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現代を生き抜くための ワンポイント社会学投球フォームが変わった?・・・・・・宮台さんの1985年からの10年間は、性愛フィールドワークの時代と聞きましたが?ブルセラショップ(使用済みの体操服、ブルマーやセーラー服といったものを女子高生が売りこむショップ)や援助交際の時代でもありました。 いまの35歳くらいの方々なら知っていらっしゃいますが、僕は93年から96年まで援助交際を含めた女子高生の生態をフィールドワークして、テレビや雑誌で紹介してきました。ハイティーンの女性が元気だった時代です。 その時代の僕を知る人たちが『日本の難点』なんかを読むと、政治や外交や宗教の話をしているので「ええっ!」と思われるかもしれません。でもそういう「昔の僕を知る人たち」がこの本を買ってくれていることも事実なんですね。 「宮台は投球フォームを変えたのか」と思われるでしょうが、それはありません。僕が書く書物の出発点
首都大学東京 教授 宮台 真司 今、“かっこいい”ビジネスパーソンとは 「ホームベース」を持つこと・つくること 神の視線を重視する人にとって、人の世のよしなしごとは重要ではありません。現実世界における自分の姿は「仮の姿」にすぎません。会社にいようがどこにいようが、そこにいる自分は「仮の姿」。そう思えれば、周囲が自分のことを否定しようが肯定しようが、さして重要ではなくなります。ここに、先に述べたパターン認識とは別の、もう一つの知恵があります。 複雑でストレスの多い社会を生きていくには、こうした「会社や組織における自分を『仮の姿』と思える装置(メカニズム)」を調達するのが賢明です。そうした装置で最も有力なものが、自分の居場所であり帰還場所になるようなホームベースです。
7月号スペシャルインタビューにご登場いただいた宮台真司氏。9月号からは、現代のビジネスパーソンを取り巻く様々な現象を社会学者としての鋭い視点で切り取っていただく。 まず、オーソドックスな話から始めます。日本人は一般的に「他者同調的・集団主義的」だとされます。「自分の目の前にいる他者」の承認を得ようとする傾向にあるということです。尊厳(自己価値)の根拠を外に求めるという意味で、「外的な確かさ」を求めやすいのです。 他方、目の前にいる他者とは関係のない第三者、例えばそれは神を持ち出すやり方もあります。「神によって承認されれば、目前の人たちが承認してくれるかどうかはさして重要ではない」という尊厳の抱き方です。これは欧米のユダヤ・キリスト教世界に典型的にみられる、いわば「内的な確かさ」です。
プロフィール 静岡県出身。都内の大学を卒業後、地元の会計コンサルティング会社に勤務。しかし環境に限界を感じ、再び上京。上場前夜の(株)オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)に就職した。9年間の在籍中にデータセンター業務の責任者として経験を積み、2007年6月、サーバ事業を中核として(株)ディレクターズを設立。近年はEV SSL証明書機能に環境価値を付加する独自のサービス展開にも乗り出している。 2007年6月の創業以来、サーバ事業やホームページ制作事業のみならず、IT業界に独自の足跡を刻む(株)ディレクターズ。現在、サイト実在証明機能を強化したEV SSL証明書に独自の環境付加価値を組み合わせたサービス「エコサイン」を精力的に展開している。自由な社風のもと、“考える力”を持つ社員を育成しつつ、自らは“ベンチャーらしさ”にこだわる加藤慶代表に話を聞いた。
現代を生き抜くための ワンポイント社会学・・・・・・それは男女の関係でも、学生の就活でも同じですか? 娯楽性と表現性がなければ、パートナーをゲットすることも難しいし、会社をゲットすることも難しい。多くの人は、一生懸命「自分はこういう人間だ」と主張するんですが、僕は「その前に楽しませろよ」と思うんですよ。 いまは流動性の高い時代です。会社にせよ異性にせよ、いろんな相手を見てきているので、凡庸な人にはうんざりしています。楽しいだけの人もどこにだっているし、言いたいことは分かるけどつまらない人もどこにだっています。 社会学では、異質な相手の目線からどう見えるかを理解できることを「他者性がある」と言いますが、どうも最近の若い人は「他者性の不在」という問題を抱えているようです。つまり、異質な他者の視線に敏感じゃないんです。 学生のインターンシップの受け入れ先の企業でも、同じことを言われます。「性格は
(プロフィール) 1959年3月3日、宮城県仙台市生まれ。私立の名門、麻布中・高校卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。社会学博士。大学院在学中からサブカルライターとして活躍し、女子高生のブルセラや援助交際の実態を取り上げ、90年代に入るとメディアにもたびたび登場、行動する論客として脚光を浴びた。その後は国内の新聞雑誌やテレビに接触せず、インターネット動画番組「マル激トーク・オン・デマンド」や個人ブログ「ミヤダイ・ドットコム」など自らの媒体を通じて社会に発信を続ける。著書は『日本の難点』(幻冬舎新書)、『14歳からの社会学』(世界文化社)、『〈世界〉はそもそもデタラメである』(メディアファクトリー)など多数ある。 ――現代のビジネスパーソンを取り巻く様々な現象を社会学者としての鋭い視点で切り取る連続インタビュー「今“カッコイイ”ビジネスパーソンとは」を、9月からB-plus誌上
プロフィール 1962年神奈川県生まれ。都内の眼鏡専門店に就職、ロンドン店を含め7年間勤務の後、当時日本では珍しかった英国ブランドによるメガネのコンセプトショップを、店長として立ち上げる。95年、ともにメガネ業界で活躍していた同世代4名の仲間と「フォーナインズ」を設立、独自ブランドのメガネ販売を開始した。翌96年に法人化し、(有)フォーナインズ(現・(株)フォーナインズ)を設立。主に営業部門の責任者として活躍する。2008年9月代表取締役就任。全国に直営店5店舗と500以上の取扱店を展開。従業員数100名(2009年7月1日現在)。社名とブランド名の「999.9(フォーナインズ)」は純金の最高純度を表す品質表示に由来する。社是は「謙虚、地道、正直」。 ――所ジョージ、山田五郎、奥田民生といった“こだわり派”の芸能人をはじめ、全国に幅広いファンをもつメガネブランド「フォーナインズ」。日本人に
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