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都知事選
samakita.hatenablog.com
https://ja.wikipedia.org/wiki/そば清 ビールに焼き鳥の串を入れたコップにあるサプリを入れてかき混ぜたら焼き鳥が消え無色になった映像を見た。 その静止画。 脂肪を水に変えるという。 「そのサプリは肥満を抑制する機能を持ち、体内の脂肪にのみ反応してそれを分解し水にしてくれるのだとか….」(引用) 花粉を水に変えるより凄いw。 それで簡単にダイエットできるって。 きっと短期にバカを騙して儲けて逃げるんだろうと思った。 本当ならまず口や食道や胃腸が大きく溶けて体が可笑しくなり、結果的に病的に痩せるだろうよ。 前、摂って寝ているだけで痩せるサプリ(「夜スリムトマ美ちゃん」)が消費者庁により販売元の コマースゲートが景品表示法に基づく措置命令を出されたがそんなレベルではない。 体が溶けて痩せるんだぜw。 実際は、下剤成分が含まれていて下痢で痩せるのだ。体にダメージを与え
『ZAITEN』2018年6月号(財界展望新社)に、「企業倫理を問う! よくわからない素材 新素材の科学的根拠をわかりやすく説明できるのか はるやま、ミズノ、福助・・・「花粉を水に変える新素材」に群がる大企業」という記事がある。125~127pの3ページ。 取材を受けたので、記者に「ハイドロ銀チタン」なる素材について、ぼくがわかっている範囲で答えた。 それで、「法政大学教授で科学ジャーナリストの左巻健男氏」のコメントが載っている。(下に3pのうちの1p目の画像を張っておく。) ぼくは、すでにこのブログで次の記事を書いている。 ■花粉を水に変えるマスク、ハイドロ銀チタン関連■ 【花粉を水に変えるマスク】は100%のニセ科学ではないが…今の状態ではニセ科学と言われてもしょうがないと思う http://samakita.hatenablog.com/entry/2018/03/25/103608
2018年4月16日、阿部宣男vs松﨑いたる板橋区議の東京地裁裁判で松﨑さん勝利の報告会に参加した。その報告会後の懇親会で、篠原常一郎さんと話をした。 篠原さんは、ナノ銀除染に嵌まっていた小沢一郎さんから「板橋にナノ銀除染をインチキという共産党区議がいるから共産党でなんとかしてくれ」と頼まれて仲介の労をとったということだ。 その結果、小沢さんと志位さんらの会合が持たれ、松﨑さんを共産党として指導することと野党共闘の話が進んだという。松崎さんを野党共闘の犠牲者と言っていた。 この話は単なる陰謀論ではないと思う。 ぼくも共産党に手紙を出して松﨑さんを応援するように言った。結局、中央委や都委員の人と話しをすることになったが「インチキというのは市民道徳に反する」の一点張りで平行線に終わった。 政治的な背景を考えると、共産党はそれで松﨑さんを黙らせることが小沢さんらとの約束ですからしょうがないのだと
ツイッターなどネットではどんな人にもなれる。現実は惨めでもネットでは盛れるだけ盛って凄い人物像をつくることができる。 その1つが、howtodominateだ。 *人気者だからツイッターに@howtodominate2さんも登場。2さんはよくハウツのことを知っている。 1960年生まれ(これは本当)。医師で北京の清華大学教授で給与が4千万/年という。研究費、特許料などを入れると億のレベルになるという。奥さんも清華大学教授。次男は大阪大学医学部生。…という「設定」。 博士号は、PhD、MD、博士(工学)、博士(医学)を持ち、東京大学理科2類に入学し、進振りで医学部に進学し、医師国試を受けずに国家公務員になりすぐにコロンビア大学の大学院に国費留学し、学位をとる。医師国試を受けなくて資格をもっていなくても厚生省技官に採用だから凄い。(医学系の技官に資格無しで普通は採用されない。) 米国ですぐにP
