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アメリカ大統領選
sensualempire.hatenablog.com
近年、スラヴォイ・ジジェクやアラン・バディウ、カトリーヌ・マラブーらの影響下で、英語圏において生じた大陸哲学への新しい関心は、何人かの哲学者や思想家を巻き込む形で思弁的実在論(speculative realism: SR)と称されるある哲学的立場、ないしフッサールが自身の創した現象学をそのように呼ぶことを推奨したやり方に従うならば、哲学的「運動」を生み出した。2007年にイギリスのロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ*1で開催された、クァンタン・メイヤスー、グレアム・ハーマン、レイ・ブラシエ(Ray Brassier)、イアン・ハミルトン・グラント(Iain Hamilton Grant)の四人をメンバーとする同名のシンポジウム*2が、一般的にはこの運動の直接的起源とみなされている。そこに読み取られるこの運動の基本的方向性は、カント主義(Kantianism)の乗り越え、相関主義(cor
もう2016年も3月に突入していますが、2015年の活動を備忘録的にまとめておこうと思います。 ・青土社『ユリイカ』2015年3月号「特集:クラムボン」に、論考「消費・自然・ジャンル――クラムボンについて」を寄稿しました。 ・青土社『現代思想』2015年6月号「特集:新しい唯物論」のコーナー「研究手帖」に、短文「そこにある相関主義」を寄稿しました。 ・渋家元代表の齋藤桂太氏が主宰する批評パンフレット『アーギュメンツ』の第一号(2015年10月発行)にて、論考「芸術は二度死ぬ(死んだとは言っていない)――赤瀬川原平について」を発表しました。 ・青土社『ユリイカ』2015年11月号「特集:梶浦由記」に、論考「梶浦由記の音楽に関するヴァイラルな覚え書き」を寄稿しました。 ・早稲田大学現代文学会が発行する同人誌『Mare』vol.1に、同会会員である佐藤正尚(米原将磨)さんとの対談「言葉を中華鍋で
さて、8月9日(火)から8月13日(土)にかけて、多摩美術大学で、僕のキュレーションで 「Consumer-Generated Orgia展」というグループ展示を行います。 (追記:この展示の企画責任はキュレーターである僕にあります。以下に述べますこの展示の概要を読み、なんらかの質問や苦情をお持ちになった方は、以下の公式メールアドレス consumergeneratedorgia@gmail.com ないしツイッターid;@sensualempire に連絡ください。積極的に対応したいと思います。) この展示はニコニコ動画の動画作家たちをビデオアーティストとして美術のプロパーな世界に紹介しようというものです。 ところで、ニコ動のMADをビデオアートとして展示するというある意味安直極まりないことを確信を持って行うわけですが、そうは言ってもビデオアートにはビデオアートの正統な歴史が、ナム・ジュ
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