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(2014.04.10号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No168 タミフルの無効と害が証明される --国際研究グループ(コクラン共同計画)の最新の結果で-- 本日10日、国際共同研究グループ(コクラン共同計画のレビューチーム)が、タミフル(オセルタミビル)やリレンザ(ザナミビル)など、インフルエンザの治療や予防に用いられている薬剤(ノイラミニダーゼ阻害剤)の評価結果を公表した。 その558ページにわたる膨大な報告書で、研究チームは、ノイラミニダーゼ阻害剤は、症状を半日程度軽減するものの(喘息の小児ではこの効果もない)、肺炎や入院を防止する効果を持たず、特にタミフルについては、害が、精神症状のほか、頭痛、腎臓病や糖尿病、心臓の律動異常など、様々であり、公衆衛生上重要な病気の治療や予防に用いる価値はないため、各国の医療政策当局、ならびに国際的な健康政策当局に対して、この
大衆薬として広く使用されている正露丸の有効性と安全性、特に安全性について重点的に検討し、TIP誌1999年8.9月合併号に記載したので紹介する。 【四倍量で腸壊死と腎不全】 通常用量の四倍量を服用して、麻痺性イレウスと腸壊死、貧血および腎不全のため手術および透析を実施した例(放置されれば死亡した可能性が強い)が報告されている。また、240錠右を自殺目的で服用後、血中非結合型クレオソート濃度約 500μg/ml(以上)で意識消失と溶血をみとめ、透析がなされた例が報告されている。 【主成分はフェノール・クレゾールなど】 正露丸は木タールより製造したクレオソートを主成分とするが、このクレオソートは、フェノール、クレゾール、グアヤコール、クレオソール(メチルグアヤコール)などを主成分とするフェノール系化合物の混合物である。 【フェノール類は原形質毒】 フェノール化合物は、高濃度では原形質毒であり、
薬のチェックは命のチェック バックナンバー一覧 NPOJIPが編集・発行する医薬品情報誌(季刊誌:1月・4月・7月・10月の年4回)です。 患者/市民だけでなく医療従事者にも十分に読みごたえのある情報を提供しています。 本誌を仲立ちにして、患者/市民と医療者とが同じ言葉で話し合い、 相互理解を深めることができれば非常にうれしいです。 各号の目次は「特集」別目次、 そして連載記事別目次としての 「みんなのやさしい生命倫理」、 「EBM超入門」、 「映画のなかのクスリ」、 「薬害の歴史」の各目次になっています。 各1200円(定価)消費税は別途 まとめて注文は こちら 当センター発行の書籍を常備している書店はこちら
(2007.3.2号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No77 「薬のチェック」の緊急警告! 事故死・突然死の原因はタミフル! 厚労省は因果関係を認め、直ちに警告を! 薬害の繰り返しは許されない! 睡眠剤・鎮静剤など中枢抑制剤による異常行動は薬理学の常識 タミフル服用後の異常行動は同じことが強く現われたもの もっときつく現われれば呼吸が止まって突然死する タミフル使用後に1年間で100人もの異常行動、これまでに7人も異常行動後に事故死している。睡眠中などの突然死は38人 動物実験で、タミフルの脳機能抑制作用は十分に証明されていた 厚労省はインフルエンザそのものでも同じことが起きるというが、インフルエンザで起きるなら世界中の人に起きるはず。しかし事故死は日本だけである。それに、これまでにも起きていたはずだが、自然経過で事故死や突然死の文献報告はない FDAが主に日本からの
薬のチェックは、 「薬のチェックは命のチェック」と「正しい治療と薬の情報」TIP(The Informed Prescriber)を前身とし、2015年1月から薬のチェックTIPとしておりましたが、2019年からは、「薬のチェック」と名称を改めました。 薬のチェックは、前身の2誌および薬のチェックTIPと同様、製薬企業や行政の援助を一切受けず、広告もなく、購読料によって支えられているため、製薬企業や国に遠慮することなく、 中立の立場から薬剤を評価して本当の情報を載せることができます。 ぜひ、私たちの情報を、日常の診療に、また各人の健康に役立ててください。みなさんに購読していただくことで、 私たちのよりよい調査・分析・情報誌作りが可能となります。よろしくお願いします。