「徳島県H23年度畜産関係業績発表会抄録集 4 鶏卵衛生事業におけるサルモネラ検出率の推移と疫学関連調査について」に、 “EM菌で「消毒」していてサルモネラの検出率が増えてしまったA養鶏場の話” がある。(最後にその画像を張っておこう。) これは明確に、EM菌がサルモネラの「消毒」について万能ではないことを示している。 ところが、株式会社EM研究機構は、「「EM卵はサルモネラ菌に汚染されている」といった悪質な書込みがございます」という。鶏卵では無くても、鶏舎環境がサルモネラ汚染されている事実は無視できないだろう。この指摘をツイッターまとめで行った男性に対して、EM研究機構が刑事告訴をしたというDNDニュースがDND出口俊一氏のサイトに掲載された。 EM研究機構は、そのニュースを「参照記事」として次のように述べる。 EMが開発されてからこれまで、インターネット上で誹謗中傷されているような詐欺
判決に、ナノ銀による放射能低減効果&板橋ホタル館累代飼育についての真実性が述べられている。その部分を紹介しておこう。 松﨑さん勝利!:山の阿部宣男(元板橋区立ホタル館) vs 松﨑いたる(板橋区議)の裁判の判決が出た! http://samakita.hatenablog.com/entry/2018/04/02/095212 ※読みにくいと思うので、ぼくが強調しておく部分を赤字太字にしておく。またところどころ行間を空けておく。 【真実性,真実相当性等について ナノ銀記事について】 ナノ銀に放射能低減効果があるとの主張は既存の科学の知識に反するものであること(上記1(2)ケ),原告らの研究においてもメカニズムが不明であるとされ(甲19二11頁),原研による検証試験ではかかる低減効果は認められなかったこと(上記1(2)ウ,キ)等の証拠により認められる事実並びに真実性の証明の対象に関する原告の
【花粉を水に変えるマスク】について左巻健男の意見を追加しておきたい。 2018年03月23日の拙ブログ「花粉を水に変えるマスク」根拠論文を批判したら医学部教授から集団訴訟と脅された「騒動」 http://samakita.hatenablog.com/entry/2018/03/23/102352 は、いつもは1日数十~数百程度の閲覧数なのに、ここのところ1日に何万もの閲覧数があった。 ぼくは100%のニセ科学とは言えないと思う。 光触媒に抗菌性はある。タンパク質を変性させる性質はある。スギ花粉の表面の一部は変性させたり分解する可能性はある。これらは接触や光の存在が条件であり、時間も必要である。 しかし今花粉を水に変えるという根拠になる論文・報告でまともなものがない。1つ論文があったが非常にお粗末だった。それが桑満おさむ医師が批判したものだ。 今の状態でニセ科学と言われても仕方がない面があ
ぼくはスラップ訴訟に敏感だ。なぜならジャーナリストで大学客員教授という人(DND出口俊一氏)から仕掛けられて闘った経験があるからだ。当初、なぜ出口氏がEM菌への批判者に異常とも見える攻撃をするのかは謎だった。後で出口氏が「EM研究機構顧問」だったことがわかった。 この裁判はぼくの完全勝利で終わったが、経緯は、『ドキュメント スラップ名誉毀損裁判 EM菌擁護者と批判者の闘い』 左巻健男著 にまとめておいた。 A5 表紙込20ページ 200円(税抜) http://ankokudan.org/d/d.htm?detail099-detailread-j.html さて、そんなぼくのところに、五本木クリニック院長桑満おさむさんから、ハイドロ銀チタンのマスクを「研究中と称する信州大学の医学部の教授に「ブログを削除しろ、じゃないと次のステージに行くよ」とメッセージが来ています。」と連絡があった。
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2/22~24の呟きから。 2/22板橋区ホタル館不正事件の報告会&懇親会から帰宅。 3月末に判決が出るとのこと。 俺のEM擁護者とのスラップ名誉毀損裁判の暗黒通信本はあっという間に持参した20冊が売り切れ。池田香代子さんがアピールしてくれたのも大きい。 板橋区ホタル館不正事件の報告会2/22。被告松崎さんの報告会なので当然だろうが、原告側の酷さに参加者は皆深く納得したようだ。裁判は原告側の弁護士9人だって。俺のEM擁護者との場合でも弁護士3人(俺の方は2人)。ホタル館に投入された10億円の税金の使途の闇。ナノ銀除染に至っては児戯に等しい。 原告は25世代累代飼育で20万匹を羽化と主張していたがそれは嘘と認めた。本当は毎年2万匹が成虫に、と主張するが区の調査で幼虫2匹。幼虫は7万匹位いなくてはならない。ホタルの水路は幅1.3m、長さ17m。原告は職員が踏み潰したのですぐに水に溶解してしまっ
