を盛り上げようとする取り組みは行われています。しかし結果を出している地域はほんの一握りです。 地方の田舎まちが、東京や福岡のような大都市、あるいは京都のような人気観光地と同じような戦い方をしようとしても、すぐに力尽きてしまいます。 田舎には、田舎の戦い方があるのです。 「まち」の単位を再定義するまちづくりをしている、という話をすると、 「〇〇市も盛り上げたいんです。」 「僕たちの住む▲▲町も頑張ります!」 と言うコメントをいただくことがあります。 全国で同じような志を持っている人がいると知り、嬉しい気持ちになる一方で、地方のまちづくりを語る上で、〇〇市、▲▲町、といった従来の市区町村単位での変革は範囲が広すぎるとも感じます。
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