ど~も。ヴィトゲンシュタインです。 G.ユーバーシェア, V.フォーゲル共著の「総統からの贈り物」を読破しました。 昨年暮れに発刊された本書は、そのタイトルからスキャンダラスな感じがして気になっていました。 過去に読んできた本のなかでも、ヒトラー総統からお金や絵画をプレゼントされたり、 グデーリアンが土地貰ったり・・という話もありましたが、 それが副題の「買収」に当たるのか、また「ナチス・エリート達」とはどのような人物 (国防軍の将軍連なのか、SS隊員、またはナチ党員)を指すのかが読み取れませんでした。 「総統からの贈り物」を貰ったことが、当時、或いは現在「罪」なことなのか? と・・若干、本書のテーマを自分が消化できるのか、疑問に思いながらも読んでみました。 「下賜金と贈与の歴史」という第1章では、1600年代の神聖ローマ皇帝や、その後のナポレオンが 功労のあった将帥や知人などに途方もない