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まず最初に断っておきます。 「そんなことも知らなかったのか」という突っ込みは無し。 では、始めましょう。 情報源である『OS の基礎と応用』の中では、 メモリページング問題の一環として出てきていますが、 実際にはレジスタマッピング、キャッシュマッピングを始めとする いろいろな世界で出てくる話です。 Belady の例外とは あるプログラムがあります。 このプログラムは全部で5Kbyte のメモリを消費します。 が、あなたの計算機には3Kbyte 分しかありません。 でもあなたが使っているOSは、 1Kbyte を 1 page とする仮想メモリが実装されています。 このためあなたのプログラムは動くことができます。 が、時々ページフォルトを起こすのでちょっと遅いです。 あなたはプログラムがどのようにメモリを触っているかを調べました。 すると 5page を順に
システムの故障において、 発生する障害には大まかにいって2パターンありますが、 そのうちの一方で、 より陰険な方がこのビザンチン障害です。 次のことを前提として知っておく必要があります。 たとえシステムがどのように故障しても、 故障そのものを検出する方法はない。 故障したにも関わらず一切の障害が発生しなかった場合、 その故障をソフトウェアレベルで検出する方法はない。 従って、コンピューターシステムにとって問題になるのは、 故障ではなく、 故障によって(あるいはそれ以外のものでも良いが)発生する障害である。 逆に故障が発生したとしても、 障害が出現しないようにシステムを構築すれば それはフォールトトレラントなシステムと言うことができる。 システムというのは基本的に「入力を受けて、出力を出す」代物であり、 電気信号で処理する限り「入力」が『本当に入ったのかどうか
そもそもの始まり いや、先日ネットワークプリンターを作ろうという話がふと発生しまして、 その話を聞いてて、 『もっ、もしかして、 ネットワークプリンターって買っちゃいけないんじゃない?』 と思うほど危険なことを思いついてしまったので。 ネットワークにとって ただのプリンター というものは存在しません。 ネットワークプリンターは まるで普通のコンピューターのようなふりをしてネットワークにつながり、 lpd コマンドとかを解釈して印刷してくれるもの です。 ということは、 プリンターもネットワークに対しては、 通常のコンピューターと全く同様のことが全て可能だ、 ということです。 特にネットワークプリンターは「高機能プリンター」でもあります。 「高機能であるがゆえに、ネットワークを通じて共有する」 代わりに、相応に高額のものになっているわけです。
モンティ・ホール・ジレンマ 3つの扉がある。 1つの扉の後ろにはスポーツカーがある(あたり)。 残りの2つの後ろには山羊が居る(ハズレ)。 どの扉をあたりにして、どの扉をハズレにするかは、 乱数で予め決定しておく。 ここに司会者と参加者を一人づつ用意する (まぁ、司会者が3人も4人もいたら話はまとまらなくなると思うから、 一人が良い所だろう)。 司会者には予めどの扉があたりなのか教えておく。 参加者はどの扉があたりか知らない。 さて、参加者は最初に3つの扉から1つを選ばされる。 司会者が言う。 「私は本当の正解を知っています。 「そこで、残りの2つの扉の内、ハズレの扉を1つ開けて差し上げます」 3つの内2つはハズレなのだから、 参加者がどの扉を選んだとしても残り2つの扉の内最低限1つはハズレの扉になる。 司会者はその扉を開く。 当然山羊が現れる
ここには私が書いた、公開されているドキュメントが置かれています。 ここにあるドキュメントは、特に注釈がなくても GPL に基づいて公開されています。 基本的にドキュメント類は HTML によって記述されているはずですが、 何らかの都合等によって別のフォーマットで保管されている可能性もあります。 また、ブラウザー依存性が少いように書くつもりでいますが、 それもまた保証の限りではありません。 ここに置かれているドキュメントは、 書いた当時に入手できた限りの情報を使って、 可能な限り正確に記述していますが、 内容が誤っている可能性や時代遅れである危険性は否めません。 さらに、ここに書かれている情報が「正しいがゆえに」 被害に合われる方が出てくるやも知れません。 しかし、ここの情報の内容の正誤に関わらず、 ここに公開されているドキュメントによって生じたいかなる 被害
