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パリ五輪
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日本のサラリーマンは良く「働きバチ」に例えられる。それでは本家のミツバチの働きバチの実態はどうであろうか? これについてハチの研究者の大谷 剛さんが、多数の働きバチに極微の背番号を取りつけ、両面ガラス張りの巣箱で行動を追跡するという、根気と時間をかけた観察を行っている。 働きバチは本来すべてメスであるが、女王の分泌するフェロモン(女王物質)の作用で卵巣が萎縮し、女を捨てた働きバチとして一族のために働き続けて死んでゆく。働きバチの寿命は1カ月くらいで、その間に多岐にわたる仕事をこなす。花粉と蜜を集める外回り労働のほかに、巣の中にあっても掃除・育児・女王の世話・巣作り・餌の貯蔵などなど、40種類もの仕事を受けもっている。 ただし大谷さんの観察によると、働きバチが何らかの仕事をしている時間は人間の8時間労働よりも少なく、1日平均6.7時間であるという。 もとより休日はないので、この点を勘定にいれ
チョウやガのチョウ目昆虫は日本から 5,000種ほど記録されています。 このうち幼虫の体に目立って毛の多いものを俗に“毛虫”と呼び、毛の少ないものを“いも虫”と呼んでいます。毛虫もいも虫も嫌われ者ですが、 とくに毛虫は、人を刺すことで恐れられてもいます。しかし、チョウやガの幼虫のうち、いわゆる毛虫は、全体の20%くらいで、 人を刺す種類となるとさらにそのうちのわずか2%くらいの種類しかありません。どんなに恐ろしそうな形をしていても、大部分の毛虫はむしろ無毒安全なのです。 だから、ほんのひとにぎりの刺す毛虫を覚えておけば毛虫など恐れるにたりません。 ただ、困ったことに家庭の庭という身近な場所に数種類の刺す毛虫がよくいて、 それに刺される被害が少なくありません。 ここではそうした「庭の刺す毛虫」と「刺さない毛虫」の主なものを紹介しておきます。 1.チャドクガ (ツバキ、サザンカ、チャ) 2.
イラガ科。日本全国に分布。庭にいる有毒の毛虫としては、ドクガの仲間と並んで刺されることの多い毛虫です。イラガの仲間の幼虫は英語でスラッグ・キャタピラー (ナメクジいも虫)といい、脚がほとんどなく、ナメクジのように腹面全体で這い回ります。いろいろな種類がありますが、とくに庭で多く見られるのが本種と次のクロシタアオイラガです。 イラガの幼虫は成長すると体長が25mmくらいで、小ぶりながら、写真のようにからだに多くのトゲを持った肉質の突起があり、まるで武装した戦車のようです。 このトゲは中空で体内の毒腺につながっていて、刺すと同時に相手に毒液を注射します。 ドクガの仲間は毒針毛の毒物質による“かゆい毛虫”の代表ですが、イラガの仲間は毒液の注入による“痛い毛虫”の代表で、刺されると、 電撃的な痛みが走ります。刺すのは幼虫だけで、成虫などは無毒で、また、刺されたあともドクガの仲間よりは回復が早いので
日本の代表的な屋内性の外来ゴキブリ (上)チャバネゴキブリ:淡褐色の小型種−ビルや飲食店に多い (下)クロゴキブリ:黒色の大型種−一般民家に多い ゴキブリ類の起源は石炭紀にさかのぼり、新参の人類とのつき合いはまだ短い期間にすぎません。しかし、 一部の種類は野外から屋内への進出に成功し、近代の交通機関と暖房の発達で世界的な“おじゃま虫”になりました。 ゴキブリ類は雑食性で腐敗食品まで食べて不潔ですが、それも実情は“洗わない手”と大差がなく、 人間の食物を盗むといっても量はたかが知れています。それにしては日本人、とりわけ主婦のゴキブリ嫌いは度を越しています。 しかも嫌われる最大の理由は、その姿や形が気持ち悪いという、あいまいで身勝手な点にあるようです。 今回はゴキブリ類を食べる話ですが、この連載は新たな食料資源の模索がテーマで、悪食の紹介ではない点をお含みおきください。 ゴキブリ類は無毒で
最終更新日:2007年7月30日 著者が多年の研究を通じて収集した野生のきのこを精細な写真を示して解説しています。 各種検索もできます。
AFFTISに寄せられたご質問、および回答の要約を掲載します。 なお、質問者の所属・氏名は伏せさせていただきました。 下記に掲載してあるQ&Aで解決できない質問は、質問箱へどうぞ! お米や野菜など農産物に関する質問はこちら 【 米 】 米の品種 Q−004:米には品種によるカロリーの差異があるのでしょうか? Q−011:軟質米と硬質米の違いについて.. Q−013:米の新品種「ほしのゆめ」について教えて下さい。 Q−022:お米のキララ397の397は、どのような意味で付けたのか教えてください。 Q−064:低アレルゲン米の品種について.. Q−084:米の品種について教えてください.. Q−088:米の品種は、どこで見分けるのか? Q−092:米の品種について.. Q−097:硬質米、軟質米について.. Q−261:コシヒカリについて教えて下さい Q−265:稲