─────────────────────────── 「無職だと誰も話を聞いてくれない」と捏造した中国の大学教授+医師。まともな人は気づいて離れた。まあここはツイッターだからそういうのが相手でも世界の有名大学教授とやりとりできると喜んでいる人はいるだろうなあ。 岩波文庫を初め、ライトノベルまでたくさんの著書があるというが1冊でさえ書名をあげたことはない。論文名もそうだ。無職引き籠もりがネットの世界では何にでもなれる。 howtodominateが本名を「Ye Xiang」と出した。今度は実在の清華大学教授の成りすましをしようとしている。 調べればすぐわかる嘘。バカなら騙せると思っているんだろう。本当にクズだ。 howtodominateが「正体はYe Xiang」と出したことでもう終わっていくだろう。 本物は北京大学出身の若手研究者で清華大学准教授、顔写真も電話もメアドも公開されている人
このhowtodominateと称する元友人は、国内の引き籠もりなのに、次のように日本人をゴキブリ扱いし攻撃しながら日本国籍を抜いたと北京の医師・大学教授だという妄想的ネット人格をつくり、日本人に向けてツイッターをやっている。 たとえば日本人について次のようにゴキブリ呼ばわりをしている。 ・私はよく「日本人はワセリン塗りたくったビーカーの中のゴキブリ」という言い方をする ・日本人は本当にゴキブリの集まりだ ・ゴキブリ民族は日本人そのもののような気がします。 ※一番の問題は、医師だとしてとくに糖尿病の患者に診断的なことを述べることです。そのため、患者のフォロワーがたくさんいます。 相手がバカだとみるやDMで「自分は…だ」という嘘「正体」を明かす。それを信じた日本の大学教授がいたのが残念過ぎます。 医師だと信じた人に診断したりもします。 学歴・職歴も妄想的。だからそこには間違いがたくさんあるが
左巻健男『暮らしのなかのニセ科学』平凡社新書のまえがきとあとがき http://d.hatena.ne.jp/samakita/20170509 《目次》読者のみなさんへ 第1章 ニセ科学をなぜ信じてしまうのか 1 スティーブ・ジョブズの場合 2 絵門ゆう子さんの場合 3 「人はだまされるようにできている」ことを知る 4 あふれる健康情報と体験談 5 ニセ科学は誰を狙うか 6 ニセ科学にだまされる背景 第2章 がんをめぐるニセ科学 1 がんという病気と発がん 2 代替医療大国のインチキがん治療薬・療法 3 注意したいがん治療についての言説 4 抗がんサプリ 5 がん治療うたい、逮捕者 6 抗酸化性成分の神話 7 焦げた部分を食べるとがんになる? 第3章 サプリメント・健康食品の効果は? 1 健康食品・サプリとは 2 健康被害をもたらすサプリ 第4章 あのダイエット法、本当に効果的? 1 あ
前に松崎板橋区議を応援したら共産党員・支持者らからいろいろ言われた。 一部の党員・支持者の鬼畜ぶりには怒りを覚えた。 事情をよくわからないくせに「党は絶対正しい」という宗教的とも思える「信念」(?)で攻撃。それに乗じて明後日向いたジョーのような可笑しげなのも攻撃してきた。 いちばん印象深かったのは「新日本出版社は左巻健男の本を絶版にしろ」だった。 その新日本出版社は共産党系ならではのプラスとマイナスがあると思って一生懸命に書いた。 赤旗に連載したエッセイを土台にした『ニセ科学を見抜くセンス』新日本出版社。 共産党の議員や支持者にはニセ科学に嵌まってほしくないという思いがあった。赤旗紙のエッセイでもEM菌について大きな反響があったという。 赤旗紙にもときには可笑しな話が載るのだ。また野党共闘絡みで自由党の「ナノ純銀」傾倒にも危惧があった。野党共闘の中で他党のニセ科学に塗れてしまう事態だ。 E
自宅菜園などで“EM結界”をつくっているという人の話を読んでいたら、どうも元学校長であることがわかり、「まさか校長のときにもEM教育をしてはいないだろうな?」と心配になった。 しかし、心配は当たった。 「やっちゃっていた」のである。 インフルエンザ対策にEM米のとぎ汁発酵液を各教室に設置されている超音波加湿器で噴霧していたというのだ。北海道の旭川市立西神楽小学校でのことだ。 “まず、各教室に設置されている超音波加湿器に、学校で作っているEM米のとぎ汁発酵液をちょうど100 倍希釈液となるように加え、毎日噴霧しました。” “加湿器内の水の通り道に黒いカビが生えやすいこと”があり、“毎週 1 回は、必ず隅々まで洗わなければなりませんでした。(先生方にはいやがられました。)” “加湿器による噴霧に加えて、毎週 1 回、主に金曜日の夜に““体育館を除く校舎内全てにEM100 倍希釈液を散布しました