4. Server File Cache → Storage 図4. nfs request flow 本章では図4の赤い部分、 Server File Cache から Storage までの経路に焦点を当てる。 ここは最後のパス、 Storage と IO しなくてはいけない 場合に必ず通るパスである。 図上では Server File Cache, Local File System, Storage は 3つの異なるユニットであるかのように描画しているが、 実際にはこの3ユニットの性能と特性は互いに影響しあって 全体で1つの性能を引き出す。 このため、この3つのユニットはバラバラに評価するわけには行かない。 普通に言う場合は、 この3つのユニットの性能を逢わせて Local File System の性能 と呼ぶ。 広義の nfs では、 Storage の部分は他の物にもなりうる
Introduction 複数の計算機が何らかの形で通信できるようにする、 と言うテーマはそのままそれらの計算機間でデータを転送する、 という問題を意味する。 計算機間の通信ができるようになるとすぐ出てくる問題が どのようなデータを、どのような単位で転送するのか、 という問いだった。 これに対する回答の1つが ファイル を 丸ごと 転送する FTP のような方針だった。 FTP は A という計算機が持つファイルのコピー(レプリカ)を B という計算機に作り上げる能力を提供する。 しかしこれでは一旦レプリカを作った後、 しばらくしてから B が持っているレプリカが、 今もなお A が持っているファイルと同じ内容を保持しているのか、 確認する術がない。 この問題を解決するもっとも安易な手段は 毎回レプリカを取り直す というものだ。 通信速度が十分早く安くなれば、 この方法を用いても特に問題は
fjの教祖様Last Modified $Date: 2008-08-30 14:48:27 +0900 (土, 30 8 2008) $
FileSystem選択法 奥山 健一 2004/08/29 Linuxで使えるファイルシステム ● ext2/ext3 ● ReiserFS ● XFS ● JFS ● VFAT,NTFS,等々も使えるが、起動fsにする には… ext2/ext3 ● 2nd Extended fs/ 3rd Extended fs (第2版拡張fs / 第3版拡張fs) の略 ● MINIX fs が「機能拡張前の版」 – 最大64Mbyteのパーティションサイズ – 32文字までのファイル名 ● Ext は MINIX fs を拡張したもの – 最大2Gbyte のパーティション – 255文字までのファイル名 ext2/ext3 -続き- ● Ext2: – 16Tbyte partition size – 4Tbyte file size – BSD Fast File Systemを意識した
奥山 健一 $Date: 2000/05/15 01:22:21 $ $Revision: 1.6 $ 1. Background. Linux や FreeBSD 上に Samba をインストールし、 Windows client のファイルサーバーや printer server として使おうとする場合、 ときどき、信じられないほど低速な転送速度でしか データを転送できないことがあります。 もし、この転送速度が Windows NT Server などとの通信においても 同じ転送速度しかでない場合はある意味諦めがつくこともありますが、 Windows NT Server との通信は速いのに、 Samba との通信だと遅くなる…という場合は、心理的に我慢がなりません。 このドキュメントでは、 smb.conf を適切に書き換えることでこのような状態においても、 Windows NT
Skip Lists は 1990年に William Pugh によって開発されたリスト構造体の一種である。 オリジナルの論文は William Pugh, "Skip Lists: A Probablistic Alternative to Balanced Trees", Communications of the ACM, June 1990 となっている。 この論文は ftp://ftp.cs.umd.edu/pub/skipLists/skiplists.pdf からコピーを入手可能である。 また、Unix Magazine 1999年 1月号 を入手できれば、 そこには日本語で書かれた解説があるが、 これはほとんど論文丸写しに近いので、きっと重宝するだろう。 数多くの、要素が増減しなおかつ入れ替わるようなデータ構造で、 さらにランダムアクセスが
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