1867年に四季咲き大輪のハイブリッドティーが人工交雑によって初めて育成されたので、この時期までに作られていました原種、シュラブローズなどを「オールドローズ」と総称しています。代表的な系統はR.ガリカ、アルバ、ダマセナ、センチフォリア、ブルボンローズ、HP種などです。一季咲きで、花の色彩も限られているので一般的に豪華さはありませんが、モダンローズにはない、繊細で優雅な姿や花の色、豊かな香りがある。
ゴキブリは塩以外の人間のたいてい食物は何でも食べ、食性は腐敗したものから人糞にまで及び、当然病原菌をまき散らします。実際にゴキブリからさまざまな重要な病原微生物が検出され、 ベルギーのある病院の小児科病棟ではゴキブリのサルモネラ菌による集団食中毒まで記録されています。 加工食品からゴキブリの死体でも出てこようものなら、その企業の浮沈にかかわる大事件です。これが第一級の衛生害虫であることにだれも異論をはさみません。 しかし、あえて反論を承知で言わせていただけば、ゴキブリは本当にそんなに悪者でしょうか? 病原菌の運び屋といっても“洗わない手”だって似たものです。病原菌の“質”となれば、ハエやノミやカの方がはるかに大物です。しかも、 ゴキブリは本来清潔な昆虫で、皮膚からは殺菌作用のあるフェノールやクレゾールを分泌しているという最近の報告もあります。上記の食中毒の事例も、 それが稀なケースだ
●昆虫食が脳の発達をもたらした ●多彩だった日本の昆虫食 ●愛されたふるさとの味「蜂の子」 ●食虫のメジャー「イナゴ」の佃煮 ●食は広州から --- 広東料理の虫たち ●食虫トライアングル --- インドシナ内陸の食虫地帯 ●タガメ食文化圏 --- タイの”全国区”タガメとバッタ ●雲南省の少数民族は虫が大好き ●「虫アメ」とアメリカの食虫事情 ●所変われば……昆虫食のお国がら ●四川省の”遊んで食べる”ゾウムシ ●皇帝の秘薬「冬虫夏草」 ●霊薬「九龍虫」の盛衰 ●毒薬「はんみょうの粉」の正体 ●ハチからの贈り物「ヴァーム」 ●食材としてのアリの仲間 ●アフリカのシロアリ猟 ●食用・薬用としてのゴキブリ類 ●クモを食べる習俗 ●知らずに食べている食品混入昆虫 ●食べられる虫と食べ方 ●肉にまさる虫の栄養価 ●昆虫が食卓に上る日のために これは、
「生物は種族を維持・繁栄させることに生存理由がある。」1964年、当時ロンドン大学の大学院生であったハミルトン(W.D.Hamilton)によって、こうした“定説”を覆す画期的な理論が提唱された。 ダーウィンが『種の起源』の中で投げかけた、働きバチが自らは直接生殖に関与しないのに、一族のために働くという「利他的」な性質がどうして子孫に伝わるのかという疑問に対して、100年以上を経てハミルトンが集団遺伝学の見地から新しい「血縁淘汰(選択説)」を提唱したのである。簡単にいえば、この「他を利すために働く」行為によって、自分と同じ遺伝子を持つ血縁者である女王バチが多くの子供を残せば、このような利他的な性質の遺伝子もまた子孫に継承されるという理論である。いいかえれば、動物は同じ種族でも血縁関係のない非社会性の個体間で、自分の子供を減らしてほかの個体の子供を増やすようなことはないというわけである。
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混入トラブルのナンバー・ワンのガ「ノシメマダラメイガ」 上:成虫、 下:幼虫(幼虫が各種穀類や、菓子、乾果などを食害する) 混入トラブルの多い甲虫「コクヌストモドキ」 上:成虫、 下:幼虫(幼虫が穀粉や、ビスケットなどその加工食品を食害する) その昔、モモやナシを食べるとよくシンクイムシ類というガの幼虫が出てきましたが、当時は「熟れている証拠」と、 その部分だけよけて食べたものです。現在は防除や流通技術の発達で、果物でのこうした”事故”はほとんどなくなりました。 しかし、市販の食品にはいまでもよく虫やその破片が混入していて、食品メーカーにとっては死活を制するほどの大問題になっています。 それは、もともとその食品の害虫である場合がほとんどですが、どうして紛れ込んだのか理解に苦しむような種類もあり、 中には消費者が意図的に入れたケースまであるようです。 いずれにしても食品混入昆虫はメー
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