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取協、地震対策会議で隔日配送を決定 取次(本の問屋)が協議の上、 (1)「被災地区だけでなく、全国地区の配送を隔日とする」 (2)「配送を行わないエリア(被災地限定)では、全会員社は配送を中止する」 (3)「販売中止や延期をする雑誌銘柄を会員社で共通にする」 ことを決めたそうです。 取次大手5社(なぜか太洋社は参加してないけど)の取り決めなので、被災云々は関係なく事実上すべての書店が対象といえます。 これがどういう事かと言うと、端的に言えば、「あらゆる本は全国で1日置きに発売になるよ」ということです。 この影響でライトノベルはもちろん、コミックも雑誌も文庫も単行本も、発売日がずれたりしますので、本を一日でも早く手に入れたい!という皆様、お気をつけください。 関連:取次から書店への新刊配送が、暫く隔日になる件。
第一章:「ライトノベル=文庫」というカタチの終焉 かつてライトノベルという言葉が無かった頃(正確には一般化していなかった頃か)、それらは富士見ファンタジア文庫のことであり、電撃文庫の事であった。あるいはコバルトを始めとする少女小説群であった。それらは「ティーンズ文庫」という名前で括られ(私はこの名称が嫌いだ。なぜなら、読んでいる私がティーンズなんて時期を全力投球で放り投げた年齢だから)、文庫売り場の片隅でひっそりと息づいていた。 これらの文庫は、最初はハードカバー四六判で出し、数年後に文庫化する、という「一般」の小説サイクルと違い、書き下ろしを中心(というか99%以上)として最初から文庫として登場する。それは間違い無く、メインターゲットたる中高生が買えるように、という配慮だ。実際、貧乏だった当時高校生の私は、昼食代500円を貰うと、パン一個と飲み物一つで我慢し、本代を捻出していた。これで
» らのさい! 送信元 電撃文庫と堕落生活*でんだら*<as DragonicFlower> 表紙とタイトルから地雷っぽかったけど、そこまででもなかった感じ。 いやまぁイラスト買いした人にとっては地雷なんだけど、俺的にはそこま... [詳しくはこちら]
延々ラノべのデータを打ち込み続けている管理人ですが、最近、思うんです。 ここのところAmazonのデータ登録が早い。 以前から、GA文庫やHJ文庫は早かったのですが、最近は電撃文庫やファンタジア文庫、スニーカーなどの、いわゆる角川系も早くなった気が。 例えば、 現時点で既に8/20発売のファンタジア文庫が登録されている。 以前は発売日目前にならないと登録されなくて、やきもきしたものですが。 それに書影の登録も真面目になったような。前は発売後もNO IMAGEのまま放置されていた作品が多かったのですが、最近は発売日前に書影が登録される例も増えました。 これはAmazonがラノべに力を入れ始めた、という事なのではと思っています。 実際、電撃文庫やファンタジア文庫は、発売日直後にベストセラーランクを賑わせていますし、常連としてランクインし続ける作品もある。ラノべはまとめ買いも多そう
序章:ライトノベルブーム? ライトノベル批評本ブーム? 本当は ライトノベルファンパーティのコラムに書こうと思っていたネタなのだけど、余りにもネタが拡散してしまって、どうにもこうにも纏まりそうにないので、自分のblogで不定期連載してしまう事にした。何かというと、ライトノベル担当の書店員としてここ数年肌で感じている変化を、リアルタイムである今こそ文章という形で明確にアウトプットしておきたいという欲求である。 ひょっとしたらこれが一つの史料になるかもしれない、という思惑もある。史学科出身なものでそんな大層なことまで考えているのである。ごめん、偉そうだった。そんな偉い事を書く訳じゃない。 ここ数年、ライトノベルという言葉を良く聞くようになった。ラノべとは縁の無さそうな出版社の営業の人も口にする。「ライトノベルって何ですか?」と難しい事を訊いてくる人もいる。その言葉の定義や善し悪しはさておく。