しんぶん赤旗紙で水曜エッセイ「ニセ科学の正体」の4回目でEM(EM菌)を取り上げた。 さらにその中でEMの反響が大きかったので、番外フォロー編も書いた。 左巻健男・ニセ科学の正体連載(4回)+番外フォロー編 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20141018 ─────────────────────────── EMとはなにか 私が編集長をしている『理科の探検(RikaTan)』誌2014春号は、「ニセ科学を斬る!」を特集しました。そこに、「EM団子の水環境への投げ込みは環境を悪化させる」(松永勝彦)と「EMのニセ科学問題」(呼吸発電)という二つを取り上げています。本号は発行元のSAMA企画に在庫があります。 EMは有用微生物群の英語名の頭文字です。本当に有用かどうかははっきりしません。そう名づけただけだからです。中身は乳酸菌、酵母、光合成細菌などの微生物が一
『中央公論』2015年12月号 【“疑似科学”と科学の間】(02) 教師も騙される! 学校教育に入り込んだ“トンデモ科学”――左巻健男×川端裕人 https://t.co/i7wXhHbZZq ↑から引用。 川端「左巻先生が、初めに学校で“疑似科学”が教えられていることに気付いたのは、いつだったんですか?」 左巻「高校で化学を教えていた頃、水に関する本を執筆したんです。その本が書店でどんな風に陳列されているのか見に行ってみたら、僕の本の隣に“水からの伝言”(波動教育社)という写真集が並んでいて、そちらのほうがよく売れている。それで、興味を持って読んでみると、『水の入った容器に“ありがとう”という言葉と“ばかやろう”という言葉を書いた紙を貼り付けておいてから、それらの水を凍らせると、“ありがとう”を見せた水は美しい六角形の結晶に成長し、“ばかやろう”を見せた水は崩れた汚い結晶になるか、結晶に
小谷野敦氏との電話のやり取り。 「STAP細胞事件は指導の山梨大の若山教授が悪い!」「その根拠は?」「「あの日」に書いてある」「ぼくはその本を読んでいない」「それじゃあ話にならない」「読む気にならない。博士論文から不正をし続けた人ですよ」… 結局、堂々巡りで「インチキな人とは話にならない」と電話を切られた。 小保方晴子『あの日』は読む気が起こらない。自己弁護だらけというのを生命科学系の尊敬する友人らから聞いていたからだ。 でも、この前ブックオフにあったので読んでみるかな。読む価値はあるのかな? 小保方晴子『あの日』に感情移入して応援してしまった、科学史に残る科学不正事件に無知な人らがいる。瀬戸内寂聴も好きだったのに、その1人のようだ。対談して応援を表明以来その程度のレベルかと残念に思った。生物系のツレ(高等学校で生物を教えていた)も瀬戸内ファンだったがそれ以来色褪せて見えているようだ。 理
理科の探検(RikaTan)誌4月号 http://rikatan.com/ の特集記事の1つを部分的に紹介。 高橋昌一郎『反オカルト論の反響 現代社会における「非論理・反科学・無責任」』 著者は、國學院大學教授。専門は論理学・哲学。超常現象やエセ科学を究明する Japan Skeptics 副会長。 ☆は小見出し。 ☆『週刊新潮』連載と宗教法人「幸福の科学」 略 ☆フォックス事件と大門正幸氏 略 ☆STAP事件と小谷野敦氏 2016年1月には小保方晴子氏の『あの日』が講談社から発行された。なぜこのように一方的なイメージを与える本(「トンデモ本」と呼ぶ人もいる)を講談社が刊行したのかについては、講談社から単著・共著・翻訳を含めて6冊の書籍を出版している私としても残念で、連載でもあえて批判的見解を述べている。 小保方氏の『あの日』は、「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように
『月刊保団連』2017年2月号が送られてきた。 特集:「ニセ医学」に出会ったら。 ・疑似科学の現状と科学性評定の試み−サプリメント問題を中心に 石川幹人 ・医療現場におけるニセ医学の傾向と対策 酒井健司 ・ニセ医学を見抜くセンスのために 左巻健男 ・医療者が「ニセ医学」と対峙する際に取るべき態度とは−だまされても、患者の自己責任? 増谷彩 ・代替療法とリスクコミュニケーションの困難性−科学的に論破しても解決しない理由 平野直子 (以上特集 各6p) 石川「科学性の評定に関する知識が役立つ」/ 酒井「批判するだけでなく患者の訴えを傾聴し、良質な医療を提供することが対策」/ 左巻「ニセ科学で特に問題なのは、健康系・医学系」 / 増谷「患者の選択を最初から「自己責任」で済ませてよいのだろうか」/ 平野「対抗文化的なライフスタイルが「自然」であることを善とする見方で意味づけられている現状がある」
左巻健男が当日配布した資料です。 【告知】(16/12/23祝@東京)言論と公益を脅かすニセ科学問題 http://shiminshakai.net/post/1958 拙ブログに転載→ http://d.hatena.ne.jp/samakita/20161211 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ EMとナノ銀除染の問題の類似性 *EMのニセ科学になぜ危険性を感じるのか EMのニセ科学性については後で具体的に述べることにして、私がニセ科学の中で、もっとも危険性を感じるのが、このEMです。その理由を三つあげておきましょう。 ① まず、学校や環境活動に入り込んで影響力があること、そこでは善意の人らが担ってしまっていることです。〜 ② 次に、EMが政界に影響力を及ぼしていることです。 安倍内閣の下村博文文科大臣は、比嘉氏の講演を聴いて「EM技術による放射能被曝対策もで
板橋ホタル館不正の件・松崎さんを共産党が除籍にした件について。 元々共産党板橋区議団は、松崎さんと共に板橋ホタル館不正を追求する立場に立っていた。 ところが、阿部氏からの名誉毀損裁判が始まると、共産党中央委、都委、板橋委などは、松橋さんに「ナノ銀除染をインチキと言うな」「インチキなどは社会的道義に反する言葉だ」「秘密の内輪でやる説明会に出て“説明”を受けろ」「自己分析せよ」などと指導するようになった。 どうも共産党板橋区議団の多数は、ホタル館不正よりは住民が喜んでいたホタル館を存続させようとする方向もあり、松崎さんのような立場は疎んじられたようだ。 そして党もホタル館を応援してきてしまったことを不問にして区長の責任にしている。 ─────────────────────────── 松崎いたる・板橋区議 (@itallmatuzaki) そうなんですよ。初めの頃は私とも共同していた。 とこ
カール・セーガンは、著書『コスモス』の中で「途方もない主張には、途方もない証拠が必要である。」と語っています。 ニセ科学は、通常の科学から見て「途方もない主張」をすることが多いものです。 たとえば、第一章で扱った「EM菌」を思い出してみましょう。 私は、EM菌を信じる人と話をするとしたら、次のように言うでしょう。 「1200 ℃でも死滅しない? それはすごい微生物群ですね。それはきちんと検証されているのですよね?それならちゃんとした学術雑誌に発表されていますね?」 「EM菌を入れた密閉容器の上のウイルスは失活する? それはすごい結果ですね。それはきちんと検証されているのですよね? それならちゃんとした学術雑誌に発表されていますね?」 この2つだけでも事実ならば、これまでの生物学などをひっくり返すほどの衝撃を与える主張です。ちゃんとした学術雑誌に発表され、さらに追試もクリアして、科学の世界で
松崎区議を応援するため、ここにも転載しておきます。 ホタル館の不正追及に蓋をする和解案に反対する討論 2016年12月12日 板橋区議会議員 松崎いたる ◆はじめに。巨額の税金をつぎ込んだホタル館 私は議案第108号「訴訟上の和解について」反対の立場から、討論を行います。 平成元年からのホタル飼育を引き継ぎついだホタル生態環境館は、実質的には平成26年1月27日の生息数調査の日まで、今回訴訟の原告である元職員の手で、事業が行なわれてきました。 その予算規模は年に3000万円から4000万円にも及び、25年間の合計では、ゆうに10億円を超えるものです。その金額の異常ぶりは、調布市が年10万円の予算でホタル飼育を続けていることからもわかります。 ◆根拠のない区民負担 ホタル館では数々の不正がありました。この議案は、ホタル館の元職員に区が残業代に代わる解決金500万円を支払うと同時に、元職員と区
