この記事はLL/ML アドベントカレンダーの記事です。なごやに向かって不用意な発言をすると勝手に登録されるので皆さん気をつけましょう。 SML#の0.90リリース以来、私はSML#の美しさに魅せられ……ることは別になく、もっぱらその低レベルプログラミングとの相性からSML#の使い方を妄想するなどの健全な遊びをしておりました。 SML#はなかなか楽しい言語です。特に怪しいC/C++のライブラリをwrapするのには、SML#は極めて強力な道具となることが期待されます。 こうした処理を、ストレスなく書ける処理系として、私はSML#に密かに期待しておりました。 が。 SML#を使うにあたって、そこには大きな問題があります。 x86では動くけど、ARMで動かない! POWERで動かない! SPARC64VIIIfxとかで動かない! せめて、x86_64で(32-bit libsなしで)動いて欲しい!