そろそろ「ファンタジー文庫」を滅ぼしておこうか 激しく同意。 黎明期はともかく、現状では「ファンタジー」は(もちろん一大派閥であるが)主流ではなく、読者は(もちろんメインは10代ではあるが)「ティーンズ」以外にも広がっている。「ファンタジー文庫」も「ティーンズ文庫」も実態に即した呼称とは言えず、このジャンルは、もはや「ライトノベル」としか言い様がないものになっていた。 だからこそ、数年前「ライトノベル評論本」ブームが起こった時、一気に「ライトノベル」という呼称が広まり定着したのだろう。 今や出版社の側も自覚的に「ライトノベル」という名称を使い、お堅い(というイメージのある)新聞社も直木賞を受賞した桜庭一樹の経歴に「ライトノベル」と記述する時代である。「ライトノベル」という言葉は市民権を得た。 実はかくいう私も、数年前の棚リニューアル時に「ファンタジー文庫」という表記が厭で、強行に主
なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか 「なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか」への突っ込み なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか? 〜個人的見解〜 (本当は少し前に書いたのだけど、どうせならGW中ネタが無い時に出そう、という事で明らかに時流に乗り遅れている仕様です) 実数としては分からないが、現在、ライトノベルの代名詞が「電撃文庫」なのは事実である。本来、ライトノベルの先駆者であった富士見は、なぜ後発の電撃に追い抜かれたのか。上に挙げた分析はどれも納得のいくものである。 だが、一つ欠けているように思う。この問題が語られる時いつも話題にならないものの、しかし決定的な差異が電撃と富士見の間にはあるのである。 もっとも話題にならないのは当然かもしれない。その差異は業界の裏側の話であり、一般の読者には見えない部分だからだ。 さて、もったいぶってもしょうがないので、端的に言ってしまえば、それは「
正月休みで更新ネタが無いので、久しぶりに出版業界ネタを。 よく書店員さんのブログで「売れているのに、出版社が重版しない!」という悲鳴めいた言葉が書いてあります。 これを読んで一般読者は疑問に思うんじゃないでしょうか。なんで売れているのに出版社は重版しないの? 出版社はバカなの? ならば、説明せねばなるまい! 確かに、普通のメーカーなら、商品が売れていて、小売店から注文が来ているなら、じゃんじゃん生産すればいい。しかし出版業界では、物事はそう単純ではありません。 それは本には〈返品〉があるからです。 ある商品がベストセラーになって、注文が来ているから、とガンガン重版、市場に投入したとします。ある時それが突然ぱたりと売れなくなった時(そしてそんな事は良くある)、書店は一斉にその商品を返品します。一店一店は数冊ずつだったとしても、塵もつもればなんとやら、それはとんでもない返品量になる
» テーブルトークRPGとライトノベルと 送信元 つちのこ、のこのこ。 ▽ TRPG についてメモ。いまさらな気もするけど、ライトノベルと関係が深いと言われる TRPGについて簡単に調べてみたり。今まで、さっぱり知らずに生きて... [詳しくはこちら]
» [ラノベ]「レディ・ガンナー」はヴィクトリアンに含まれなくって? 送信元 後天性無気力症候群 少女文庫ニュース-19世紀大英帝国を舞台とした少女小説の紹介 StarChartLog-19世紀大英帝国を舞台としたライトノベルって何があるんだろ のべ... [詳しくはこちら]
さて、この話題、いくつかの問題が錯綜しているので、一つずつ。 1:本当に昔は質が高かったの? そもそも質って何? (そもそもの話の発端からして「昔」がいつを指しているのか分からないのでアレなのですが) 昔の方が質が高かった。 この意見、古いラノべ読みの私も一瞬頷いてしまいそうになる。 しかし感覚的にではなく、冷静に考えてみよう。 我が青春、電撃文庫も無かった頃と仮定すると、イラストと言えば、天野喜孝さんとか、末弥純さんだったり、確かに凄い人がいた。 でも、この人たちの凄さは、絵画的なもののような気がする。あんまり小説の中身とリンクしていない表紙が多かったような。挿絵という意味では、中身ときちんとリンクしている今の方が、イラストという意味で「質」が高いと言えるんじゃないかな? それに、こういった絵師は印象に残っているけど、他にもたくさんのイラストがあったはずで…。でも正直覚えてな