(2006.03.28号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No65 TGN1412事件は不可避だったか? 臨床試験で6人全員がICUに入院 毒性情報の見逃し? 臨床試験は再考を要する 薬のチェック(NPO法人医薬ビジランスセンター) 浜 六郎 英国で3月13日、臨床試験の安全性、研究対象者の保護を考えるうえで極めて深刻な事件が発生しました[1,2]。日本ではほとんど報道されていませんが、英国をはじめヨーロッパでは連日大きく報道されており、事態の深刻さがうかがわれます。 (詳しくは、医療関係者向けに書いたTIP誌3月号の記事を参照ください。なお[数字]はTIP誌で引用した参考文献の番号です) 6人全員が意識不明で人工呼吸器 問題の臨床試験は、PAREXELという米国の臨床試験実施請負会社(CRO)によって、ロンドンにあるNorthwick Park Hospitalで
PPA 不使用の定義:起算日から2 週間前までの間にこれらの製品の使用がなかった場合とした。 患者群で11人、 コントロール群で33人は起算日より3 日前〜2 週間前までの間にこれら製品を摂取していたが、 これらも追加して解析に含めた。 PPA使用(何らかのPPA 含有製品を使用したもの)の定義:起算日当日の発症直前前から起算日より3 日前までの間に使用したものと定義した。(このうち)PPA 初回使用は、PPA 含有製品を発作直前の24時間以内に使用し、かつ起算日より前2 週間以内にはPPA 含有製剤の使用がなかったものとした。 PPA 初回使用時に発作を起こした例は、全例鎮咳剤あるいは感冒剤を使用した例であった。 CI=信頼区間。オッズ比は喫煙状況、高血圧の有無、人種(黒人か非黒人か)、教育レベルで調整した。 女性患者の一人は、 上記の問題の期間中にPPA を含む鎮咳剤や風邪剤、 および
リン酸オセルタミビル(タミフル) と突然死、異常行動死との関連に 関する考察 医薬ビジランス研究所 浜 六郎 【目的】 リン酸オセルタミビル(タミフル)と睡眠中突然死、および、異常行動死との関連を考察する 【方法】 タミフル服用後睡眠中に突然死した幼児4例の文献報告(塩見論文:下図)が発端(下記表1)となり、精神神経系症状例を収集した。 検索情報源は、医中誌、PubMed、当研究所が受けた相談事例、医薬品医療機器総合機構の00-04年度「副作用が疑われる症例」(機構情報) タミフルと精神神経症状(呼吸抑制および異常行動、幻覚など)との因果関係の考察には、新薬承認情報集(製品概要;NAP)、標準的薬理学教科書等の記載情報を用いた。 症例7 当研究所への相談事例中、突然死例 2歳9か月男児。2005.2月 38.3℃。迅速診断でインフルエンザA タミフルドライシロップ1.7g/日(常用量)、
(2004.04.09号) 『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No40 2002年10月の独立行政法人問題とイレッサ問題にはじまり、2003年5月以降のプロトピック軟膏の問題では究極の非営利活動に精を出しすぎ日常的業務に支障をきたし、速報版を中断していましたが、ようやく回復の兆しが見えてきましたので、インターネット速報版を再開いたします。まずは、『薬のチェックは命のチェック』No14(4月20日発売予定)の記事「喘息用吸入ステロイド剤フルタイド(一般名フルチカゾン)は危険」をお届けします。 喘息用吸入ステロイド剤フルタイド(一般名フルチカゾン)は危険 あわてて中止や他に変更も危険 副腎機能を測定のうえ、慎重に安全なものに変更を NPO法人医薬ビジランスセンター 浜 六郎 『薬のチェックは命のチェック』12号(p72)の質問箱で扱った、大村医師からの質問は「ステロイド外
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