県教組による県教研準備集会の第一部が、大内裕和氏の講演会。お題は「教育基本法「改正」とは何か」。ファシズム化する教育行政/現場の実態と、それを制度化しようとする政権サイドの動きについて。 茶色の朝 作者: フランクパヴロフ,ヴィンセントギャロ,藤本一勇,高橋哲哉出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2003/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (61件) を見る『茶色の朝』の世界を既に地で行く東京都。やがて日本全国が、東京都化していくだろうとの予測。疲弊する教育現場――子どもも、教職員も――ゆえの、思考停止とあきらめの蔓延。不安を煽りつつ人々をそうした疲弊状況へと固定化するものとしての「学力低下」キャンペーン。それは同時に、近代立憲主義の大前提――市民社会が国家権力を憲法で拘束――となる批判精神や人権思想そのものから、教職員/子どもの関心を逸ら