これは、一流の脚本家、小説家にインタビューを行い、彼らがどういった行動パターンで優れた脚本を書いているのか、ということを解き明かした本となります。 この本は、脚本家や小説家に向けて書かれたものですが、ゲーム開発にも応用できる部分もいくつかあるので、一部を私の解釈を加えて紹介したいと思います。 ■001: 極めて独創的になる よくある表現になっていないかチェックすることを自分に課す。執筆途中に手を止めて、自分に「同じことを20通りの方法で表現してみろ!」と迫る。この2人の登場人物が出会う最高の方法を20通り。追跡の方法を20通り。 アイデアを出せば出すほど場面は生きてくる。 素晴らしくなくてもいいから、ともかく20通りだのアイデアを捻り出していくと、9番目か10番目に光るやつが出る。 「最初の思いつきでいいや」って言わないことが大切なんだ。 ある漫画家さんは、アイデアをいくつか考えたら、漫画