サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.debian.or.jp/~nori
これまではdebianディレクトリ以下のみをいじってきましたが、 最後に、開発元が配布しているソースコードに修正を加える方法を説明します。 debian/rulesについてはメンテナンスのしやすさを重要視しましたが、 それは、開発元が配布しているソースコードに修正を加える際にも当てはまります。 Debianパッケージを管理していると、開発元のソースコードに手を加えたくなることがよくあります。 理由は様々です。 解決したい問題が、次期リリースに向けて開発中のソースコードでは既に修正されているのだが、 次期リリースは暫く出そうにもない。 パッケージについては一足早く修正しておきたい。開発元で開発がなされなくなったため、ソフトウェアの問題を自分で解決する必要がある。 こんなときに、開発元のソースコードに修正を加える最も簡単な方法は、 debianディレクトリの外側のソースコードを直接いじることで
debuildなどのパッケージビルドツールでは、大まかに言うと、 一般的に次のような手順でパッケージをビルドします。 ビルド環境を整備する。不要なファイルを削除する (debian/rules clean)。ソースパッケージをまとめる (dpkg-source -b ディレクトリ名)。バイナリパッケージにインストールするファイルをビルドする (debian/rules build)。ビルドしたファイルをバイナリパッケージにまとめる (debian/rules binary)。.changesファイルを作成する (dpkg-genchanges)。パッケージに署名する。 実際にビルドを始める前に、まずはビルドのための環境を整える必要があります。 「ビルドのための環境を整える」と一口に言っても色々とありますが、 例えばソースパッケージの展開などが挙げられます。 ソースパッケージをビルドする場合
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.debian.or.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く