↓はこれで終わりかと思っていたら… 内容証明郵便が来た!〜朝日新聞掲載「シャワーヘッド記事の件 2016-05-14 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160514 朝日新聞DIGITAL掲載「シャワーヘッド『水通せば殺菌』 福岡のメーカー開発』記事をめぐっての左巻健男の疑問 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20151026/p2 2つ目の内容証明郵便が来ました! 一度目と同じでシャワーヘッドの「発明者」の大熊洋史氏からです。 「ブログに出していいか」とメールしましたら、 「俺も公開しますので、どうぞ。大熊」 という返事が来ました。 読んでみると末尾に、 「最適な時期に、この内容証明書と録音テープを公開する。」 とありますね。録音していたんですね。 では、あとは前の2つと以下をお読みの上、各自が判断してください。
5ヶ月経ちましたが返事が貰えない状況なので、ここに公開したいと思います。 *「ナノ銀除染というインチキ科学を批判したら元板橋区職員阿部宣男氏から訴えられた」と聞き、」は、少し補充しておく。 正確には、「ナノ銀除染というインチキ科学を批判したことで、“インチキ”などの表現を名誉毀損だとして元板橋区職員阿部宣男氏から訴えられた」ということ。 *「ニセ科学を批判したから裁判に訴えられた」というのはざっくりとした話。提訴してくるニセ科学側が理由にできるのは営業妨害や名誉毀損。そこでニセ科学側は言葉尻を捉えてニセ科学批判側を名誉毀損で訴える。だから、その提訴の背後にはニセ科学批判がある。 名誉毀損とされる、その言葉は意見論評とセットになっている。それで科学上の問題にもなる。 *11月15日(火)、一時間余中央委・都委から説明を受けた。しかし認識については平行線だった。この要望は継続する。 ─────
次ようなメールを何人かに出しました。 ─ ─ ─ 左巻健男@理科の探検(RikaTan)誌編集長&法政大学教職課程センター教授です。 本メールはこれまでにニセ科学のテーマを書かれた人にお送りしています。 12月25日原稿締め切りで、理科の探検(RikaTan)誌2017年4月号で特集「ニセ科学を斬る! 2017」を組む予定です。 すでに取り上げたテーマでも切り口を変えて扱うことも可能です。 1テーマ4pか6pを考えています。 *こんな記事を書きたいというのがありましたらぜひ返事をください。 9月2日に編集会議をしますので第一段階はそこで決めたいと思います。 *こんな記事を○○さんに書いて貰うと良いというアドバイスも大歓迎です。 以下は既刊のニセ科学特集の記事一覧です。 http://www.rikatan.com/wiki.cgi?page=backnumber ─────────────
*コメントは後ほど。 ※「2016年5月31日付の水素水に関する新聞記事」は、以下に紹介。 東京新聞「こちら特報部」「水素水ブーム」の記事にコメント掲載2016/5/31 http://d.hatena.ne.jp/samakita/20160531/p1 合わせてご覧ください。 左巻健男の水素水についての判断は、『ニセ科学を見抜くセンス』新日本出版社、『水の常識ウソホント77』平凡社新書(どちらにも同じような認識を執筆)をご覧ください。 その後の補充された認識は、『RikaTan(理科の探検)』誌 http://rikatan.com/ の10月号(8/26発売)に執筆予定である。 ※なお、東京新聞の記事で左巻健男の名前が出ているのは次の箇所である。 ─────────────────────────── 市民向けのサイエンスカフェなどで水素水ブームに警鐘を鳴らす左巻健男法政大教授(
今朝の新聞なので、テキストは後日に。 【追記】6/1の中日新聞にも掲載されたようです。
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