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パリ五輪
tonegawa.hatenablog.com
Disclaimer 利根川が代表を務めるNPO法人みんなのコードはGoogle.orgから寄付を受けています。 本渡欧についての旅費交通費は自己負担ですが、現地での交通や一部の食事についての便宜をGoogleより受けております。 本ブログについては、Google社ではなく、利根川の意向で執筆・公開しています。 Google Educationチームの方とご一緒にBETT+ヨーロッパの学校を視察する機会に恵まれたので、 忘れないうちに自分の整理したメモを公開します。(誤字脱字や多少の聞き間違えあるかもしれません。。) ハーマンキュラン校訪問 “A school that is not a school” 「学校じゃないような学校」と生徒が言っていたとのこと (最近EUではプライバシーが厳しく生徒が写っている写真はWEB公開NGです..) 1. 1人1台Chromebook, G Suite
昨年度、ふるさと納税を活用し、本年5月に石川県加賀市にコンピュータクラブハウス加賀を設置しました。 そして、その報告会を12月1日に加賀市で、12月8日に東京で実施の段取りを組んでおります。 一方で、ご寄付いただいた方から「もっとクラブハウスの活動や寄付金の使途について報告してほしい」とのお声も頂戴しました。また、先日クラブハウスに来訪した市長からも「良いことなのでどんどん情報発信しましょう」との激励もいただいており、今後活動内容の発信に力を入れていこうと思います。 2018年12月ふるさと納税型クラウドファンディング開始 昨年度、石川県加賀市と、みんなのコードは、ふるさと納税クラウドファンディングを活用し、コンピュータクラブハウスを設置しました。 背景としては、みんなのコードは、2020年の小学校でのプログラミング教育必修化を支援してきました。しかし、学校内では時間数が限られていたり、学
みんなのコードは「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」とのミッションで「都市部は順調なので課題は地方」と地方を頑張ってきました。 特に東京都はこれまで全国の都道府県の中でも比較的準備を計画的に進めているかに見えていました。 しかし、東京都教職員研修センターが発行した昨年度の紀要での小学校プログラミング教育についての事例が『 コンピュータを使わない活動だけ 』とにわかに怪しいとのことで久しぶりにブログを書くことにしました。 そもそもこれまでのプログラミング必修化の経緯(おさらい) 国レベルでの必修化の準備 このブログをお読みの方にはご存知の方も多いかもしれませんが、2016年4月に小学校段階からのプログラミング必修化の方針が発表され、 小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議 (私も参加 2016年度 前半) 中央教育審議会
昨年12月の中教審の答申を受けて学習指導要領の改定案がパブリックコメントに出されました。 パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ 全体として 個人的にも昨年開催されたプログラミング教育についての有識者会議で提案したことを、学習指導要領という硬い枠組みの中で可能そうな範囲においては、だいぶ反映されたように思います。 プログラミング教育については、「総則」、「算数」、「理科」、「総合的な学習の時間」で言及されております。総則では、プログラミングについて各学校が計画を立ててに実施する(カリキュラムマネジメントする)よう定められています。 ただ、昨年秋以降新たに出てきている課題や今後出てくるであろう課題等を改めてパブリックコメントから下記のようなことを書こうかと思っております。 1. 教科での実践事例について 昨年の小学校段階でのプログラミング必修化の発表以
昨日 6月3日 私も委員を務めている「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」の第三回が開かれ、概ねの意見がまとまり終了しました。 会議で主張したこととそれが反映されそうか 第一回での発表(下記スライド)やその後の意見交換で 臆さずに申し上げた意見が自分の想定以上に反映されそう で少し驚いています。 小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議(第1回) みんなのコード 発表資料 from Yuta Tonegawa www.slideshare.net 1.総合的学習の時間→各教科での実習 の2段階必修が理想 : △ 「各教科内の時間で プログラミングで学ぶ 」というのが、既定路線という感じが正直あったのですが、「 総合的学習でプログラミングとしてきちんと基礎を学んだ上で、各
本日発売のリンダルーカスさんの「 ルビィのぼうけん 」の待望の日本語版を読みまして速攻レビューです。 ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング 作者: リンダ・リウカス,鳥井雪出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2016/05/20メディア: 大型本この商品を含むブログを見る 何が素敵か まず、「プログラミング・コンピューターって楽しい」というのを子ども(特に女の子)に伝えたいというリンダさんのビジョンが素敵です。 その上で、可愛らしいキャラクターの世界を創り(前半)、自分たちの生活と関連するテーマで考える(後半)の二部構成で、 未就学児からプログラマー的思考法 (Computational Thinking )と触れることができ、 ビジョンが形になっている のがさらに素敵です。 この本のクラウドファンディングでのメッセージビデオ プログラミング教育での想定される使い方 1. 未就学
Code.org のAsia Pacific ManagerのJake Bell さんが来日し、Googleさんがイベントを主催し一緒に登壇したのが非常にエモかったのでシェア。 1. 前座:私 2020/02/14 code.org meetup from Yuta Tonegawa 2014年に前職のエンジニアと非エンジニアのギャップを埋めるために Hour of Codeを社員にし、面白いから子ども向けワークショップを翌月開催したところから始まりました。 その後、Code.org のコンセプトを参考に日本でもHour of Codeだけでなく、学校でもテクノロジーの教育必要だなと思い、非営利法人としてアプローチしてみようとみんなのコードを設立しました。 最初の1年強はHour of Code推しだったのですが、必修化が決まると既存の教科の中でという方針に合わせて研修をしたりプログルを開
www.yomiuri.co.jp 新成長戦略でプログラミングの必修化についてのリーク記事がでました。 官邸で示されるのはあくまで「方針」だけで、 官邸 → 文部科学省 → 各教育委員会 → 学校・教員 との具体的実施までのステップが肝要です。 この後、想定される課題を列挙しますと、 1. 各段階での目標整理 新成長戦略公表の段階では抽象的な表現にとどまるので、各段階でのゴール設定が必要になります。 成長戦略の想定する「 社会をリードする人材 」の教育の面と 公教育が想定する必要のある「 中間〜諸々の課題のある層 」への教育の面の すり合わせが必要になってきます。 具体的には先行する諸外国での基準を参考にしつつ、 全教科のカリキュラムとの整合性を意識し、 各学校修了段階 → 各学年 での目標整理を実施する形になるかと想定されます。 2. 単元設計 各段階の目標が決まると、単元の設計が必要に
NHK Eテレで厚切りジェイソンさん司会でScratchを使用したプログラミング番組が始まるとのことです。 Hour of Code教材を推していると、人とお会いする時によくScratchと比較されるのですが、 こうやってNHKの番組になるのは、とても嬉しいニュースです。 なぜ嬉しいか みんなのコードや Hour of Code で目指しているビジョンは「コンピューター科学教育の普及」です。 その 「手段」 として、多くの子どもが楽しめるかつ大人が教え易いよう Hour of Code 教材を提供しているだけで、こうやって「 目指すビジョン 」に日本国内の実体が近づくのは、素直に嬉しく思えます。 どうしたいのか 各プログラミング教材プレイヤーにおいては自教材が当然になるとは思いますが、私は小さいパイを奪い合うのではなく、パイを大きくする方向へ 一緒に 進みたいなと考えています。 昨日も朝日
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