最近のライトノベルは……(イラストは劣化しました) ライトノベルの挿絵は劣化したのか?(海燕さんはイラストは女の子ばっかになっていると主張) 最近のライトノベルは絵が下手なのか?没個性なのか?(平和さんは疑問を提示) 最近のライトノベルの挿絵について……と見せかけた別の話(極楽トンボさんは、少女向けはどうなの?という話を) 少女レーベルの表紙(まろんさんによる少女レーベルの話) 少女向けレーベルの表紙分析(Stellaさんによる少女向けレーベルについて) ラノベの絵は時代を映す?(hobo_kingさんは各世代で共通の空気があるのではという意見) ライトノベルのイラストの質とパイの拡大(狩田さんは、イラストレーターがかぶっているのが原因では、という意見) 最近のライトノベルは……(リッパーさんは逆に昔のイラストに魅力を感じない事が多い) 挿絵とか表紙とか劣化とかデッサンとかどうで
最近、「アニマライト」という感想検索サイトが、ネガティブに話題になっています。くわしくは平和さんのまとめを。 レビュー検索サイト「アニマライト」に感想をもってかれる 人さまの感想を集めて、アフィが貼ってある、という構成は、実はこののべるのぶろぐもまったく同じだったりするので、これは言及しない訳にいかないなあ、と思います。 以下、長くなるので「続きを読む」で。 さて、最初に言わせてもらえれば、「アニマライト」と当ブログは、機能こそ似ているけど、コンセプトはまったく違うと思います。 最大の違いにして、今回の問題の焦点は「アニマライト」が、ネット上の感想をまるまるぶっこ抜いていることでしょう。 ネット上に発表したものへのリンクとか引用とか著作権とかは、色々と難しい問題を孕んでいますが、今回各サイト管理人が不快・反発を感じている理由は突き詰めると、以下の二つではないかと思います。 感想がアニ
えーと。今私的に忙しくて、「越境」の方、全然進んでいません。不定期にしておいて良かった。長い目で見てやって下さい。 しかしそれではスニーカーと電撃の狭間のこの時期、blogが全然更新されない寂しい事になってしまいます。という訳で。昔書いたものの、公開するのを忘れていた記事を思い出したので御蔵出し。 久々に本屋の秘密、「発売日」のお話です。 みなさん、本の発売日ってよく分かりませんよね? 発売日前に売っている、いわゆる早売りしている時があれば、発売日に行ったはずなのにまだ入荷していない、と言われることも。これはなぜなんでしょう? この混乱は、本の「発売日」の定義が複数混在しているのが原因なのです。以下にそのパターンをご紹介。 パターン1:搬入発売日 出版社が取次(本の問屋)に出荷する日を指して、発売日と言っているパターン。 なので「発売日」には、まだ本は問屋にあることになります。実際
(12/30,31加筆修正) なんと、電撃文庫の1月新刊が出荷開始されたようです。というのを見て、え、嘘?!と思ったが、bk1では24時間以内発送になっているし、大手取次・日販直営のオンライン書店booplogでも本日入荷になっている。ということは他の取次にも今日までに搬入されているはずで、となると多くの書店で年内、来年一月の電撃文庫新刊が並ぶはずである。神保町にはもう並んでいるのかな? 気になったので調べてみたんだが、神保町にも入荷してないそうだ。さすがに取次で止めているのかな? となると、書店に並ぶのはふつーに年明けと思われる。おさわがせしました。座して1/5を待ちましょう。 bk1でも「弊社では現在お取り扱いができません」に変わっている。さすがに怒られたのか、単に年末年始の休業に入ったからか。なんとゆーか、超フライング売り逃げって感じです(苦笑)。注文した人には今日、届くのでしょ
注意を払うと、亡くなったときに子供がいない状態を保ちやすくなります。お互いに会うのに都合が良く、2つのラウンド…
自費出版 ある専門会社の倒産 ビブロスの倒産は、系列の自費出版会社・碧天舎が足を引っ張った形だった。実は前から自費出版ブームには色々思う所があったので、いい機会だから久々に本屋語りでもしようかと。 最初にお断りしておくと、このエントリタイトルは暴論に聞こえるかも知れない。だけど私は警告したいのだ。自費出版しようという人がいたら、まずはそのリスクを考えて欲しいと。 現在ライトノベル等を担当をしている私だが、以前結構長い間「文芸書」を担当していた。大抵の本屋の入り口一等地にある花形だ。しかしその実態は…毎日のようにやってくる新刊をただただ捌いていくハードワークである。大手出版社の有名作家の話題作がどどんと入荷するだけなら楽なんだが、ある意味メインの仕事は、細々とやってくる本たち(それでも合計すれば話題作より圧倒的に多い)の相手だ。聞いた事もない作家の作品群を吟味して仕分けし陳列する、日々その
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