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ノーベル賞
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「インバウンド」という言葉を聞かない日がないくらい、訪日外国人旅行者に向けたサービスや対応が盛んです。 CINRAも、HereNowはじめ、旅や海外とのコミュニケーションは注力しているフィールドです。実際に官公庁や行政、広告代理店などから観光メディアのご依頼をいただくことも増えました。 でもなぜか、「インバウンド」という言葉がまとっている空気感のようなものに、なかなか馴染めないでいます。 「インバウンド」以外にも、「爆買い」とか「越境EC」とか、そういう(語弊を恐れずに言えば、お金の匂いがする)キーワードに対してちょっと距離を置きたくなってしまいます。いや、ボランティアじゃなくてビジネスですから、忌避すべきものではもちろんないはずなんだけど。なんなんだろう、この違和感。と、ずっと思ってました。 ちょっと前の話ですが、今年のゴールデンウィークに、函館に行ってきました。そこで起きたちょっとした
「最近なんか面白いのあった?」と、いろんな人におすすめを聞くのが趣味です。観光地、レストラン、本、映画、テレビ番組などなど。自分の選択のバリエーションに飽きてくると、「自分では絶対に選ばないものを選びたい」欲求がでてきます。アンテナを揺さぶりたくなる。 そんなこんなで知人におすすめを聞いていたところ、興味深い偶然があったのでそのことを書こうと思います。 おすすめされたものが同じだったというならありがちですが、そうではなく、複数の人からおすすめされたものの「傾向」が、とてもよく似ていたんです。 まず、ライターのT氏のおすすめ。ぼくは普段テレビを見ないので、芸能界に関する連載をよく書くT氏に、最近おすすめのテレビ番組を聞いてみました。で、これを勧められました。 家、ついて行ってイイですか? | テレビ東京 最近、人気でゴールデンに移行したようです。簡単に言うと、終電を逃した人(ほとんどが酔っ払
我が社・CINRAのある渋谷区道玄坂には、IT企業やスタートアップがたくさん集まっています。なので、街を歩いていたり、近くのカフェに入ると、びっくりするくらいニッチな業界トークを小耳にはさみます。 「◯◯が◯億円調達したらしいよ」 とか 「とりあえずCMS入れりゃOKってわけじゃないじゃん?」 みたいな具合です。ぜんぜんOKじゃありませんし、うかつに外で話ができません。 そして最近、連続で聞いた一言がこれでした。 「受託やっちゃえば、全然ラクなんだけどさ」 一週間経たぬうちに、一言一句違わずに(たぶん)聞こえたので、もしかしたら同一人物が話していたのかもしれません。 そんな血気盛んな若人には、ぜひ当社にエントリーいただきたいのですが、一方で、反射的にムカっときてしまったのも事実です。子供ですいません。 ■ かなりニッチな話しなので、僭越ながら軽く説明を。 彼(男子でした)が言う「受託(ジュ
以前このブログで書いた「ネイティブアドよ、死語になれ」という投稿について、様々なご意見をいただきました。本件についてはその後も各所で議論されていますが、弊社の今後の方針が決まりましたので、発端でもあったこのブログで報告させていただきます。 結論から申し上げると、弊社メディア『CINRA.NET』では、現在サイトの全面リニューアルを進めており、それを機に、広告表記をはじめとするJIAAが定めたガイドラインに沿った形で媒体運営をしていく所存です。 今回の判断をするに至った理由としては、2点挙げられます。 1つは、現在のメディア環境に関する私の認識や知識が不足していたこと、2つ目は、記事広告に広告表記をすることで記事や媒体の価値が本質的に損なわれるものではないと考えたためです。 1点目については、現在のWebメディア広告に対する私の知識の不足です。 例をあげると、メディアが広告主や広告代理店から
先日、こんな発表がありました。 <ネイティブ広告>誤認防止で業界が指針策定 定義や表記定める —引用— 「記事なのか広告なのか分からない」などの批判が出ているインターネット上の「ネイティブ広告(アド)」について、業界関係者で組織するインターネット広告推進協議会(JIAA)は18日、「広告であることと、広告主がだれであるかを表示する」などのガイドライン(http://www.jiaa.org/guideline.html)を策定し、発表した。消費者の誤認防止とネット広告市場の健全な育成が狙い。 —引用— つまり、「記事の中で、それが広告ならちゃんと『これは広告ですよ』と読み手が気づけるように表記しなさい」というルールが制定されたということです。 なぜなら、消費者がだまされないようにするため、とのこと。 ぼくにはむしろこのルールは、「宣告」のように見えました。 広告会社のプランナーへは、 「広
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